掘割の畔に棲む女 ~田舎に女が越してきた~
千里さんが働かせてもらってる地区 (山中の果樹園) の脇道で隆宏さんのお情けを受け止めて以来千秋さんは大塚家のおばあさんの許しを得ずして農場に千里さんの補佐役として留まりました。 車の中で隆宏さんと曲がりなりにも契りを交わしてからというものお互い情が募れば千里さんが小屋を開けている間に隆宏さんに来てもらい慰めてもらうようになっていったのです。
このことは千里さんにとって困惑極まりなかったんですが根がこれまで誰にもまともに相手にされず育って来た千秋さん、辺鄙な地区での農作業を嫌うなんて気持ちはこれっぽっちもなかったんです。 頼れるのは千里さんと隆宏さんのみ。 千里さんが一緒にいてくれて、そこにときたま隆宏さんが現われ抱いてもらえる。 それだけで十分すぎるほどだったんです。
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。