第七章 芋折檻 Shyrock作
それから二日後の夜、ありさは傷心も癒えないままお座敷にあがった。
相手はもちろん丸岩である。
ありさと俊介の一件を女将はひたすら隠していたのだが、いつのまにか露呈してしまった。
織田錦の男衆のひとりに松吉という如才がない男がいた。
丸岩は従来から疑り深い性格であったため、公私共に、常に情報網を張り巡らせていた。
織田錦においては、この松吉という男が丸岩の“連絡係”の役目を担っていた。
丸岩は自分の目の届かないところでの、ありさの行動の一部始終を連絡するよう、松吉に指示をしていた。
そんなこともあって、ありさの俊介に関する一件はすでに丸岩の耳に達していたのであった。
◇
宴もそこそこに切り上げた丸岩は、その夜もありさを褥に誘った。
丸岩は寝床の中でありさの身体に触れながらつぶやいた。
「ふっふっふ・・・、ありさ、今晩はお前にたっぷりとお仕置きしたるさかいな。覚悟しときや」
「え?なんでどすか?」
「呆けたらあかんで。お前が学生と付合うてることぐらい、とっくに知っとるんやで。わしを騙しくさって、この女狐が!」
「そんなこといったい誰から・・・」
「誰からでもええがな。その学生にここをいじられたんか?ひっひっひ、こういう風にな~」
丸岩はありさの襦袢の裾から手を入れ、早くもまだ濡れてもいない割れ目を嬲り始めた。
テーマ : 官能小説(レイプ・凌辱系・SM)
ジャンル : アダルト
その他連絡事項
Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。