このブログをご利用される方のための注意事項
- カテゴリ管理
このブログは流れに沿ってお読みいただいた方が文脈を理解しやすいよう ある記事は古い順に表示し、それ以外の記事は新しい順に表示しています。 お読みになりたいカテゴリを選択されますと予め設定した順序 (古い順 & 新しい順) に入れ代わります。
以下が古い順に表示設定したリストです。
女衒の家系に生まれ 高原ホテル、 父親の面影を追い求め 、残照 、義母のもてなし、 入谷村の淫習 、神聖娼婦の淫売 、掘割の畔に棲む女、裏の顔を持つ女、ヒトツバタゴの咲く島で、官能小説『夜道』、惠 一期一会 、シチリアの熱い風 、ありさ 割れしのぶ、官能小説『人妻衣葡 黒い淫略』、ありさ ブルースネイク、ありさ 悪夢の公衆便所、官能小説『ただいま』、官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』、人妻美穂と美大生、ありさ できごころ、蛇の毒、危ない画像、筒抜け、未亡人衣蕪 如意棒、ありさ 義父の視線、クロス・ラヴ、『人妻あや 悪夢の別荘地』 - 記事の管理
当ブログでは 「japanese-wifeblog」 の記事の一部を転載・再編集 (継続中) しアップしています。
対象記事:女衒の家系に生まれ 高原ホテル、 父親の面影を追い求め 、残照
元の記事と比べ内容を多少変えて (至らぬところ、稚拙なところを理解しやすくし) 掲載していますが内容に大差ありません。
ありさ CONVERSATION Shyrock作
「わっ、なんだ?やぶから棒にその過激な質問は」
「だって知りたいんだもの」
「それはだな~」
「うん」
「その昔、男と女は一体の完全体の生き物だった」
「へぇ~そうだったの」
「ところが、完全体である人間の力を恐れた神様が、その身体を引き裂き、男と女という不完全な生き物にしてしまった」
「まぁ、ひどいことを……」
「遠い昔、引き裂かれた我が分身をさがし、互いの身体の一番薄い粘膜で繋がろうと試みた」
「ぃやぁん……なんか想像するぅ」
「キスをして、セックスをして、我が分身を求め、そして一つになろうとした」
「あぁん……もうダメ……」
「だから、だよ」
「……」
「あれ?なんで俺をじっと見つめてる?」
「だってだって」
「ん?」
「一つになったら困るもん」
「なんで。俺と一つになりたくないのか?」
「なりたくない」
「はっきり言うな」
「だって一つになったら、たかしと恋ができないんだもの」
「じゃあ自分の中にいるたかしに恋すればいいじゃん」
「なるほど、その手があったか」
「変なところで納得すんな」
「でもたかしとエッチできないから、やっぱり困るよ」
「ふうむ、やはり話はそこに落ちつくか……じゃあ聞くけど、どうして俺とエッチしたいんだ?世の中にイイ男がいっぱいいるぞ」
密漁監視船の、ヒトツバタゴの咲く島ならではの使い道

これに対抗し、恐らく豊・鰐浦の連合チームであろうが、高速クルーザーを使ってこれらに対処しようとしていた。 写真のように第7管区保安庁は比田勝港に巡視艇基地を持っていたが、彼らは地方公務員、極端なこと言えば夜間は基本動かない。 というより、建前上密輸や武器・薬物の取り締まりには熱心に当たってくれたが、当時密漁となるとのらりくらりと言い逃れをし、本腰を入れてくれなかった。
そこで、これも建前上ではあるが、村の青年団がクルーザーを駆り入れ、対処に当たろうということになった。 ところがである。 相手は知っての通り、密漁に隣国まで出かけようというほどの強者だから武装をしている恐れがある。 おまけに、仲間が酸素ホースを伸ばし、海底で作業をしている。 クルーザーが来たからと言って、おいそれと退却してはくれない。
クルーザーの乗組員は遠方から双眼鏡を使い、果たして自国の船か、或いは隣国のソレか、はたまた酸素ホースを垂らしているか見届ける程度のことしかできなかった。 最終的にはそれを証拠に海保を呼ぶしかなかった。
仕入れてきた女を仕込む

