ありさ ブルースネイク 第15話 Shyrock作
やがて検査が終了し、医師から詳しい検査結果を聞いた雅治は、すぐさまありさへの面会を申し出た。
医師は被害者の恋人ということもあり面会を許可した。
「ありさ、大変な目に遭ったね?でももう大丈夫だよ」
雅治の姿を見たありさは、彼にすがりつき思わず泣き崩れてしまった。
「ありさ、医者や警察の人たちから状況は聞いたよ。でも今回のことは少しでも早く忘れようね」
「うん」
「ありさ・・・」
「うん?」
「ありさ、愛しているよ」
ありさにとって彼のその一言は、どんな治療や薬剤よりも最も効果のある良薬といえた。
「雅治、ごめんね。私があんなグループの一員だったばかりに・・・こんなことになってしまって。許して・・・」
「許すも、許さないもないよ。あれは災難だったんだから、気にしてはいけないよ。今はしっかりと治療に専念して、早く元気になってね」
雅治の優しい言葉に、ありさは思わず泣けてしまった。
一方、暴走族『ブルースネイク』のメンバーの取調べが行われ、ありさに危害を加えた男たちは1人残らず逮捕された。
リーダーから押収したビデオにはありさへの暴行の状況が克明に収められており、それは起訴を固めるための動かぬ証拠品となった。
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ありさ ブルースネイク 第14話 Shyrock作
瞳を閉じると瞼に浮かぶのは雅治の優しい笑顔だった。
(雅治・・・あたし、もうダメだよ。あなたの元にはもう戻れそうもないよ・・・身も心ももうボロボロ・・・)
ありさの目頭から涙が伝った。
その頃、雅治はありさの携帯に何度も通話を試みていた。しかし留守電のメッセージが繰り返されるばかりであった。
当然マンションへも何度も電話してみたが一向に出なかった。
雅治は取りあえず、ありさが住むマンションに向かった。
だが部屋の灯りが消えており帰った形跡がまったく無かった。
(これはおかしい・・・ありさの身にきっと何かあったに違いない。すぐに手を打たないと・・・)
雅治はすぐに最寄りの警察署に出向き事情を話した。
最初は若い刑事が1人で対応していたが、途中から貫禄のある年配の刑事が加わった。
「警部の山元です。もう少し詳しくお話しいただけませんか」
警察はこの事件をかなり重要視しているようであった。
雅治は包み隠さず事の次第を一部始終伝えた。
その間、刑事は真剣な眼差しで雅治の話に耳を傾けていた。
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ありさ ブルースネイク 第13話 Shyrock作
ありさは絶叫した。
サムの肉杭が未開の地に打ち込まれていく。
菊門が張り裂けそうなくらいパンパンに腫れ上がっている。
「無事開通したようだな~。さてと、じゃあ、オレも再開と行くか」
生まれて初めてアナルへの挿入を許し、その痛みに顔を歪ませるありさを、動きを止めてじっと見つめていたサブローが、おもむろに腰の律動を再開させた。
下からサブローに突き上げられ、後方からサムに攻められ、痛みとおぞましさにありさは気も狂わんばかりにもがき泣き叫んだ。
2穴攻めが初体験のありさにとっては、まさに生き地獄にも思えた。
2人の男たちは呼応しながら延々と2穴攻めは続いた。
上下からサンドイッチにされ激しく責められ泣き叫ぶありさを、リーダーはニヤニヤとほくそ笑みながらビデオを撮影している。
後程明らかになったことだが、実はリーダーは不能者であった。
しかしながら、時折、規則に反した女性隊員を複数でレ〇プし、その場面をつぶさに撮影したあと、裏ビデオとしてこっそりと暴力団に売り捌き、チームの資金源としていた。
延々と続いた2穴攻めから解放されたありさは全裸のまま、綿のようにぐったりと横たわっていた。
そのありさに対して、リーダーは吐き捨てるように宣告した。
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ありさ ブルースネイク 第12話 Shyrock作
「サム、確かお前は後の穴が好きだったな。女と致す時はいつもバックばかりだと聞いているぜ」
「ボク、マエノアナ、アマリキョウミアリマセン。デモ、ウシロノアナハダイスキデス」
たどたどしい日本語であったが、どうにか意味は理解できた。
サムはアナルマニアのようだ。
ふたりの会話を聞いていたありさの表情が険しくなった。
過去性経験はそこそこあったが『アナル』の経験は皆無と言えたし、以前からそのような性行為に嫌悪感を抱いていた。
「サブロー、サム、お願い、それだけは許して・・・あたしそっちは嫌なんだ。絶対にダメ!」
「サイショハダレデモ、イヤガリマス。デモスグニナレマス。アリササン、コワガラナクテモダイジョブデス。ソレデハ」
「ありさ、サムのいうとおりだ。大人しくヤツに任せてりゃいい気持ちにしてくれるぜ!わっはっはっは~!さあケツを高く差し出せ!!」
「やだぁ~~~~~!いや、いや、いや~~~!!絶対に嫌!!」
ありさは子供が駄々を捏ねるように激しく拒絶した。
だがサブローもサムも全く聞く耳を持たない。
サブローは嫌がるありさを自分の真上で覆いかぶさらせる形に、すなわち『伸ばし茶臼』の体位に切り替えた。
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ありさ ブルースネイク 第11話 Shyrock作
「くっ!あ、あんたまでが・・・見損なったわ・・・」
この男だけは信頼できると思っていたサブローにも裏切られた形になってしまったありさは、悔しさで目の前が真っ暗になってしまった。
チームのメンバーとはうまくやってきたはずなのに・・・
自分なりに精一杯面倒は見てきたはずなのに・・・
彼らには人の情というものがないのだろうか・・・
所詮は烏合の衆であり、クズのような人間の集まりだったのだろうか。
期待が裏切られたありさは怒る気にはなれず、ただただ虚脱感に包まれるばかりであった。
彼らの本性をやっと悟ったが、時はすでに遅かった。
ありさは三度、白濁色の液体にまみれようとしていた。
サブローは床に仰向けに寝転び、腹の上に乗るようにありさに指示を送った。
「へっへっへ、憧れのマドンナありさ様のマンコを串刺しにできるとは、オレもやっと運が向いてきたぜ~。さあて、どんなお味かしっかりと確かめてやるぜ。さあ、早く乗ってこい。嫌だとは言わせねえぜ」
(シャキッ!)
後方でナイフの構える音がして、冷たい感触がありさの背中に触れた。
「・・・」
サブローはつぶやいた。
「ありさ、オレのデカマラでマンコをぶち抜かれたいか、それとも鋭利な刃物で背中を貫かれたいか、さあどっちかを選べ!」
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