官能小説『蛇の毒』 第7章 一つに

「うん。僕もそれが初めてだって思うようにしてる。啓輔の姉さんとのことは自分
でした訳じゃないし。」
「その後、麻紀子さんとはどうなったの。」
「一週間くらいしてからもう一度二人で山に行ったんだ。」
「その時もしたの。」
「うん。まだ少し痛いって言ってた。」
「今は。」
「麻紀子さん、随分悩んだみたい。僕とは一年近く付き合ったんだけど、最終的に
親の言うとおりに結婚しちゃった。卒業式の日に二人で泣きながら抱き合ったのが最
後で、それからは一度も会ってない。」
「その麻紀子さんって子、可哀想な気もするけど、よっぽどいい家のお嬢さんなの
ね。」
「そうみたい。相手の人も大会社の社長の息子だって。どこの会社だかは教えてく
れなかったけど。」
「行く行くは社長夫人って訳ね。でも、話し聞いてたら、栄治は初めてでも上手に
やったみたいね。」
「うん。自分でもそう思う。だから姉貴だって大丈夫。」
「そう言う訳にも行かないわよ。」
「どうして。口でするのも、入れるのも一緒じゃない。」
「違うわよ。口で舐めても何もないけど、入れちゃったら子供が出来るかも知れな
いし。」
第3話“シクスナイン” Shyrock作

「スクイズィート(すごく美味しいよ~)」
「いやぁん・・・そんなこと言わないでぇ・・・」
彼は恥ずかしい誉め言葉を私に浴びせ掛けてくる。
もしかしたらシーツにまで滴っているのではと心配になるくらい濡れている。
絶え間なく溢れ出る蜜をジョルジョは舐めとり、時にはジュルっと音を立ててすする。
自分のアソコがそんなにもはしたなくなっているなんて・・・。
すごく恥ずかしい・・・でも死ぬほどいい。
「ジョルジョ、今度は私よ。ジョルジョのが欲しいの」
ジョルジョのチノパンツを降ろすと、トランクスが大きく膨らんでいるのが見えた。
私はトランクスを引き下ろすと、そこにはピンク色の巨大な肉棒が現れた。
さすがにイタリア人だ。日本人のモノとはケタが違う。
(うわぁ、すごくでかぁい・・・まるでビッグサイズのフランクフルトだぁ・・・)
もう少し硬くなりかけているジョルジョのモノを見つめた。
色素が薄くて先っぽがとても艶やかだ。
(こんなのデカイの口に入るのだろうか?・・・それとアソコにも?)
私は少しビクビクしならがらも、ジョルジョのそれを口に含んでしまった。
(うわぁ!やっぱりデカイ!)
口に含んでキャンディーを舐めるように上下に動かせた。
第23話“再び絶頂へ” Shyrock作

私も限界に近づいていましたが、惠の中での放出はまずいと考え、惠から離れようとしました。
ところが……
「いやや!抜いたらあきまへん!中で!中で…してぇ~……」
「えっ!?いいの?」
さきほど部屋で愛し合った時、私は不覚にも抜かずに彼女の中へ放出してしまいました。
同じ轍は踏んではいけないと思い、今度は直前に抜こうとしましたが、意外なことに惠は膣内射精を求めてきました。
すでに私も放出寸前に差しかかっていて、考える余裕は残っていませんでした。
私は一度は抜きかけた肉棒を再び奥まで押し込み、ゴールに向けて激しく腰を動かしました。
惠は絶頂に到達したとは言っても、男のように急激に下降線をたどるわけではなく、恍惚大河の波間を小舟に揺られるように深い絶頂の余韻に浸っていました。
いつのまにか髪飾りが取れてしまい、アップに結っていた惠の髪は解け乱れてしまっていました。
(ズンズンズンズンズン!ズンズンズンズンズン!)
「あぁぁぁぁ~~~~~!ああっ、ええ、ええわぁ!裕太はんもイッてぇ~イッてぇ~……うちもういっぺんイキそうやわ!いっしょにイッてぇ~、裕太はん、いっしょにイッてぇ~~~!」
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