対馬流の客あしらいを教えてやると言われ、ノコノコついていった沙織は、ソファーの上に押し倒され、下半身を広げられ、いきなり花芯をパンティ越しに舐め上げられ嬌声を上げていた。
沙織はつい数日前まで平凡な人妻だった。 バー白鳥のママの元に通い詰めるロハ漢じゃないが、働かないで遊んでばかりいる亭主が競艇で擦って借金のカタに獲られたのが沙織だった。 ヒダの色も、ついこの間まで人妻だったとは、到底信じられないほどきれいなピンク色をしている。
これならば、バー白鳥のママの顧客をごっそり頂くのも夢じゃないと思えた。 白鳥を、この界隈から追い出そうとしてる黒幕は、実はバー桂のオーナーだったのだ。
バー白鳥が立ち去った跡にオーナーは売春用のなにがしかを作ろうとしていた。 それはこうだ。 バー桂に呑みに来た客の中で、女を欲しがってる客だけこっそりバー白鳥が立ち退いた建屋に送り、そこで沙織のような女を使って玉も金もすっからかんになるまで抜こうとしてたのだ。
客には場所さえ教えてやれば、そこは以前から極秘裏に売春が行われていた場所。 阿吽の呼吸で納得してくれるからだ。
問題は女の質だ。 美代子ママは根っからの漢好き。 損得関係なく欲望を貪り合う。
ありさ CONVERSATION Shyrock作
「急いで来てと言うからチャリンコすっ飛ばして来たのに、なんか落ち着いてるなあ」
「息切らしてるじゃん。そこまで必死にならなくてもよかったのに」
「なんだよ、急がせておいて。で、なに?」
「実はね、ローション買ったの~」
「なんだ、ローションか?」
「な~んだ、はないっしょぉ~?」
「だって保湿しなくても、ありさは肌ツヤツヤじゃん」
「たまには嬉しいこと言うねぇ」
「けっこう言ってるつもりだけど」
「でも勘違いしてるよ。顔につけるローションじゃなくて、お風呂で使うローションだよ」
「おおっ!おおおおおお~~~!」
「なんか大げさなだな」
「風呂のローションってことは、もしかしたらありさといっしょに風呂に入れるってこと?」
「そうだよ」
「いくら誘っても『お風呂は一人でゆっくりと入りたいの』とか言っちゃって全然いっしょに入ってくれないのに、今日はいったいどう言う風の吹きまわし?」
「今女の子の間で静かなブームになってて、とにかく気持ちがよくて入浴するだけですぐにイッチャうんだって」
「ん?入浴するだけでイケるんだったら、俺いなくても一人でいいんじゃね?」
「そんなイジワル言うんだったらもういい!一人で入るもん」
廃屋をバーに仕立てるついでに拵えた、漢を連れ込むための部屋

間延びしたような声の主はバー白鳥のママ、美代子。 時刻はもう10時を回っている。 が、布団を干し始めたところを見ると、今しがた起きてきたようだ。
きれいになった……とは、浜田のことではなく、美代子ママ宅の背後にあった廃屋を指してである。 夕暮れの岸壁に佇む女の門脇商店のアパートを、ゆえあって追い出された浜田が、時間と私財を投げうって廃屋を今風に、言えばリフォームし始めていたからだ。 なにせその家というのが、雨は漏るわ床は抜けるわで、まともなのは辛うじて傾かず立っている柱のみ。 浜田は雨漏りはボンドとペンキを交互に塗って塞ぎ、床は3重に合板を張り合わせ塞いだ。
問題は内壁で、立っているとはいえ柱が本土の田舎の田圃で使う杉の丸太 (直径が10センチにも満たない程度のもの) が使われており、内壁を釘止めしようにも相手が腐り始めていて上手くいかない。 それを、徹底的に拾って来た板切れで筋交いを入れ補強することで、なんとか持たせ、更に薄っぺらな合板を釘で止め、その上に見た目も鮮やかな壁紙を貼って一見すると左の写真にあるような家に見えるよう誤魔化した。 それが如何にもきれいに見えたようなのだ。
浜田がこうまでしてここに棲みつこうとしたのには訳がある。 加奈子がしばらくの間逗留させてもらっていた、あの料亭の花子と宴会が引けてから関係を持ち、たった一夜のことなのにお土産を頂いてしまい、汚らしいと半ば強制的に追い出されてしまったからだ。
若い漢を母娘で共有

