欲情への誘い ~若妻佳純のフェラテク~

佳純は隼人の問いかけに返事もせず、目に涙を浮かべ肉棒を舐め続けていた。
たかだか10年近く前の恥ずかしい画像ぐらいでここまでするとは……、だが、当の彼女にとって死ぬまで秘密にしておきたい唯一の汚点なのだろう。
少し脅して躰を触るぐらいで済まそうと思っていたがこの様子だとかなりのことが出来そうに思えてきていた。 ここまで来たからにはフェラだけで済ますのは勿体ないような気がしたからだ。
佳純のフェラチオは男にとって何処をどうすれば気持ちいのか、完全に的を得ているように思えた。
先端から蟻の門渡りに至るまで吸ったりチロチロと舌を這わせたりするやり方は普段から男がうまく仕込んでやらなくては出来ない。
「うううっ……いい……。 画像を譲り受けた時から、お前のような女が自分の彼女だったらどんなにいいんだろうと思いつつヌイてたんだ」
隼人は佳純の長い髪を撫で上げながらこう言って褒めた。 佳純はそれに応えるかのように激しくストロークしだした。
下手な言い訳をし、自分を取り繕おうとするなお美
なお美は肉の火照りを冷ますため、こっそり指で慰めようとした。 それを眠ったはずの漢に感づかれ結果的に抱かれることになってしまった。
何もかもが夢のようだった。
もしもこの時なお美が正気であったなら漢の愛人が漢と行為を終え休んでいる、その同じベッドで示威行為にふけることなどできるはずがない。
初めて他人の行為を覗き見ておかしくなっていたのだ。
「亭主のことが心配か? しかしそれなら元同窓の漢と3年も不倫を続けたりしなかった筈だ。 亭主との夜の性活に不満があるから外で漢に抱かれていた。 そして昨夜はまた新しい刺激に感動するようになってしまった。 違うかな?」
漢が言うことは至極もっともだ。 けれど旦那の元同僚の漢と深い関係になるとは考えていなかった。
話しを訊いてほしかっただけ……。
ここに連れてこられたから、結果的にこうなっただけ……。
なお美はまた心の中で言い訳をした。
子作り話しが思わぬ方向に進展… ~二股不倫~

何故なら猛さん、優子さんが実家に帰ってからというものおぼこかと思える若妻の肢体を拝めないどころか乾草の香りがする汚れた下着 (使用済み) にすらありつけなく恋路の持って行き場を失っていたからです。
拝み奉るほどの働き者で威厳に満ちた男性像を目に妬き付けせしめんものと踏ん張って来たのに、肝心の女性が手元に帰って来ないとなると不安で不安でたまらなくなりました。 長期間に渡って頑張ってきた実績が泡と消え失せたような気分にさせられたのです。
新妻に逃げられた家というのは本人ではなく外野が騒ぎ立て元に戻そうとするのが普通ですが、その外野であるはずの猛さんこそ本丸、歳を喰ってまるで我が子のような嫁に逃げられ… の婿殿のつもりになっておられたんです。 そう、いつかはナマでハメて孕ませてやろうとさえ思い詰めておられたんです。
こういった折の女性の扱いとは実に厄介千万です。 息子が出会い系を使って勝手に探してきた嫁。 結婚を許した覚えなど無く、ましてや親御さんに頭を下げ貰い受けてきたわけではないんです。
凡そ実家は何処か知ってはいますが顔見知りでもない以上帰って来てほしい旨親爺が自分勝手に訪問しようがありません。
官能小説『危ない画像』 第16話

のし掛かって来た。
「パパ、エッチして来たでしょ。」
「何で。」
「匂いがする。その人の。」
「嘘だろう。ちゃんと石鹸で・・・」
進がしまったと言う顔をした。久仁子の誘導尋問にまんまとはまってしまったので
ある。
「やっぱり。」
進の胸に顔を埋めた久仁子が泣き出した。
「弱ったなあ。」
震えている久仁子の背中を進があやすように軽く叩いた。
「パパも男だ。ママがいなければこう言うことだってある。」
「どんな人。この間の人。」
「うん。」
「きれいな人だった。」
暫く考えてから進が話し始めた。
「こうなったら全部話しておこう。その人、麻美って言うんだが、ママの不倫相手
の奥さんだ。」
「嘘、パパはママの相手の人、知ってるの。」
「ママの不倫が始まってすぐに調べたさ。麻美の方も別の探偵雇って調べてた。お
互いにそれが分かって、麻美の方から俺に連絡して来たんだ。」
「やだ、二人とも不倫された腹いせだったの。」
「いや、そんな積もりは全然無かった。」
「ふうん、ちょっと信じられないけど。」
久仁子が身体の間に手を差し込んで進の前を握りしめた。
官能小説『危ない画像』 第15話

「後ろめたい。こんなことしちゃいけないって思ってる。」
「それが、全然。僕がママのこと好きになってたのは分かってるでしょ。」
「私の写真見たからね。若い頃の。」
久仁子がニヤニヤしながら雅彦の脇腹を突っついた。
「ねえ、先に話しといた方がいいんじゃない。」
「え、何を。」
麻美がいぶかしそうに久仁子の目を見た。
「実はさあ、マーちゃん、圭子さんと会ってるんだって。」
「何で。そう言えば、どうして雅彦が圭子さんのこと知ってるの。」
「本人から説明した方がいいわね。」
久仁子がニヤニヤしながら雅彦の背中を叩いた。
「ねえ、もしかして、雅彦と圭子さん、何かあったんじゃないの。」
「鋭い。」
久仁子が大声で笑った。
「女の勘って馬鹿に出来ないわね。」
「ちょっと、本当にしちゃったの。」
麻美がきつい目で雅彦を睨んだ。雅彦が素直に頷いた。
「何てこと。雅彦があの人とだなんて。」
麻美が進の肩を揺すった。
「あなたも何か言って頂戴。」
進が苦笑いした。
「まあ、圭子は形の上じゃまだ俺の女房だけど、もう何年も会ってないからな。」
「でも、雅彦が圭子さんと、なのよ。」
麻美は夫の不倫相手と自分の息子が逢い、セックスまでしてしまったことが我慢出
来ないようだった。
その他連絡事項
- 官能小説『知佳の美貌録「お泊まりデート」 彼のマンションから朝帰りする久美の次女瑠美』
- 小説『残照 序章』
- 小説『残照』
- 官能小説『ひそかに心を寄せる茶店の女店主』
- 官能小説『父親の面影を追い求め』
- 掘割の畔に棲む女

- 残照
- 老いらくの恋
- ヒトツバタゴの咲く島で