第23話“再び絶頂へ” Shyrock作

私も限界に近づいていましたが、惠の中での放出はまずいと考え、惠から離れようとしました。
ところが……
「いやや!抜いたらあきまへん!中で!中で…してぇ~……」
「えっ!?いいの?」
さきほど部屋で愛し合った時、私は不覚にも抜かずに彼女の中へ放出してしまいました。
同じ轍は踏んではいけないと思い、今度は直前に抜こうとしましたが、意外なことに惠は膣内射精を求めてきました。
すでに私も放出寸前に差しかかっていて、考える余裕は残っていませんでした。
私は一度は抜きかけた肉棒を再び奥まで押し込み、ゴールに向けて激しく腰を動かしました。
惠は絶頂に到達したとは言っても、男のように急激に下降線をたどるわけではなく、恍惚大河の波間を小舟に揺られるように深い絶頂の余韻に浸っていました。
いつのまにか髪飾りが取れてしまい、アップに結っていた惠の髪は解け乱れてしまっていました。
(ズンズンズンズンズン!ズンズンズンズンズン!)
「あぁぁぁぁ~~~~~!ああっ、ええ、ええわぁ!裕太はんもイッてぇ~イッてぇ~……うちもういっぺんイキそうやわ!いっしょにイッてぇ~、裕太はん、いっしょにイッてぇ~~~!」
第12話“躍動する肉襞” Shyrock作

「気持ちいいかい?」
惠はこっくりと首を縦に振り、私にすがりついて来ました。
「ええっ、ええっ、ごっつぅええ~、あぁぁ……裕太はん……」
少し触れただけなのに敏感に反応されて、私は俄然奮い立ちました。
やる気というのはたちまち行動に現れるようです。
陰裂を擦る指の動きがにわかに速まりました。
(クチョクチョクチョ、クチョクチョクチョ……)
「ああっん、あぁぁぁ~、裕太はん、そこぉ……すごぅええわぁ~……」
陰裂をこそぐようにうごめく私の指に熱い粘膜が絡みついてきました。
それはまるで女体に生息する軟体動物のように感じられました。
私の欲望はとどまることはなく、さらに陰裂の奥を探求したくなりました。
陰裂を往復していた指は秘孔をほじり始めました。
「惠、もっと気持ちよくしてあげるからね」
「いややわぁ……」
(ズブッ……)
「あっ!」
(ズブズブズブ……)
「あ……あぁ……あぁ……あぁぁぁ~…………」
惠の唇からは断続的にあえぎ声がこぼれました。
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