女を巡って諍いになる魚屋と地主

あの魚はあんたに渡すためじゃなく冨子さんに頼まれて持ってきたと言い張る荒勘さん。
「あんた、儂が盗人働いたとでも?」
「うんや、そうは言うとらん。 ちゃんと帳簿に付けとる」
マスヱさんにお世話になったあの日、帳簿を盗み見た筈だと荒勘さん。
「ほんなら文句無い筈じゃ」
「そこが大有りじゃ。 儂らがどんな思いでぶえん (生魚) を運んどると思うてか」
「売るためじゃろが。 ようけ儲けとると聞くぞ」
訪問したら留守だったからと台所に上がり込み適当な容器を見つけぶえん (生魚) をたんと放り込んで帰る。 しかも売掛帳簿には納めた商品より数を増し書くのが荒勘さんのやり方でした。 証拠が無いからです。
そう言ったやり口でも用いねば収支決算が合わなかったからでしたが、そんな商いでも縄張りはありました。
「それをようも、山越えた安達さんに届けんしゃったろう」
どうせ女房の珠子さんにいい顔したく掠め取ったろうと言い切られ二の句が継げない寛治さん。
テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
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肥やし代わりに畑や田んぼでひる女

「ほんにな~、よ~あげんとこ肥担桶 (こえたご) 担いで通りんしゃる」
皆が感心するような崖っぷちの道を今日も重い肥担桶 (こえたご) を担いで畑に向かうマスヱさん。
切り立った崖を攀じ登った先に長嶋益一さんとマスヱさんの土地がありました。
村内の平らな土地は本家がほぼ握っているため分家として身を起こすには未開の地を開墾するしかありません。
益一さん、生来のケチで通していましたが、嫁として嫁いで来たマスヱさん、本家の立派さに目がくらんで嫁いで来たものの新婚当初から食うや食わずの生活を強いられ、何時しかご主人に負けず劣らずのケチになりました。
一見辛そうな素振りを見せるのもマスヱさんの作戦だったのです。
空腹を水腹で我慢するのが常で肥担桶 (こえたご) に畑に撒く水を汲んで上がるついでに自分もたらふく水を飲んで上がったものですから小用が近くなり、何時ものように畑に向かって肥やしとしてひりました。
辛い生活を乗り切ろうと頑張る、野でひるなどなど、男衆にとって現実このようなことを目にすれば我こそはと思ってしまう最たるもの。 特にこの村の本来の姿を知らない魚売りの行商 荒川勘助 (通称 荒勘さん) はこのような様子を目の当たりにし獣道を頂上目指して追っかけて行きました。
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野外で草むらに隠れて絶叫SEX

そんな時に思いついたのが安達家の珠子さんで、役場の管轄では隣村に属しますが位置的には入谷村が最も近く、交流も半々になっていて年に数回顔を合わせますので雰囲気も良く知ってました。
学生時代に伝え聞いた噂によると ふた山越えた所にあるポツンと一軒家の珠子さん、頼みもしないのに入谷村の男衆を気の毒がってご主人の義道さんに内緒で時折くぱーしてくれるというんです。 とすれば、年に数回出逢ったのはそのくぱーに下りて来てくれた時?と思えたのです。
滅多に訪れる人とていない過疎地にどういう経緯で嫁いで来たか知らないけれど すこぶる美人の奥さんは界隈イチと思える体躯のご主人じゃ物足りないのかしょっちゅう遠く離れた入谷村内のあちこちの炭焼き小屋を訪ねては他人棒のお世話になり、いくばくかのお土産と言いますか貢ぎ物を手に帰っていくらしいんです。
テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。