当時、そういった生活の不足分を彼女は漢を囲うことで埋めていた。 囲うのだから、益々生活費に苦慮すると思いきや、飯をただで食わす代わりに、なんやかやと理由をつけては囲った漢に借金を申し込むのだ。
つまり、表向きは囲う風に見せかけ、その実上下の口で食い物にしていた。 中州がそうなら生まれてこの方、ちやほやされて生きてきたものだから金銭感覚がとんと疎い。 店では自分も一緒になって呑み食いし、勘定時になると酔いつぶれてそろばんが弾けない。 儲かったのか、はたまた損してるのか、判断がつかない。 そこで足りない分を、妾さんに一宿一飯の恩義とかなんとか言い立てて、借金を申し込むのだ。
彼女の悪癖はもうお気づきの通り、相手が誰だろうが火が点くと見境なしになる。 例えば冬場、対馬は磯は大グレ、沖では寒ブリのシーズンに入る。 この時期に限って太公望が対馬に集結する。 その中に岡でも海でも釣り糸を垂らしたい野郎が比田勝に上陸した。
ありさ CONVERSATION Shyrock作
「昨日、どうだった?」
「大したことなかったよ。なんかつまんなかった」
「どうして?」
「もう、超感じ悪い奴がいてさぁ、楽しむどころじゃなかった」
「Z大のコンパだろ?」
「大学生なのに、酒は飲めない、カラオケはヘタクソ、女の子の前で堂々とシモネタ話す、おまけにキス魔までいたもん」
「だから行くなって言ったのに……」
「だって、だって!」
「それに、ありさ、その『チョ~なんとか』って言葉遣い、どうにかならんのか?」
「いいじゃん」
「よかない」
「なんで?」
「なんだか頭痛くなるんだ。まあ、やめろとは言わないが……」
「ふ~ん。ね、それよりさ、この間、代官山で素敵な男の子を見かけたの!」
「……で?」
「今、探してるんだけど、なかなか……」
「目の前に彼氏を置いて言う台詞か?」
「カレシ?誰が?」
「ありさ、最近、意地悪くなってきてないか?」
「だってぇ、誰かさんがデートに誘ってくれないんだも~ん」
「金欠、ガス欠、おまけに時欠だから、仕方ないだろ」
「なに?ジケツって?」
「時間が無いんだ。大体、俺がバイトしながら勉強してることくらい知ってるだろ」
「苦学生ねぇ」
「ありさ、よくそんな言葉知ってるな」
「ああ~、バカにしたなっ」
「ああ、バカにしたよ。第一、お前バカじゃん」
「うう……」
愛車 カリーナで送り狼

幾世は地面に膝をついて漢のブリーフをずらした。 こうなるまでに浦川から伝え聞いた指マンで幾世の蜜壺はたっぷり掻き回しておいた。 漢の怒張は彼女の目の前で反り返り、引き返すことのできない状況を作り出していた。
狭い境内の腰かけ岩のある付近で繰り広げられている情交を、物陰から覗き見る者がいた。 泉地区婦人部の連中だ。 彼女らは素知らぬ顔をし、路地を一旦海岸に抜け、複雑に入り組んだ岩を登りブッシュの中に身を潜め、ふたりの結合を今か今かと見守っていた。
「どうね……ウチが言うた通りやろう」
「ほんとやなあ……熱うなってしもうとー」
壬神社が幾世と漢たちの逢瀬の場となってしまっていることは、もはや周知の事実となってしまっていたが、それを拝んだのは漢連中で、女は興味があっても行きようがなかった。 鳥居をくぐって入ろうと思うのだが、参拝の時期でもなければ目的が目的だけに憚られる。
だが、磯仕事の合間を使って人目を避け、裏口から登れば話しは別だ。 男は魚を獲り、女は磯で海藻やウニを獲るものと決まっていたからだ。
「坂井んとこは、よか男が出入りしとーそうやなか。 あちらん方はどうなんやろうね」
「幾世がこがんもんだもん、あんたが行って試してみたら?」
家の裏手の境内で逢引する幾世

「いまいかんとよ、ウチのんがまだおるけん」
電話の向こうで盛んに逢いたがる漢を、なんとかなだめすかす幾世。
「ウチのんて……もう、決まったとか? あん夜やったとか?」
「そげんこつ……どうすりゃよかと……」
漢に責められ、幾世は半べそになっていた。
彼女には言い寄る男は多数いても、それらすべてが躰目的。 坂井家や幾世のことを案じ、嫁にというのではない。 その点でいうと、電話の向こうの漢は、何故幾世にだけ目が向くのか、不思議でならないほど女からモテた。
「…また、電話する。 今日はあかんとよ。 あんヒトが近くにおるけん……」
電話を切りたいが、向こうが切ってくれないものだから、見つかってはと懸命に取り繕う幾世。 そのうち手持ちの小銭が切れたのか、ビーッという警告音のあと、先方から切れた。
電話の内容からすれば、一方的な交際の申し込みに終始していたにもかかわらず、幾世は心も躰もその気になってしまっていて、電話が切れても心ここにあらずだった。
帰って来た美咲

