「ありさ できごころ」 第6話 Shyrock作


「わ、分かったわ……」
平手打ちを食ったありさはすっかり怯えている。
その後も車野山の紅筆による卑猥な行為が続いたが、全く湿ってくる気配がない。
被虐願望のある女性なら打たれて濡れるかも知れないが、ふつうは打たれたら気持ちが昂ぶるどころか反対に萎えてしまうだろう。
車野山は紅筆による責めを断念し、すぐに同様に卓上にあるありさの携帯電話を握りしめた。
「この携帯、マナーモードにしてもらおうか」
「え?いったい何をするんですか?今マナーモードの設定になっていますけど……」
「それなら手間が省ける」
「……?」
車野山は何を企んでいるのだろうか。
ありさは訝しく思ったが、余計な質問はプラスにはならないと考え、それ以上の質問は控えることにした。
車野山は赤外線通信を使ってありさの電話番号を自身の携帯電話に受信し終えると、にっこりと笑った。
ありさは不安の色を滲ませている。
「心配しなくてもいい。僕はストーカーじゃないから用が済んだらちゃんと消してあげるから」
「いったい何をする気なの」
「ふふふ、すぐに分かるよ」
「……」
車野山はありさに携帯電話を返しポツリとつぶやいた。
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