子作り話しが思わぬ方向に進展… ~漢としての焦り~
それもそのはずで母の綾子さんがフリーになったと知った取り巻き連のひとりが綾子さんに迫ったからです。
家を出て行かなければならなくなった。 その一瞬だけ綾子さんは暗い気持ちになりましたがものの小一時間彷徨ってるうちに次の漢から声を掛けられついて行ってしまったのです。
綾子さんは正雄さんによって母であり妻である前にオンナになり切ってしまっていたんです。
こうなると漢に比べ断然女は強くなります。 猛さんの庇護の元暮らしている時は街を歩いていても物陰に隠れるようにしながら用事を済ませていたものを今では日々違う漢と堂々と並んで歩くようになってしまっていたんです。
独り者という強みを生かし好みとあらばどんなに歳の差があろうと誘い掛け深い関係に、あたかも漢側が欲情の果て強引に関係を迫ったかの如く装い持ち込んでしまうのです。
ある日のことその綾子さんから隆司さんに一通のメールが舞い込みました。
子作り話しが思わぬ方向に進展… ~自慰行為が癖になった母~
朝から晩まで父に叱られないよう気を使い懸命に立ち働いて来た母がいつの頃からかその家事を忘れたかのように外出する日が多くなっていったのです。
親子3人暮らしの中原家で何かあった時相談できるのは母以外に無かったのですが、その母が心ここにあらずという風にある時間になると決まって身なりを整え外出を繰り返すのです。 それも出掛ける日に限って母の躰から甘い香りがするんです。
幼いころより何事につけ母が面倒見てくれてましたから性に芽生えてからというものオカズと言いますが妄想の対象はだから母だったのです。 その母が思いつめたような顔をし出かけてしまうのを見てピンときました。 母に漢が出来たんじゃないかとです。
証拠を暴き出したって親爺がああではどうにもならないのは分かっていましたが、それであってもどこの馬の骨とも限らない漢を受け入れ心乱れてる母を見るにつけ嫉妬心がムラムラと湧き上がりどうにも我慢できなくなって秘かに後をつけたんです。
そうやって見つけ出したのが山岳同好会で一緒に山に登るという正雄と名乗る漢でした。
子作り話しが思わぬ方向に進展… ~母は漢に耳を嬲られ腑抜けに~
家庭では耐えさせられるばかりで一度だって親切にされたことのなかった母。 鈴口から涙を流しつつもクンニに徹しきってくれた漢が可愛そうになりしゃぶってあげた。 お礼とは言えこの期に及んでなお挿入ではなく耳たぶを甘噛みしつつ囁かれたことによりついに隠し続けた性癖が暴走。 他人様に見られているかもしれない山中で四つん這いになり尻を高々と掲げ欲情しきったオ〇ンコを魅せ付け誘ってしまう。 覗き見されるのは良いとしても寝取られてはかなわないと年下くん、慌ててチ〇ポで穴を塞いだ。
興奮し我を忘れた母は秘かに焦がれていたこともあってか年下くんをナマで受け止めてしまった。
こうまでして野外交尾に持ち込んでくれた年下くんはこれまで幾度も野でしゃがむ彼女の姿を覗き見しつつその場では何事もなかったかのような振りをし、その反面それを脳裏に妬き付け帰宅して後彼女の恥ずかしい姿を回想し勃起を扱きはやる気持ちを諫めていたとか。
官能小説『蛇の毒』 第4章 とんでもない初体験

してから行くようなことでもないので、いつものように裏木戸から入る。玄関には鍵
が掛かっていることが多かったのである。裏から入ると便所の脇を抜け、その先は風
呂場だった。その風呂場からヒソヒソ話す声が聞こえた。
「そこ、そこ。」
それは啓輔の姉、弘子の声だった。
「もっと強く。ああ、いい。」
弘子の声しか聞こえてこないが、誰かもう一人が一緒にいることは間違いない。風
呂に二人で入っている。それは何かドキッとするようなことを栄治に想像させた。
「ああ、啓輔。」
栄治が思わず声を上げそうになった。風呂場に啓輔と弘子がいる。当然二人は裸だ
ろう。しかも声の様子からすると入浴しているだけとは到底思えない。栄治が足音を
忍ばせて窓に近寄った。窓は網入りの模様ガラスだが端の方が少しだけ開いていた。
息を飲んで覗き込むと弘子がこちらを向いて壁に寄りかかり、足元に啓輔が蹲ってい
る。顔が弘子の腰の辺りに覆い被さっていた。
(あそこを舐めてる)
陰になって見えないが、栄治はそう思った。啓輔の頭を押さえていた弘子が目を開
けた。
「誰。」
弘子が凄い目で栄治を睨み付けた。
義母の冬子を山中で押さえ込む輝久
その道はいくつもの枝道に別れ地元民でも一旦迷い込んだら抜け出せないだろうと言われる程果てしなく続いていることを輝久は幼いころより聞かされていた。
だが、逃げ出すことに執念を燃やす冬子にとって追っ手に掴まったとなればもう二度と街の灯を見ることなどできない。 とにかく後先考えないで逃げることに必死だった。
田圃の畦道から別れ峠の方面に向かったまでは良かったが何処かで道を間違ったようで何時まで経っても峠に辿り着かない。 冬子は焦った。 焦るあまり思考が混乱し元来た道を辿るつもりがそのまた先で別の枝道に迷い込んでしまっていた。
こうなったのにも理由があった。 金衛門は己の欲得以外で働くことを嫌がった。 自宅から山越えの道はどんなに荒れようと道普請など一切行わず荒れるに任せていた。
一家の誰かが勝手に鍬など持ち出し道普請しようものなら殴る蹴るを散々やらかす。 そういった漢だった。
輝久も家出した彼の母 蔦世もだから歩くのに難儀ではあっても一切そのことを口にしなかった。
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