あのザラッとした感触

聡子が躰をくねらせながらこう言った途端、彼女のヒダの中に変化が現れた。 クリトリスの裏側が盛り上がってきて、Gスポットらしきものが、指に触れてきたのだ。
店主は待ってましたとばかりに、それを指の腹で撫で上げた。 すると、あのザラッとした感触があり、同時にヒダの奥からあの生温かい愛液が溢れ出してきたのだ。
聡子の躰も小刻みに震えだし、喘ぎ声も洩れてきている。 どうやら聡子もここで店主に抱かれることで、息子への想いを断ち切ろうと本気で思っているらしい。
その佳純と誘いに応じノコノコ出かけてきた隼人だが、学生時代のパンチラを再現すべく、あれをやらかしたその同じ場所で佳純は隼人のためにパンチラをやらかし、隼人は隼人で布切れの隙間からチ〇ポを挿し込み人妻となった佳純の締め込みを味わおうとしていた。
丁度そこを通りかかった聡子の男は、もつれあう男女を最初は覗き見ようと近寄ったが、よくよく見ると隼人は愛人のライバルでもあるし、佳純は一度はお世話になりたいと思っていた一杯飲み屋の店主の若妻。 嫉妬心がムラムラと燃え上がり、一度は告げ口をやらかした。
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聡子のGスポット

(これが潮吹きか……)
店主が心の中でつぶやき見入ってる間にも、溢れ出たそれは床に大層な地図を描いている。 潮吹きといえば、噴水のようなイメージを思い描いていたが、聡子の場合不毛の砂漠に突然泉が湧き出したような感じなのだ。 しかも、その量ときたら半端ない。
店主は思わずヒダの間から指を引き抜いていた。
「あああっ、ああああン……」
まるで獣の遠吠えを連想させるような声が彼女の口から飛び出した。 喘ぎとも、よがりとも違う何とも表現しがたい声だ。 顔つきだって賢婦として佐川家を切り盛りしている、あの顔とまるで違う。 まるで幼い子が何かに向かって甘えるような声……・。
店主はこの時ほど聡子というこの女に魅了されたことはなかった。
「もっとしてほしいんか?」
店主は行為の途中、彼女の愛液で汚してしまったズボンを脱ぎながら、訊き返した。
彼女にとって自分のものでは道足りないであろうが、すでに勃起が始まって久しい。
「お願い……、止めないで……」
ほとんど聞き取れないようなか細い声で彼女は愛撫の継続を懇願してきた。
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