掘割の畔に棲む女 ~女囚同士の淫交を勃起力に変え~
千里さんが大塚家に入り込んでくれたことで隆宏さんにとってこれらデリやソープに代わる妄想の対象となる女が出来たのです。
彼はひたすらその種の雑誌を読み漁り千里さんにアプローチできる手段を考えました。 奥さんの篤子さんに見つかれば一大事ですので用事で仕事場を離れたすきにまた別の場所で仕事をしている千里さんの元へ走りちょっかいを出し続けました。
その手法たるや実に単純で、どこやらから拾ってきたその種の雑誌の袋綴じを千里さんが休憩に使う小屋の彼女が疲れて横になる、その枕元に忍ばせておくんです。
この小屋は時にはおばあさんが手伝いに来てくれることもあるんですが常日頃はお師匠に当たる大塚家の当主 源蔵さんがひょっこり顔を覗かす程度で普段はまず彼女以外出入りしません。 そこにこっそり忍び込み枕の下に置いて帰るのです。

その他連絡事項
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