官能小説『危ない画像』 第17話

話し終えた進が照れ臭そうに頭を掻いた。
「久仁ちゃんの方も進さんとやばかったんだ。」
雅彦が二人を見比べた。久仁子が雅彦の腰に手を回しながら頷いた。
「うん、だから、あのパソコンの写真見た時、凄く安心したの。ほんとはパパに抱
いて貰いたくてウズウズしてたから。」
「何でパパと。」
「分からない。でも、マーちゃんこそ、何でママとしたいって思ったの。」
「ママの若い頃の写真見たからかなあ。」
「分かるかも。麻美さんって凄くきれいだから。」
「あら、久仁子ちゃんだってとっても可愛いわよ。雅彦だって一目惚れしたんじゃ
ないの。」
麻美が雅彦のおでこを突っついてケラケラ笑った。
「残るは圭子のことだけか。」
進の言葉に三人が一様に頷いた。
話を聞いた邦宏が、圭子を自分の養子にしたらどうかと言ってきた。子供のいない
二人。都内でも一等地の家と僅かな蓄えはあると言う。自分たちが緩衝剤になる筈だ
と言うのである。それを受けて、麻美が圭子と正式に別れて欲しいと進に持ち掛けた。
「私、圭子さんと同じ土俵で進さんと付き合いたいの。それならお互いにわだかま
り無く付き合えるかも知れないから。」
過去を捨てたがった女
暮らしていこうとすればその女を金に換えるしかなかった。 腹をくくって事に当たると面白いように漢が名乗りを上げる。 しかし長続きはしなかった。 へそくりが尽きると漢はどこかへ消えるのである。
終いには己が遊びたくてつぎ込んでおいてそのお金が惜しくなり女を売ろうとした。 女の方も故郷を捨てた時からそれは心得ていて漢の言うままに従った。 こうしてそれなりに生活できるお金を蓄えることが出来たのである。
だが問題はそこから始まった。 商売だろうが慰み者だろうがひとつ屋根の下の漢が居ないことには心穏やかでいられないのである。
警戒に警戒を重ねたつもりだったが故郷を離れたがった原因でもある独り立ちが出来なくなっていた。
あとはもう漢の言いなりだった。 漢とは不思議なもので最初は己が唯一の漢であろうとするが日々の生活に慣れてくると元はと言えば多くの漢の間を流れて来ている。 そういった女の心根を探ろうとした。 本気で惚れて一緒に暮らしてくれてるかをだ。 他の漢に抱かせ、抗う気持ちと欲情とどちらが勝つかその目で確かめたかったのだ。
義母と息子の秘湯巡り

「ああ、いいとこで会えたわ。 三郎、あんた露天風呂に興味ない?」 「露天風呂って、あの混浴温泉露天風呂ってヤツ?」
ホントのところヤルためにはここで告らなきゃならないのに、顔を合わせると決まってはぐらかしてしまう三郎さん。
「あんたはエロビデオの見過ぎよ。 四国の高名な温泉旅館の切符が手に入ったの、行ってみない?」 「行ってみないって、俺とか? 入江ってヤツとじゃなく」
再び茶化す三郎さんに
「…まさか・・ 見てたの!? キモイ!! イヤならいいわよ。 義明さん誘うから」
せっかくの親切心をと、腹立ち紛れに由佳さんも一言余計な口をきき、その場を立ち去ってしまったのです。
後に残された三郎さんこそいい面の皮でした。 由佳さんの説明では一体誰と温泉に出かければいいか、その説明がなかったからで、怒って帰った後になって --ひょっとして!? -- と気づきましたが後の祭り。
テーマ : ■近親相姦〜お母さんと息子〜■
ジャンル : アダルト
二股をかける妻への対処法

しかしそこで待ち受けていた有賀さんに三度クンニを施されたのです。 しかも今度ばかりは煌々と灯りを点けた部屋で腹部にだけ辛うじてキャミを着けた格好ながらほぼ全てを晒され指や舌で嬲られたのです。
イキ始めたことを露骨に 「オ〇ンコからシルが・・」 と指摘されつつ彼からのお願いを受け止め続けたのです。 その間にも幾度か二本の指を奥に挿し込まれGスポットを嬲られました。
ご主人がそろそろ起きてこられるかもしれないというのに杏子さんはこの頃から喘ぎ声を漏らし始めたのです。
有賀さん、頃合いを見計らって彼女の躰の上から降りてズボンを脱ぎ始めました。 もうそろそろ彼女がチ〇ポを触りに来るんじゃないかと思ったからです。
ズボンだけ脱いだ有賀さんに杏子さんは媚びるような目つきで迫りトランクスの上から硬度を確認しつつ擦り上げ脱がせにかかったのです。 そして弾け出た瞬間ソレを握りこの後どうしたいのか目顔で訴えかけました。
テーマ : 複数の男性とお付き合い
ジャンル : アダルト
夫婦が選択するセカンド・パートナー

当の範子さんはご主人と仙吉さんの間を行ったり来たりするんです。 そのたびにふたりの男はハラハラドキドキしました。
ほんのわずなの時間妻のアソコをよその男に貸し出しているだけなのに直巳さん、もう取り返しがつかないほど寝取られこのままでは目の前の男に惚れてしまうんじゃないかとさえ思われたんです。
ところが仙吉さんの射出は繁みに向かって行われました。 ご主人の手前安心しきったのと仙吉さんのやさしさに範子さん、飛沫いた仙吉さんを抱きしめ労をねぎらいました。
解放された範子さん、一旦は直巳さんの元に帰って来たんですが後を追って現れた鳴海さんが背後に立ち彼女の尻を撫で反り返りをその尻に這わすと彼女はためらうことなく自分を蜜の世界に誘ってくれた反り返りを求め手を伸ばし握り扱いたんです。
ご主人の元に帰らなきゃいけないと分かっていても肉欲は断ち難く二本目の反り返りに気持ちが向いてしまうんです。
直巳さんはとうとう範子さんに愛想をつかし席を外してしまいました。
テーマ : 夫婦交換・スワッピング
ジャンル : アダルト
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