掘割の畔に棲む女 ~河鹿蛙のように~

掘割の畔で千里さん、何度そう考えたか知れません。
その河鹿蛙が鳴くことで有名な温泉街に河鹿蛙の声を聴きに行くのも立ちんぼで上手く観光客を釣ることが出来、しかも長距離をそれだけのためにタクシーで移動し温泉街でそのためだけの部屋を取ってくれて初めて足を棒にしたお駄賃が・・いや、違いました。 部屋に入ってお客様に河鹿蛙の牡の如く乗ってもらいお客様に気に入って頂けるよう上手く啼けたらお駄賃を頂ける・・かもしれないんです。
優雅な?温泉旅行と違ってこれは一種の賭けでした。 気に入って頂けない場合、帰りは滅多に走ってないバスに乗らなきゃ遠くてとても歩いて帰るなんてことできないからです。
まさかに失敗した場合、千秋さんや蘭子さんが居る旧温泉街なら河原もきれいだし、第一景観は背景に高原が広がるだけに断然彼方の方が気分的に良いんです。
悪いのはあまりにも千秋さんらが住む旧温泉街は健全過ぎてやましい気持ち (女や漢を買うことを目的に) で来るお客様には物足りないところかもしれません。
『水清ければ魚棲まず』 そのままなんです。
テーマ : 立ちんぼ・援助交際系
ジャンル : アダルト
知佳の美貌録「逃避行再び 収監された母」

有無を言わさず身ぐるみ剥ぎ取り、体内に何か隠し持っていないかまでも数人の取調官を前にし徹底的に調べ上げられる。 心身ともに外の世界と縁切らせるためだがその後諦め素直になった捕縛犯の合意を得て指紋を採取されモンタージュ写真が撮影されるなどし犯罪人登録書類が作られる。
本当の理由はいまだにわからないがある日の深夜 あれほど平穏に過ごせると思えた淡路を再び抜け、今度こそ大阪の八尾よりもっと粗悪な場所に一家は逃夜行した。
それから数日、外出を避けることはあっても親が気づかぬ間に姿を消すなどということはなく、久美にとって何事もないある種平穏な日々が過ぎていった。
何故か表に出たがらない母に言い出しにくく、淡路に移り住んだ時のように新しい学校への転入手続きを久美は今度も自分で行った。
相変わらず他校の制服らしきチグハグな服を身に着けて登校し、目の前に現れた学校の職員らしき男性に声をかけ職員室の場所を聞きだし、勝手に職員室に乗り込んで手続きを済ませた。
テーマ : 女衒の家に生まれ・・・ 高原ホテル
ジャンル : アダルト