トラックドライバーへの道

桂子さんは職を失ってから後、茫然自失の日々を送っていた。 お金がないのに気が付けば喫茶巡りをやらかしていた。 丁度そんな時隣の席に一組のカップルが入って来た。 女が懸命になって男に話しかけてるので聞くともなしに聞いてると、「毎日毎日食事の世話でいやんなっちゃう。 あ~あ面倒くさ!」 とこう言った後こうも付け足す 「何かにつけ頼ってばかりいるってウチのこと非難がましく言うんだよね」 家事をやるのが嫌で嫌でたまらない風にこの言葉を繰り返す。 苦笑いするしかなかった。
すると間もなく男の方に大きなバーガーが運ばれてきた。
「すんごい大きいんだね! 俺って普段台所使うのめんどくさいから、適当なもの買ってきて、それで済ませてるんだ」 そしてこうも言った。
「何か食べたいときは外で食べることにしてるから、食べる量って少ないんだ」
「そうなんだ・・・ ウチだって自分で作るんだから食べる気がしない。 だから小食」 負けじと返す。
「ウチのひと、毎朝6時半には犬連れて散歩に出かけるの。 仕方ないから起きて朝食作って待つのがいつもの日課」
たまには憂さ晴らししたいから今日逢えて良かったと、ここまで聞いて恋人同士じゃなくH目的の婚外恋愛だったんだとわかった。
入ってくるなりメニュー表に首ったけでこの巨大バーガーを選んだは性欲も食欲も旺盛な彼女の方だったのだ。

テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
ジャンル : アダルト
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。