官能小説『危ない画像』 第7話

雅彦が振り返ると目の前に麻美の白い身体があった。
「どう。」
「ママ、きれい。」
「ありがと。好きなだけ見ていいわよ。」
「ちょっと待って。」
雅彦がバッグからデジカメを取り出した。父親が使っていたものである。これなら
ポラロイドよりもきれいな写真が撮れるはずだった。
「やだ、写真撮るの。」
麻美が恥ずかしそうな顔をした。
「うん。このカメラならきれいな写真が撮れるよ。今日の記念にママの全てを撮り
たい。」
「誰にも見せないって約束できる。」
「当たり前じゃない。ママがいいって言っても、誰にも見せないよ。」
「何か緊張するわね。」
それでも麻美は楽しそうだった。雅彦が麻美の周りを回りながら次々とシャッター
を切って行く。その度にフラッシュが光った。
「ねえ、今度は脚開いて。」
「こう。」
麻美が両脚を前に投げ出した。白い身体と黒い茂みのコントラストが鮮やかだった。
「もうちょっと。」
「やだ、全部見えちゃう。」
それでも麻美は雅彦が言う通りに脚を大きく開いた。茂みの中で黒ずんだ襞が左右
に割れた。大きめの突起はまだベールに包まれていた。
「ねえ、ここ。もうちょっと大きくならない。」
雅彦が指先でチョンと突いた。
tag : 白い身体デジカメ脚開いて黒い茂み黒ずんだ襞大きめの突起身体がピクンと震えパックリ割れた襞透明な密が溢れ固く張りつめた粒
官能小説『危ない画像』 第5話

がった雅彦も裸になり麻美の後に続いた。タオルは麻美が持っていってしまったので
隠しようがない。手で隠すのも変なので、なるべく自然に振る舞いながら浴室に入っ
た。案外小さな風呂場で浴槽も家のと大差なかった。
「全然石鹸が効かないわ。」
麻美がサッと身体を流して湯船に浸かった。雅彦も簡単に湯を被って続いた。
「これじゃ、うちの風呂と大差ないわね。」
一応向き合って入れる広さはあるのだが、膝を曲げないとお互いにくっついてしま
う。
「ちょっといい。」
麻美が立ち上がって姿勢を入れ替えた。今度は後ろ向きにしゃがんで来る。雅彦が
脚を開くとその間に尻を入れてきた。
「いい気持ち。」
麻美が寄り掛かって来たので雅彦が慌てて両手を上に挙げた。麻美がその手を自分
の腰に回す。二人の肌が密着した。
「狭いお風呂も捨てたもんじゃないわね。」
麻美がそう言ってクスッと笑った。固くなった雅彦が麻美の尻を突き上げたのであ
る。ヌメッとした感触が雅彦を慌てさせた。母親の女の部分に違いないと思った。
麻美が立ち上がって浴槽から出た。腰を屈めた拍子に写真で見慣れた景色が雅彦の
目の前を横切る。
tag : 麻美の茂み黒々としてヌメッとした感触写真で見慣れた景色腰を屈めアワビの踊り焼きあの部分を連想黒い姿嫌らしい動き黒い茂み
第20話“浴槽の縁で” Shyrock作

背中を流すので逆方向に座るよう惠は言いました。
ボディシャンプーをたっぷりと滲みこませたスポンジが、私の背中を往復しています。
あまりの気持ちよさから、私は思わず感嘆のため息をつきました。
「背中を流してもらうって気持ちいいものだねぇ」
「そうどすか?せやけどおなごはんに背中あろてもらうのん初めてちゃいますやろ?」
「いやぁ、初めてだよ」
「てんご言わはったらあきまへんでぇ。あはははぁ~」
「いやいや、嘘じゃないって」
「信じられへんわぁ」
惠は笑いながら素手で背中に触れてきました。
数回撫でると、背中に頬を寄せました。
まるで先程のお返しのようです。
私は何気に振り返ってみました。
すると惠の頬にも私と同様に石鹸の泡がついていたので、私は思わず噴き出してしまいました。
「ははははは~!惠もいっしょじゃないか~」
「もう、そないに笑わんでもよろしおますがなぁ」
「ははははは~、だって~、おかしいんだもの~」
惠はぷっとふくれっ面になって、私の肉棒をぎゅっと掴みました。
「いたい!」
「あっ、堪忍や!手が滑ってしもて……」
滑ったと偶然を装ってはいますが、一向に掴んだモノを放そうとはしません。
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