官能小説『筒抜け』 第2話

「ああ。」
女が弘信の顔を思い出したようで、幾分表情を和らげた。
「ちょっとお話したいことがあるんですが。」
「こんな時間にですか。」
女がもう一度きつい目で弘信を睨んだ。
「いえ、今でなくても構いません。よろしければ明日の午前中に半日休みを取りますので、いかがですか。」
休みまで取ると言う弘信の言葉に女がちょっと考えてから頷いた。
「結構です。明日、お宅に伺いましょうか。」
「ええ。息子さんが学校に行かれたらいらして下さい。」
息子さんと言われて女が表情を硬くした。
「お嬢さんもいらっしゃらない方がいいかも知れませんわね。」
女にそう言い返されて今度は弘信が表情を曇らせた。女は弘信が何を言いたいのか察しているように思われたのである。
翌日、約束通り弘信は午後からの出社を会社に連絡して女が来るのを待った。美佳が学校に出て暫くすると玄関のチャイムが鳴った。
「失礼します。」
「どうぞ、お入り下さい。」
女が改めて田中晴美だと名乗った。弘信がお茶を出し、用件を切り出そうとすると晴美が機先を制した。
「お風呂場の、ダクトのことですわね。」
「知ってたんですか。」
弘信が驚いて晴美の顔を見詰めた。
女性が性興奮に至るトキ

その寝室に深夜、夫の博司が寝入った隙に寝室を抜け出し舅の部屋にキャミソール一枚で忍び込んだのだ。 狙いは勿論昼間散々抽送してくれた愛おしくも忌まわしい男根である。
優子は勇の元を逃れ浴室に逃げ込んでからというもの懸命になって胎内から濁流をシャワーの水圧を使って洗い流そうとした。 冷やしても冷やしても挿し込んでもらった異物の感覚が蘇り火照る。 自分の手でなんとかしなければと指を蠢かしている間に自慰行為を始めてしまっていた。
こんな時間に忍び込んで来たのはこうなった責任をなんとしても取ってもらおうと思ったからだ。 ごく普通の夫婦性活が出来るよう元に戻してもらおうとしたからだった。
だがいざ勇を目の前にすると優子は憎む想いとは裏腹に起きて来た勇に向かってキャミソールのい前を開きまた魅惑に満ちた肢体を拝ませてしまったのだ。
目が覚めたばかりというのに舅の勇は夫の博司と違って優子の肢体に下腹部をすぐさま反応させてくれた。 それを見た優子は釣られるように傍によって行った。
老いらくの恋 ~ふたりだけの夜に~

「ごめんなさい、寝てた?」
「なんだ、聡美ちゃんか。どうしたの?」
康祐が口を開いた途端、聡美が悩ましそうに覆いかぶさってきた。「ずっと待ってたのに、何もしてくれないから……」目に涙をためていた。
康祐をあおむけに寝かせると足の間にしゃがみ込んで肉茎に手を伸ばしてくる。
だらんとした肉茎をつかんで振り回した。
強い刺激を受けて先ほどまで日干しの椎茸のように縮こまっていた愚息にわずかだが力が漲る気配がある。
打ち振られむくりとした肉茎をいきなり頬張ってきた。
分身をぴっちり締めた唇で包んで大きくスライドさせる。
中途半端に膨らみ始めた肉茎を吐き出すと唾液にまみれたソレを握りしごき、亀頭の先端に指を這わせながら太腿にキスをする。
「ごめんね、本当は・・」言葉にならなかった。
「変に謝らないで、何年も想ってくれていたなんて、ぜんぜん気が付かなかったわたしが悪いんだから」
聡美はいったん顔をあげ垂れかかるヘアをかき上げた。
それから裏筋を舐め下ろした。
陰嚢の付け根まで舌を届かせ丹念に舐めてくる。
片方の睾丸を含んで音を立てて吸い上げ、ちょろちょろと舌先でくすぐると吐きだした。
テーマ : 老いらくの恋、そして愛と性
ジャンル : アダルト
ありさ 悪夢の公衆便所 第8話 (最終話) Shyrock作

思い出すだけでもおぞましく背筋が寒くなった。
「こんなところにいつまでも居られないわ」
一刻も早く脱出したい。
ありさはすぐに乱れた着衣を整え始めた。
格好なんて構ってる場合ではないが、彼女の持つ恥じらいというものが自然にそうさせた。
着衣を整えたありさは、早速ドアのハンドルを握った。
「開くかしら・・・」
不安がよぎる。
(ガチャ・・・)
「開いた!」
個室から出てみると、朝光が天窓から射し込んでいた。
ありさはかすかな安堵感を覚えた。
だがそれは一瞬のことだった。
ありさはすぐに公衆便所の出入り口へと向かった。
出入り口の扉からも朝の光が射し込んでいる。
光は脱出の希望を抱かせる。
ありさは公衆便所の扉を激しく叩いた。
(ガンガンガンガン!!ガンガンガンガン!!)
「お願い!!ここを開けて!!」
(ガンガンガンガン!!ガンガンガンガン!!)
「お願い!!誰か~!!私をここから出して~~~!!」
(ガンガンガンガン!!ガンガンガンガン!!)
すると突然、公衆便所の扉が開いた。
思わずありさは倒れそうになった。
テーマ : 調教、アナル、肉奴隷、肉便器、公衆便所、SM
ジャンル : アダルト
ありさ 悪夢の公衆便所 第7話 Shyrock作

いや、強 姦とは「男性器の女性器への挿入」を意味する。相手が人間かどうかが分からない今、ありさが今被っている相手の行為を「強 姦」と決めつけるのは早計というものだ。
理屈はさて置き、今ありさが忌むべき事態に陥っていることだけは明らかだった。
ただ、ありさ自身が恐怖のどん底に落とされたことは紛れもない事実であったが、「強 姦」と大きく違う点は、奇妙なことに快感を伴う点であった。
ありさは恐怖に苛まれながらも、身体の奥底から込み上げてくる不思議な快楽に翻弄されようとしていた。
「ふぁぁぁ~~・・・やめてよぉ~・・・ああっ~・・・だめぇぇぇ~~・・・はぁぁぁ~~・・・・・・」
鎌首とそれに連なる胴体は、ありさの中で確実に成長を遂げていた。
「うそっ・・・大きくなってきてるぅ~・・・」
膨らんだ鎌首は膣壁を激しく擦りつけた。
「ああっ・・・だめぇ~・・・そんなにこすっちゃいやぁ~・・・ひぃ~・・・ふぁぁぁ~~~・・・」
ありさの場合、Gスポットが敏感すぎるぐらい敏感だ。
そこを軽く触れられただけでも、直ぐにアクメを感じてしまうほどである。
そんな箇所を加減することなく擦られたらどうなってしまうのか。
テーマ : 調教、アナル、肉奴隷、肉便器、公衆便所、SM
ジャンル : アダルト