薄い掛布団一枚隔て、夫が脇で寝ているその隙にオーナーの唇が妻のワレメを這う

桂子はガソリンスタンドに勤めているとき、あの同僚から大人のおもちゃを預かっていたのを思い出した。 逢瀬を重ねるにつれ彼のソレが役に立たなくなり、その分桂子に不満が募り男をではなく男根を責め立てたものだから男として如何にも軽んじられたような気になって 『このアマが!』 と軽蔑したのだろう、不機嫌さと皮肉が入り混じったような顔でその大人のおもちゃなるものを渡してくれたのだ。 今思えば面倒くさいから自分で自慰し癒せと言う意味だったのかもしれないが、その時の桂子には手渡されたモノの意味がまるで理解できなく、箪笥の奥底に彼からのプレゼントとして大切に仕舞ったままになっていた。 よせばいいものを その紫色のウサギという名前の張形がこの時になってオーナーのアレに似ているように思え恋しさのあまり生まれて初めて使ってみたのだ。 その翌朝のこと
眠れぬ夜を過ごし、明け方近く僅かにまどろんだ夢の中で薄い掛布団の中の桂子を押さえ込み、疼くワレメに舌を這わせようと頑張るオーナーの姿がぼんやりと浮かんだような気がし慌てて跳ね起きた。
外は靄にかすんではいるがかすかに薄日が差す紛れもない早朝だった。
ふと、締め切ったカーテンの隙間から見える朝もやの庭先を家の裏を抜け表に向かって黒い影が駆け抜けたような気がした。
テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
ジャンル : アダルト
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。