お見合いを兼ねたような合コンに誘われても、まったくその気になれないのはなぜだろうと。 鰐浦に帰ろうと決めた以前からそれはわかっていた。
翔太のことが忘れられないからだ。 鰐浦に戻って、もうそろそろ半年余り過ぎたが、磯に出て漁をしているときも、漁の合間を縫って御手洗に抱かれているときも、片時も彼のことを忘れたことが無かった。
酔った御手洗の手によって、コヤに連れ込まれ、硬いヒジキの上で躰をひらかされていると、決まって翔太とのことが蘇るのだ。 優しかった翔太の息遣いが、肌の温もりが、汗と草と土が混じったような男の匂いが、眩しい笑顔が、優しい声が、ペニスの感触が。
「艶っぽうなってん評判、か……」
こんな艶やかな躰にしたのは、おそらく御手洗に違いなかった。 しかし、きっかけを作ってくれたのは翔太だ。 御手洗はその翔太に嫉妬し、寝取っただけなのだ。
美咲はガラスに映る自分の背を向けた。 そして大きなため息をついた。
ありさ CONVERSATION
<登場人物>
野々宮ありさ
渋谷のアパレル販売員。19歳。163センチ。趣味は映画鑑賞とセルフネイル。たかしとは付き合い始めて2年が経過。おおらか、楽観的、人懐っこい、ちょっとおバカキャラ。
河津たかし
大学3年生で21歳。コンビニでアルバイト中。176センチでやや痩せ型。趣味は写真撮影と旅行。バイト先のコンビニで客のありさと親しくなり交際に発展。涼しげな瞳ときれいな鼻筋が特徴。
第1話 彼氏いるのにコンパに行くの巻
第2話 ローションバスで大興奮の巻
第3話 セックスする理由の巻
※ 「CONVERSATION」とは ――― 会話すること
小説文章には「文語」と「口語」があります。文語は文章を書くときに使われる言葉です。これに対して口語は会話をするときに使う言葉のこと。
この物語は全てこの「口語体」で書かれています。
荒磯に挑む海女 ~漢ですら怯む三島灯台の漁場~

船着き場に出向くと漁協から出てきた男に声を掛けられ、美咲は笑顔で答えた。
「はい、ありがとうございます」
男は、美咲の肩をポンと叩き、笑みを返して去っていった。 その男こそ鰐浦ではすべての権力を握っているとされる、あの渡船の船長の身内御手洗だった。
その様子をどこからか見ていたのだろう、美咲と年齢がほど近い紗矢が歩み寄ってくる。
「なぁなぁ、美咲、海栗島から姿ば消し、戻ってきてから、なんかモテとらん? 姿ば消しとー間に何かあったと? ケバい化粧で荒れとった肌がツルツルになって、おまけにやけに色っぽうなってん評判ばい。 御手洗さんにまで気に入られてしもうてー! さては不倫かあ?」
紗矢のからかうような口ぶりに、逆に美咲は微笑みで返した。
「やめんね。 御手洗さんって、今鰐浦じゃ顔役やろ? ここでん揉め事は磯権にかかわるんばい」
美咲にきっぱりと釘を刺され、肩をすくめながらも懲りない紗矢は次にこんなことを口にした。
「そうそう、村内ちでん恋愛は避くるタイプやったね、美咲は。 ……じゃあ、また例ん場所に出向いてみん? 来週末辺り、あそこは呑み会開くったいって。 まだ未婚のよか男がおるごたーばい。 チャンスばい、いかんね!」
干し草の香りに包まれながら

「美咲さんが感じてくれたけん、おいもばり嬉しかった。 素敵やったばい。 ありがとう」
聞きようによってはよそよそしく受け取れないこともない。 これまで幾度となく漢どもはこの言葉を口にしてくれた。 次逢えた時、また抱かせてくれるかいと、受け取れないこともない。
美咲は微笑み、翔太を抱きしめた。 叶うことならそうでないことを祈りたかった。
雨はまだ止む気配がなく、外は美咲が思った以上に暗かった。 翔太とこうなりたくて、空模様が妖しいにもかかわらず畑で頑張り通した。 恵みの雨がビニールハウスへと誘ってくれた。 しかしそれからが長かった。 相手に本当に子持ちを伝える、たったそれだけのことに多くの時間を費やし過ぎた。
美咲はビニールハウスの中で、翔太に抱かれながら、その夜を過ごした。
ふたりともただひたすら躰を重ね合った。 藁という名の干し草の香りに包まれながら、動物のように求めあった。
ひとつになれる予感に歓喜する美咲

