掘割の畔に棲む女 ~夜伽の代償~
わけても藤乃湯は秘かに添い寝する女がいると語り継がれていて、今でも千里さんのような女を目当てに遠方からわざわざ出向いてくる客もいたりするんです。 藤乃湯旅館のやり方は流行っていた頃から姑息でした。 本来なら旅館業を営むには調理師免許を持つ板前が居ないことには営業できないんですが、それらをすべて出前と言いましょうか業者が出来合いを持ち込んできたものを皿に盛りつけ客に供し、その分人件費を減らしていたのです。
しかも〇〇と思える客には特別室にご案内と称し料金をふんだくって一般客に比べ一層奥の間をあてがい、そこに雇女を差し向け酒席のとりもちや時には夜伽までさせ有り金を巻き上げていたのです。
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。