掘割の畔に棲む女 ~鍛え上げた肉体のみが持つ魔力~
旅館が如何に忙しくても体力的には農婦の方が数倍キツイ肉体労働。 しかも掘割に住むと決めた以上自転車通勤せねばならず更に一層躰は逞しくなっていきました。 太股などなまじっかの競輪選手張りになっていったんです。 男との睦言のために躰を鍛え上げたわけではありませんが鍛えるということは肉体が若返るということらしく一時は潮が引くが如く男日照りになっていった廃屋も、それを知った男どもがぼちぼち帰ってきて以前にやや近い状態になってきたんです。
本当なら仕事で汗をかいた時など、大塚家の浴室に入ってシャワーを浴び着替えてから帰って来ていたものを、そんなことして時間潰したら男どもと繰り返している睦言に間に合わないのでこの頃ではコンロでお湯を沸かし、それを廃屋の浴室に持ち込んで行水するようになったんです。

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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。