猛り狂うペニスの熱い息吹を感じ、美咲は躰をブルッと震わせた。 瞑っていた目を開くと、翔太の顔が見えた。 浅黒く、精悍な顔立ち。 いつも澄んでいる目は、官能で少々血走っている。 花びらに押し当てられたペニスの先端が、湿っているのが美咲にも分かった。 翔太とお互いを求め濡れ合ってると思うと、美咲はこの上ないほど嬉しかった。
翔太は美咲の顔を見ながら、腰をグッと蜜壺に向かって動かしてくれた。
「ああっ……あっ、 あっ、 あっ、 ああー--っ!」
いきり勃つペニスが、花びらに突き刺さる。 痛みを感じるほどの逞しさに、美咲は獣の咆哮に似た歓喜の叫びを上げた。
「はあっ、 ああん……ふとか……はああっ」
美咲が大きく吐息を穿いた瞬間、翔太の亀頭冠は花弁を割って中へとめり込んだ。 膨れ上がったペニスを奥深くへと呑み込み、美咲は乳首を更に突起させた。 逞しい肉塊の感触が、膣に堪らなく気持ちいい。
「くうううっ……よか……蕩けとって……よう締まる……ぐうううっ」
奥まで侵入させた翔太も、美咲同様快楽に呻く。 美咲の肉壺に締め付けられ、射精感が再び募って来たのか、翔太は額に青筋を立てていた。
絡み合うふたりの手

美咲は耳をそばだてなければ聴き取れないほど小さな声で囁きながら、恍惚としてペニスをしゃぶった。 美咲にとってひたすら翔太が愛おしかった。 自分のような女相手に、これほどまでにペニスを猛らせてくれる、そのこと自体からして嬉しかった。
海栗島で浜田が発した、たった一言が胸に引っかかり、相手に言われる前に自分から身を引いてしまってからというもの、何をしても傷となって残った美咲だが、このことによって女としての自信が蘇って来るかのようだった。
美咲はありったけの愛おしさと、翔太には知られたくないものの、これまで関係した漢の手で仕込まれた技を駆使し、翔太のペニスを舐めた。 舌を絡ませしゃぶり、亀頭を咥えて振り回すようにしながら時として先端を舐めまわす。
「うううっ……あああっ……すげえ……くうっ」
熱烈な口淫に、翔太が身を仰け反らせて呻く。 彼が感じてくれているのがうれしく、美咲はペニスを喉奥深く咥え込み、ディープスロートをしつつ喉で締め付けた。
「あああああっ! で……出てしまうばい! そっ……そがんことすっと……出る! くううっ」
性欲の強さが美咲の心に漢を愛することの何たるかを悟らせた

つい先ほどまで腫れ物に触るような扱いをしてくれた翔太の態度が一変。 野性的な愛撫は美咲をして躰の芯が蕩けるほどに感じさせてしまう。
「あああっ……あん……気道よか……ううん」
美咲にとって翔太の愛撫は、これまでの漢と違って繊細さに欠けるが、欲望の赴くままという激しさだけは他のどの漢にも負けていない。 都会のどの漢にも負けていない荒々しさに、美咲は過去に経験したことがないほどときめき、花びらから蜜を溢れさせる。
翔太は、ともすれば隠そうとする美咲の手を半ば強引に払いのけ、乳房に顔を埋め、大きく息を吸い込んだ。
「ああ……デカイなあ……柔らこうて……オッパイ揉んどーだけで、漏れてしまいそうだ……うううん……うまか。 美咲さんの乳首、ピンクでやーらしか」
こんなことを囁きながら、翔太は美咲のオッパイをチュバチュバと吸い上げる。 なんだか大きな赤ちゃんに吸われてるようで、美咲は母性本能によって奥深くが疼き始め、それをこの程度の段階で翔太に悟られたくなく身をくねらせた。
「あああん……そこっ、そうされると……変になると……はあああっ」
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第16話 意外な終焉 (最終章) Shyrock作
「腹が痛いので、もう少しだけ待ってくれ……」
「ちぇっ、仕方ねぇな。早くしなよ」
笠原の催促に冷やりとした俊介だったが、わざと辛そうに返答し約一分経過してから水を空流し、ロータンク付属の手洗器で手を洗った。
おもむろにトイレから出た俊介は笠原の表情を確かめた。
トイレに時間を要し待たされたことの不機嫌さはうかがえたが、疑念を抱いている気配はなかった。
ホッと胸を撫でおろした俊介は再び腕を拘束されあやたちのいる居間へと戻っていった。
笠原たちが別荘に立て籠もってから三日が経過した。
その間も彼らの欲望は衰えを見せることはなくあらゆる方法であやたちを辱しめた。
俊介は苦難に耐えながらトイレに行くたびにホログラムを使って信号を送った。
いつか誰かが気づいてくれるだろうことを信じて……
◇◇◇
その頃、別荘から少し離れた山道を一人の大学生が首から提げた双眼鏡を覗き込みながら散策していた。
彼の名前は向井忠幸、二十一歳。T大学野鳥研究会の一員で、自然と鳥をこよなく愛し、鳥を観るためには時間を惜しまず山に出かける。
忠幸は軽井沢が好きだった。美しい景色が眺められ、鳥が多く生息している。
tag : 夫面前凌辱
農家に嫁いだ女 スカートの中、禁断の収穫

