趣味仲間からの贈り物

考えを巡らせたが裏ビデオに出ていたあとなるとあの美貌とスタイルなら当然人気はうなぎのぼりだろうから一度は目にしたことがあるはず。
(まさかデリをやっててSNSで流した……)
でも、それもなさそうだった。 あのルックスでネットに情報が流れたら店に電話が殺到するだろうし、そうと分かれば一度は電話で予約を取ったはずだ。
(……っとなると、大方学生間で交換する情報写真に載せていたのを見たことがあるのだろう。 それとも学校新聞とか……)
現在の年齢から言って恐らく彼女を目にしたのは十代と考えハッとした。 それは雑踏を避けて考えねばならなかったからだ。 急ぎ自宅に立ち帰り確かめねばならないことがあった。
自宅に帰り着くと玄関の鍵を閉め自室にも鍵を掛け引き籠もった。 納戸の奥から段ボールを取り出し中に厳重に仕舞い込んだ社会人になって初めて買ったスマホを取り出し充電器に繋いだ。
学生時代を通じ、一度たりとも女の子と付き合う機会に恵まれず、思いついてネットでヌク画像や動画を探して趣味仲間が流してくれたものをダウンロードしひそかに楽しんでいたのだ。
「人妻美穂と美大生」 第9話“濡れた花弁” Shyrock作


首筋、脇の下、おなか、裏返して背中、太腿、さらには足の指1本まで丁寧に舌は這った。
そして彼は私の背後から両手でパンティに指をかけ脱がし始めた。
自分で脱ぎたいと彼に告げた私は、自身でパンティを下ろした。
全裸になると待っていたかのように彼は私を抱きしめ唇を求めてきた。
私の唇をこじ開けるように彼の舌が滑り込んできた。
次第に上気した私は彼に負けじとこちらからも舌を入れた。
激しい求め合うふたり・・・
まもなく彼は両手で私の両脚を広げあそこをやさしく撫で始めた。
執拗にクリトリスをいじられているうちに、私は激しく昂ぶり電流が走り抜けたかのような感覚に陥った。
指はクリトリスから花弁へと移動した。
絶えず動く彼の指が花弁をかき廻しグチョグチョと恥ずかしい音が響くうちに、いつしか私はぐっしょり濡れていた。
たっぷりとそして丹念に愛撫を続けた彼は、すくっと立ち上がるとトランクスを脱ぎ裸になった。
目の前で見た彼のペニスはとても大きくて元気に反り返っていた。
怒張した先端からは早くも半透明の液体がわずかではあるが滲み出していた。
第2話“白いシーツの上で” Shyrock作

「あっ……いや……」
手はビキニパンティを通り過ぎて太股に触れた。
外側を撫でだんだんと内股に忍び寄ってくる。
「あぁ、そこはだめぇ」
性感帯と思われる場所に触れた瞬間、背中がゾクッとしてちょっと身体を逸らせてしまった。
その瞬間、彼の手は一気にパンティの中に入って来た。
「いやっ、いくら誰もいないって言ってもここじゃいやぁ……」
そういって首を横に振ったのだが、私の言ってる意味が分からないらしい。
「ウン モメント(ちょっと待って)」
私は彼の腕を握って待って欲しいと頼んだ。
嫌われたのかと思って最初は顔を強ばらせていたジョルジョであったが、ようやく私の気持ちを理解してくれたようだ。
「レ キエード スクーザ(ごめんね)」
私は肩を優しく抱かれながら、ゆっくりとした足取りでホテルへと向かった。
白いシーツの上で私を抱きしめながらジョルジョはハスキーな声で囁いた。
「セイ ベッラ……(きれいだよ……)」
「グラッツッェ(ありがとう)」
そして熱いキス。
心なしか潮の香りがするのは、さきほどまで浜辺にいたせいだろう。
相当昂ぶっていたのにも関わらず私に拒まれたジョルジョは、水を得た魚のようにかなり大胆に私を愛撫して来た。
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