官能小説『危ない画像』 第5話

がった雅彦も裸になり麻美の後に続いた。タオルは麻美が持っていってしまったので
隠しようがない。手で隠すのも変なので、なるべく自然に振る舞いながら浴室に入っ
た。案外小さな風呂場で浴槽も家のと大差なかった。
「全然石鹸が効かないわ。」
麻美がサッと身体を流して湯船に浸かった。雅彦も簡単に湯を被って続いた。
「これじゃ、うちの風呂と大差ないわね。」
一応向き合って入れる広さはあるのだが、膝を曲げないとお互いにくっついてしま
う。
「ちょっといい。」
麻美が立ち上がって姿勢を入れ替えた。今度は後ろ向きにしゃがんで来る。雅彦が
脚を開くとその間に尻を入れてきた。
「いい気持ち。」
麻美が寄り掛かって来たので雅彦が慌てて両手を上に挙げた。麻美がその手を自分
の腰に回す。二人の肌が密着した。
「狭いお風呂も捨てたもんじゃないわね。」
麻美がそう言ってクスッと笑った。固くなった雅彦が麻美の尻を突き上げたのであ
る。ヌメッとした感触が雅彦を慌てさせた。母親の女の部分に違いないと思った。
麻美が立ち上がって浴槽から出た。腰を屈めた拍子に写真で見慣れた景色が雅彦の
目の前を横切る。
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