子作り話しが思わぬ方向に進展… ~二股不倫~

何故なら猛さん、優子さんが実家に帰ってからというものおぼこかと思える若妻の肢体を拝めないどころか乾草の香りがする汚れた下着 (使用済み) にすらありつけなく恋路の持って行き場を失っていたからです。
拝み奉るほどの働き者で威厳に満ちた男性像を目に妬き付けせしめんものと踏ん張って来たのに、肝心の女性が手元に帰って来ないとなると不安で不安でたまらなくなりました。 長期間に渡って頑張ってきた実績が泡と消え失せたような気分にさせられたのです。
新妻に逃げられた家というのは本人ではなく外野が騒ぎ立て元に戻そうとするのが普通ですが、その外野であるはずの猛さんこそ本丸、歳を喰ってまるで我が子のような嫁に逃げられ… の婿殿のつもりになっておられたんです。 そう、いつかはナマでハメて孕ませてやろうとさえ思い詰めておられたんです。
こういった折の女性の扱いとは実に厄介千万です。 息子が出会い系を使って勝手に探してきた嫁。 結婚を許した覚えなど無く、ましてや親御さんに頭を下げ貰い受けてきたわけではないんです。
凡そ実家は何処か知ってはいますが顔見知りでもない以上帰って来てほしい旨親爺が自分勝手に訪問しようがありません。
彼女の母親と結婚報告で家にお邪魔したらできちゃった

秋元武さんのお子さんはふたりいるんですが、全て奥さん方で引き取って両親が育てているそうなんです。
もとはといえば入社3年目の夏、残業で居残りさせられ疲れも手伝って深夜近くになりもうどうしてよいやらわからなくなっていたところを手助けしてくれたのが彼で、その日のうちに彼には奥さんやお子さんが居ると分かっていながら彼の要望に屈し深い関係になってしまっていたんです。 どちらかというとシャイな性格の割には細やかなところに気を配ってくれる彼を今度は同じ事務所の女の子に取られたくなくてアタックしているうちにズルズル関係を続けることになって。
それがしばらくして奥さんにバレ、すったもんだの挙句由紀さんが武さんを寝取る形で決着が付き武さんは奥さんと別れ晴れて結婚することになっていたんです。
でも、一番の問題は母がこういった結婚に反対するんではないかということでした。 でも、どちらにしても一度母の千尋に合わせないことには話しが始まりません。
そこで意を決してこの日実家に彼を伴って帰省したというわけなんです。
テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
ジャンル : アダルト
第6話“国道176号線” Shyrock作

相手がお客さんであってもそれは変わりません。
「あまり泣くと身体に毒ですよ。人生そんなに悪いことばかりじゃありませんよ。そのうちきっと良いこともあるはずです」
「そやったら、よろしおすんやけどなぁ……」
「元気出さないと」
「そやねぇ……運転手はんのいわはるとおりかも知れまへんなぁ……元気出さんとあきまへんなぁ……」
「そうですよ。涙ばかり流していると余計に不幸の神様がつきまとってきますよ」
「えぇ?そうなん?そんなんいやどすわぁ」
「はははははは」
女性は私の笑い声に釣られてではありましたが、かすかな笑顔を取り戻してくれました。
その頃、タクシーは宝塚インターを過ぎて国道176号線へと入っていました。
国道176号線は、京都府宮津市を起点として兵庫県を経由し、大阪市北区の「梅田新道」交差点に至る一般国道で、通称「イナロク」と呼ばれています。
「この辺はもう宝塚どすか?」
「はい、そうですよ。夢とロマン溢れる街宝塚ですよ」
「へぇ~?夢とロマンどすか?うまいこといわはりますなぁ」
「いいえ、私が考えた言葉じゃなくて、昔からそのように言われてるんですよ」
奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~躰にお金をかける妻~
高卒で勤め始めてからというものひっきりなしに男に言い寄られ、次から次へと関係を持って行った留美も三十路を前にして何故だかパタリと声がかからなくなったんです。
それまでもどちらかというと己をきれいに魅せる為にはお金を掛けて来た留美が、この頃から宵越しのお金は持たないという風に金戦意だらしなくなっていったんです。
会社の寮を出て最初のコーポに住んでいる間はそれでも母の久美の言うことを聞いて少しは貯蓄をしていたものが、池田市のコーポに移ってからは目が届かないことを良いことにその貯めた貯蓄を切り崩してまできれいになることに執念を燃やしていったのです。
最初に住んだコーポでは管理人兼経営者のおばあさんが口うるさく男を部屋に呼び寄せることが出来ませんでしたが、池田市に移ってからしばらく、女の部分の淋しさを埋める為頻繁に男を誘い込むようになっていったのです。
奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~かかあ天下~
留美が逆ナン同然にかつて住んでいた池田市のコーポにほかの男たちと同様和樹さんを自分の専用物にしたく引き入れた頃まではそれでも表向きは弱い立場にありました。 だから和樹さんは例え泊まらせてもらえなくとも車中泊で彼女を他の男が寄り付かないよう見守り続けたんです。 それがほんの少し変わり始めたのは同棲をすることになったその日からです。
コーポでは天井高の低すぎる (彼は180センチを超える長身) シングルの布団に一緒にくるまって寝かせてもらえたものを、マンションに移ってからというもの留美はベッドで、彼は床かソファーで寝かせられるようになっていったのです。 しかしそれでも同棲中は時折ベッドに招き入れられ肌に触れながら一緒に寝ることが出来ました。
ところが母である久美の元に結婚報告のため帰郷し、その久美から直々に (当てつけのように) 「結婚してもいいけど子供だけは作らないでね」 と言われたことでふたりの性活がガラリと変わりました。 なぜなら和樹さんは子作りに励みたかったものの留美を戸籍上も手に入れたいがため久美に 「はい、そうします」 と口走ってしまったからです。