それぞれの性癖、それぞれのセックス

聡子は電話も向こうの誰かと懸命にやり取りしてた。 スマホを持つ彼女の顔は引きつり、唇が震えてる。
「そう……わかったわ。 でも今は無理、取り込んでるから。 ここの要件が片付けば、できる限り早く行くけど……ええ、そう……じゃ……」
そこまで言うと、聡子は電話を切った。 その場所にしゃがみ込み、頭を抱え込むようにしながらすすり泣いてる。
「どうしたんだ。 泣きたくなるような事件でも起こったのか? 急いだら間に合うんじゃないのか?」
店主は真面目半分、からかい半分に訊いた。 妄想していたことがもし正しかったとすれば、彼女が泣いた原因こそむしろ歓迎すべきことのように思えたからだ。
「今頃になって駆け付けたって、もう手遅れよ。 どうあがいたって無駄よ」
店主の言い方に腹を立てたのか、聡子は立ち上がると店主を睨みつけながら言った。 その態度とは裏腹に目から涙が流れてる。
「どういうことだ。 この前深夜の路上で拝ませてもらった、あの男がどうかしたのか?」
「そのほうがまだいいわ。 なんてったって相手はたかだか他人だもの……」
吐き捨てるように言い、聡子はまたしゃがみ込み、両手で頭を抱え込み泣き始めた。
(……いったいどうしたというんだ……うん?……待てよ……確か今他人がどうとか……)
そこまで考え、思わず叫びそうになった。
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第37話 Shyrock作
三所攻め
ありさ「こう?」
ありさは丸い尻を浩一の方に突き出しゆっくりと腰を沈めた。
浩一はありさの腰の両側に手を副え怒張している物体へと導いた。
背面座位はふたりが慣れていないと意外と手間取ることがあるが、浩一の誘導でふたりは容易に結合することに成功した。
(グジュ・・・)
ありさ「あっ・・・!」
見事に怒張したイチブツが桃のような淫裂にずっぽりと突き刺さっている。
その卑猥な光景はありさには見えないが、暗い中であっても浩一にはほのかにうかがえた。
(ズズズ・・・)
ありさ「はぁ・・・」
浩一「どう?」
ありさ「うん・・・すごくいいよ~・・・」
浩一「今からもっとよくなるよ」
ありさ「もっと?」
浩一「そう、もっと」
浩一はそうつぶやくと上体を少し起こし、ギターを演奏するときのような格好でありさを包み込んだ。
左手でありさの左乳房を揉み始めた。
ありさ「あ・・・ああっ・・・」
続いて右手は下方に伸び薄い茂みに覆われた恥丘に差し掛かった。
浩一は茂みのさらに下方に指を伸ばし、丸い突起物を探り当てた。
丸い突起物を覆う包皮をめくり上げ中指で円を描いた。
ありさ「ひぃ~・・・そ、そこはぁ・・・」
愛おしき息子への想い

「お願い、止めないで……しばらくこのままでいさせて……続けて……」
聡子は如何にももどかしそうに、しかし腰をくねらせながら、かすれた声で言った。
「そうはいかないよ。 俺だって後になって〇姦だなんて言われたんじゃ、これでも一応店を構えてんだ、お客様の手前立つ瀬がないからな。 それに何も、伊達や酔狂でこの部屋にあんたを案内したわけじゃないんだからな。 この際だから言わせてもらうが、あんたにちょいと頼みたいことがあるんだよ」
他人妻をこうまでメロメロにさせ、もうちょっとでイキそうなところまで追い込んでおいて中断し、相手の弱みに付け込んでこんなことを言い出すのは少々酷かもしれない。 しかし、中卒で修業に出され、やっと店が一軒持てた、何の後ろ盾もない料理人が他人様の、それも男なら震い付きたくなるほどの女を自分のものにしようというのだから、これぐらいの手を使わないことには所詮無理だ。
欲情への誘い ~他人棒の侵入に歓喜の声を洩らす若妻~

隼人は肉棒をゆっくりと引き抜いた。 愛液がねっとりと絡まったペニスを確認すると再び挿し込み緩やかなピストン運動を始めた。
「はぁ……、はぁ……」
佳純は出し入れに合わせ声を絞り出した。 額に汗がにじんで、あの長い髪が張り付いている。 出し入れするたびにギュッギュッとアソコが肉胴を締め付ける。 押し入るときは白い潤滑液でズブズブとペニスは吸い込まれ、全体が温かい肉壁で覆い包まれる。
引き抜くときは咥え込んだ肉襞が肉棒を離すまいとキュッと吸い付きヒダごと外に出きて離れたくない気持ちを伝えてきた。 ピストン運動を次第に速くしながら、隼人の口は佳純の胸にむしゃぶりつき、もう一方の手で乳首を攻めたてていた。
「ああああ、ああ----っ」
佳純は隼人とのセックスにすでに身を任せ、快感をほんの少しでも多く得ようと身悶えていた。 旦那では欲求不満なのか元々淫乱なのかわからないが、隼人は佳純の期待に応えるべく激しく腰を動かした。
「奥さんっ、いいよ……・」
「ああっ、いいっ……、気持ちいいっ……」
佳純はついに歓喜の声を洩らした。
欲情への誘い ~佳純と隼人が織り成すシックスナイン~

佳純は黙って起き上がると、隼人の上に乗っかって顔に尻を向けフェラを始めた。 シックスナインの体勢だ。 逆らうとろくなことがないと悟ったのか聞き分けがよくなっている。
お尻の割れ目の窪みに沿って小さな布切れが食い込んでいる。 隼人の前には絶景が広がっていた。
「おおっ……、いいぞ……。 奥さん、気持ちいいよ……」
佳純は隼人の怒張を根元まで含み頭を激しく動かし上下運動を繰り返した。
隼人は堪らなくなってパンティを穿いたお尻の割れ目に顔を突っ込み思いっきり深呼吸した。 佳純のパンティ越しにツンと酸っぱいような甘いような匂いが鼻腔を覆った。 お尻の弾力が顔全体にのしかかる。
「ああ~っ、やめてください」
佳純はペニスから顔を離し身をくねらせた。
隼人の腹にたわわに実る乳房がプルンと当たった。 佳純は匂いを嗅がれるのが恥ずかしいのかお尻に手をやり隼人の顔を引き剝がそうとした。 隼人は佳純の太股をしっかりと掴んでいたので彼女の抵抗は何の役にも立たなかった。
「どうした? フェラを続けるんだ」
「それだけはやめてください」
「いいじゃないか。 SNSに投稿された画像を拝んだ時から、奥さんみたいな女性のパンティの匂いを嗅ぎたいと思ってたんだ。 旦那にこのことは黙っててやるから心配すんな。 この格好のままフェラを続けるんだ」
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