官能小説『危ない画像』 第18話 (最終章)

「何か意味深な言い方ね。」
「圭子さんの想像、多分当たってるわ。」
「嘘。」
圭子が顔を赤らめた。
「とにかく、俺たちはそっちの部屋に行こうか。」
このスイートは寝室が二つだった。広い部屋にはキングサイズのベッドが二つ、隣
にはダブルベッドが置かれていた。とは言っても二つの部屋の間にドアは無い。間仕
切りはあったが、お互いに顔が見える配置になっていた。
「ねえ、久仁子も見てるのよ。」
圭子が文句言ったが、進はお構いなしに服を脱いでベッドに入ってしまった。それ
を見た麻美と雅彦も寝支度を始める。圭子が様子を見ていると、まず邦宏と和美が同
じベッドに入った。続いて麻美と雅彦が隣のベッドに潜り込む。いつの間にか裸にな
った久仁子が隣の部屋のベッドサイドにしゃがみ込んでいた。
仕方ない、と言った表情で圭子も服を脱いだ。慌てて毛布を剥ぎ、進の隣に滑り込
んだ。
「こんなことなら、別の下着にしてくれば良かったわ。」
圭子が恨めしそうに進を睨んだ。圭子は雅彦と過ごす積もりで前開きの下着を身に
着けていたのである。
取り敢えずベッドには入った圭子だが、どうにもぎこちない風情で進とは距離を保
っていた。
官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』 第10話 恋歌様作

が、正統的な日本庭園とは大分違う。まるで森の中に入ったかのように周りが見渡せ
ないのである。と言って実際の森のような閉塞感はない。光も空気もすんなりと流れ
てくる。もし見渡せないのを目的として設計されたのなら逆に見事なものであろう。
十五分も歩かないうちにその答えが判ったような気がした。砂利道の傍らの木の陰
から人の気配がしたのである。つい宏美は何の気もなくそちらを見てしまう。話し声
が聞こえるような距離に全裸の男女三人がいた。
二人の男が裸のまま肩を組み並んで立っている。その腰の辺りに全裸の女がしゃが
んで顔を寄せていた。何をしているのかもここからはっきり見える。二人の男の二本
の肉棒を丹念にフェラチオしているのだ。思わず、宏美は側の岩の陰に隠れた。
息まで潜めた宏美の視線の先で女は一生懸命に肉棒をしゃぶっている。二人の男は
二十才位で顔も背格好も驚くほど似ていた。双子なのだろうか。気持ちが良いのだろ
う。二人ともうっとりとしている。やがて、その一人が女の髪をなぜながら言った。
「もういいよ。千春。おかげで僕も兄さんもびんびんだ。ご褒美をあげるよ」
テーマ : ■近親相姦〜お母さんと息子〜■
ジャンル : アダルト
夫婦が選択するセカンド・パートナー

当の範子さんはご主人と仙吉さんの間を行ったり来たりするんです。 そのたびにふたりの男はハラハラドキドキしました。
ほんのわずなの時間妻のアソコをよその男に貸し出しているだけなのに直巳さん、もう取り返しがつかないほど寝取られこのままでは目の前の男に惚れてしまうんじゃないかとさえ思われたんです。
ところが仙吉さんの射出は繁みに向かって行われました。 ご主人の手前安心しきったのと仙吉さんのやさしさに範子さん、飛沫いた仙吉さんを抱きしめ労をねぎらいました。
解放された範子さん、一旦は直巳さんの元に帰って来たんですが後を追って現れた鳴海さんが背後に立ち彼女の尻を撫で反り返りをその尻に這わすと彼女はためらうことなく自分を蜜の世界に誘ってくれた反り返りを求め手を伸ばし握り扱いたんです。
ご主人の元に帰らなきゃいけないと分かっていても肉欲は断ち難く二本目の反り返りに気持ちが向いてしまうんです。
直巳さんはとうとう範子さんに愛想をつかし席を外してしまいました。
テーマ : 夫婦交換・スワッピング
ジャンル : アダルト
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