官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』 第11話 (最終話) 恋歌様作

なられたようで――ああ、あちらのお客様は大丈夫ですよ。毎度のことです。SEXの
最中は電話が鳴っても気づかないくらい熱中するお二人ですから」
にこやかに言われてもああそうですかとは言えない状況である。声も出せずにあた
ふたする宏美の浴衣の袖を女将が引いた。抵抗も出来ずにそちらへ引っ張られる。や
や離れた――しかし、ばっちり覗け、しかも声もはっきり聞こえる距離で女将はと
まった。
「あの方は関西の実業家でして、お嬢様と月に一度は必ずいらっしゃる常連ですの。
奥様は早くに亡くなれたそうで後は父娘水入らずというところでしょうか。お名前は
――」
宏美の視線の先で中年の男が娘の股間から顔を上げた。その顔を見た宏美の脳裏に
“まさか――”という自分の呟きが他人のもののように響く。知っている顔だった。
それもかって成幸以外に唯一身体を許した――
「なぜ、私にそんなことまで説明するのですか」
我ながら硬い声である。宏美は今、自分が感じているのが、また考えているのが何
か自分でも理解できなかった。懐かしさでもなく、怒りでもなく、そして悲しみでも
なく――
テーマ : ■近親相姦〜お母さんと息子〜■
ジャンル : アダルト
tag : 父娘黒兎が跳ねあせった声茂みに女蜜が光って握り拳を思わせる実母の身体を組み敷くあさましく乱れ蔑すまないよがり狂う朝のフェラチオ
他人棒によがり狂う妻

10歳年下の男を惹き込んで派手なエッチをやらかしたご婦人 範子さんは36歳、夫婦交換云々とお隣のご夫婦に持ちかけたチビ・デブ・禿のご主人草岡直巳さんは56歳、実に20歳差の共にW不倫で別れた過去歴がある夫婦だったのです。
殊に直巳さんの場合、離婚原因が直巳さんではなく別れた奥様にあったのです。 よく家庭を守ってくれる気立ての良い心優しい妻だとず~っと長い間信頼しきって稼いできた財産の全てを渡し続けていました。
問題が発覚したのは直巳さんが働き過ぎて精神状態が不安定になり休職やむなくなった時でした。 治療に当てようと保険屋に相談すると既に随分前に解約されましたと言うではないですか。 定期貯金も解約され治療費どころか生活費に事欠くありさまだったんです。
気が付いたときにはもう奥様である雅子さんの行動は尋常ではありませんでした。 年下の男のチ〇ポに溺れ人目もはばからずホテルから出てくるなどという醜態を晒しての離婚だったのです。
テーマ : 夫婦交換・スワッピング
ジャンル : アダルト