「きれか顔が汚れてしまうばい。 ……おい、ズボンにも泥が付いとーけん……・」
翔太はそう言って、美咲を除けようとした。 照れているのだろう、声がやけに掠れてる。 しかし、美咲は翔太の背にしがみついて離れようとしない。 振り払われまいと美咲は、翔太の背中に唇を押し付けたまま、囁いた。
「汚るるなんて、こん際そがんこと構わんばい。 ウチなんちゃそんで良かとよ。 ……ねえ、抱いて。 翔太ん、そん泥ん着いた手で、激しゅう……強う……」
籍を切ったようにこう告げてくる美咲に、溢れる想いを必死で抑え込んでいるのだろう。 翔太は拳を握り躰を震わせている。
彼は深く息を吸うと、目の前にある赤く色づいたトマトをもぎ取り、何かを吹っ切るように勢いよく齧った。
一口齧ると振り返り、齧りかけのトマトを美咲に向かって突き出した。 売れてグチュグチュになったトマトの中身が支えを失ってタラタラと地面に向かって滴り落ちる。 美咲は翔太を見つめたまま、そのトマトを齧った。 甘酸っぱい芳香を放ち、赤い汁が美咲の唇から地面に垂れる。 その姿を見て、翔太は思わずつばを飲み込んだ。
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第15話 クレジットカードの使い途 Shyrock作
「旦那よ、あやさんをたっぷりとゴチになったぜ。エへへ、アソコの締まりまるでタコツボじゃん。名器の奥さんをもってあんた幸せ者だな~。がはははは~、幸せは独り占めしちゃダメだよ」
笠原はだらしなく萎えた自身のものをティッシュペーパーで拭きながら、おどけた仕草で俊介の顔を覗き込んだ。
「んぐぐぐっ!」
俊介はやり場のない怒りに肩を震わせ笠原を睨みつける。
「そう怒るなって。あんたっだって百合と楽しんだんだからお相子じゃねぇのか?そうそう、百合の具合はどうだった?体位一種だけで早々とイッちまうぐらいだから、結構合ってたんじゃねぇのか?がはははは~!」
◇◇◇
その後あやと俊介は笠原たちの性の奴隷と化し、休む間も与えられず性行為を強要された。
その行為は通常のセックスだけにとどまらず、レズビアン、3人プレイ、俊介を交えての4人プレイ、はたまた道具を使った変態プレイとありとあらゆる方法であやたちを責め苛んだ。
あやがロープなどの拘束具で緊縛されることはなかったが、俊介への警戒心は依然強く食事と用便時以外ロープが解かれることはなかった。
ただし近傍の別荘地から離れているところから声が漏れる惧れがなく、俊介の口枷ガムテープは外された。
tag : 夫面前凌辱
その他連絡事項
- 官能小説『知佳の美貌録「お泊まりデート」 彼のマンションから朝帰りする久美の次女瑠美』
- 小説『残照 序章』
- 小説『残照』
- 官能小説『ひそかに心を寄せる茶店の女店主』
- 官能小説『父親の面影を追い求め』
- 掘割の畔に棲む女

- 残照
- 老いらくの恋
- ヒトツバタゴの咲く島で