疑惑 「預けていたものの受け取り」
腹上のおカネは戸惑った。
益々充血し、エラが張り出した亀頭が恥骨の内を幾度も幾度も許可を乞うべく嬲ってきている。
腰を使ってこの亀頭を奥に引っ張り込みさえすれば、カリ首を肉球で摘まみ嬲って頸部に押し付けて絞り出せそうな気はするが自身が無かった。
そうはさせまいと、庄衛門は突き出すおカネのアソコへ太腿を使って腰全体を押しのけることで遮った。
下から微妙な位置に亀頭が来るよう己の腰を調整してくる。
おカネはこの先どうしていいのかわからなくなっていた。
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疑惑 「切り図を賭けての攻防」
その気があって現れた庄衛門の股間は既に、おカネにとって目の毒になるほどいきり勃ち盛り上がっていた。
のらりくらりとおカネが最も興味を抱いている内容を敢えて避け、聞こうと水を向けても とぼけたふりしてなんでもない世間話に講ずる庄衛門。
粘って粘って肝心なことを聞き出そうにも話してくれそうになく、おカネは時間が気になって仕方がなかった。
甚六の待つ炭焼き窯に出かけなければならない時間が迫っていたからである。
老健ナース シゲチャンから「イイね!」をいただきました。
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疑惑 「嬲り合い」
とかく庄衛門はマメだった。
空模様が悪い時とか、用事があって遠方に出かけなければならない時でもなければ、仕事先に先回りし亭主がいることを確認した後、必ずといっていいほど何処からともなく姿を現し、ことあるごとに触りたがった。
庄衛門の口から発せられる女どもの話しを聞き違ったおカネに庄衛門は、世間話をとつとつと語って聞かせた。
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疑惑 「55万2千もいる例のファンのひとりが庄衛門だった」
興奮冷めやらぬ庄衛門はコトを終えたおカネのおいどを周囲の者からそれと気づかれぬようサッと心を伝えるべく撫でた。
田舎の、しかも水呑みなどと呼ばれる身分の家では近年まで厠は地面に穴を掘り、甕 (かめ) をいけ、周りを粗末な板で囲った程度のものであった。覗き見しようと思えばいくらでも可能なほど露出に近いやり方で、それゆえに野ションについても罪の意識などなかった。
したがってモンペをずらし、腰巻をからげて草深い野にしゃがみ放つなどというのはごくごく当たり前…… というよりその方が自宅の厠で用を足すよりきれいで安全なことから頻繁に行われ、誰も咎めなかった。
このようなことは現代でも一部で行われている。
フォロワーが55万2千に達するアマゾンの女王がいる。
彼女の場合知佳から言わせれば釣りが特別上手いわけでは決してない。どちらかといえば口だけだ。
顔もそうだが泉南ヤンキーそのものの口の利き方に加えスリーサイズも…… 本人曰く盛り乳もあるようだが悔しいかな頭抜けていて、しかもそれを 例えばケツをこれ見よがしにフリフリさせ魅せつけながら例のはすっぱな口利きをする。
老健ナース シゲチャンから「イイね!」をいただきました。
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疑惑 「庄衛門の言付け」
昭和15年に始まった回覧板という制度も入沢村は未だ採り入れていなかった。
どだい文章を廻したとてろくろく字も読めないもんが多い入沢村では役に立たなかった。
従って伝達事項があれば慶事の際にこれを伝えるか、或いは村の長が各戸を回り伝達するしかなかった。
慶事は今では主に地区の公民館で行うのが普通になっているが、
この時代の、ましてや入沢村などという、ひとも通わぬ僻地に公民館などありようもない。
従って順番制によって祭りごとの宿番を務める以外、慶事 ことに寄り合いは仲間内の中で最も権力を持った家で行った。
足立家か長嶋家がそれにあたる。
何かにつけて席順は、上席に庄屋が座り、順次上役から席を詰め、端役などは座敷に入りきれなくて隣の板の間に坐することになっていた。
双方の庄屋の家は、それだけに豪勢で広々としており、門をくぐる前に既に端役などは射竦んでしまい、発言すらまともにできなかった。
それ故に、決まりごとはただ淡々と上座の控え役が庄屋の意に沿ってあらかじめ書き付けておき、その書き付けを御大層に朗々と読み上げるのが常だった。
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疑惑 「地権や催事どころか夜這いさえ穢多は村八分だった」
夜が明けやらぬ頃起き出して、朝露が降りた畔の草を刈る。
それを持ち帰って、牛の餌とした。
田の畔の草を刈るにしても、それを無駄にしないその地域独特の百姓ならではの工夫があったが、入沢村の百姓は畔に田から掬い上げた泥を塗り、そこに大豆を植えた。
ほんの些細なことであっても、それらがすべて生きる術である食につながった。
草刈は、畦道だけかと思いきや時として田に面する山肌をも刈る。
日照時間が短い山間の村なればこそ、山すそに生えるクマザサなどを刈る刈り落としも、たとえ草が作る些細な影といえども油断ならず、斜面に沿って10間程度上まで刈り上げる家もあるほど石高を上げるため神経質にならざるを得なく、従って横面も加えれば相当広範囲にわたって刈らねばならない重労働。
石高を落とすまいと滑る斜面と戦いながら必死に鎌で刈る。
作佐の女房おカネが、この山肌を刈っているとき声を荒げて近づいてくるものがいた。
本家のおツネだった。
「ちょっとっ、そこはウチの土地だがね。見ちょらん思うて、こん盗っ人が!!」
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疑惑 「夜這いの果ての御落胤」
30戸にも満たない小さな、穏やかな入沢村が騒然となった。
村でも神童で通っていた本家、足立家の跡取り、庄左エ門がどうしたことか突然高台から真っ逆さまに飛び降りた。
幸いなことに、崖下にはその年、本家の母屋の屋根の葺き替えにと、刈り取られ高く積み上げられた萱があり、庄左エ門はその上に頭から落ちた。
本家の威厳を示したく胆試しに高台から飛び降りたんだろうと、崖下で萱を刈り集めていた村の衆はこの時は思った。
「あん、高台から躊躇いもせず飛びんしゃる。本家の若さんは大したもんじゃぁ」
「ほんにのう。旦那さんは葺き替えの屋根に、よう登りんしゃらなんだが、若さんは胆のええことで」
作業に従事していた分家の嫁、おえんも、今飛び降りたばかりの庄左エ門を頬を染めて見つめていた。
跡取りがなぜ、高台にいたかというと、
「庄左エ門さんに見張ってもらわにゃ、分家連中にゃ境がわからんけえのう」
「ほんに ほんに、長嶋さんとこ入り込んで刈ったりすりゃぁ、えらいことだでのう」
飛び降りた庄左エ門は跳び下りるまでの間声をからして下の連中に刈り取りを指示していた。
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疑惑 「十一面観音に魅入られた男たち」
「いい。ああ、恥ずかしい」
オーナーは掲げられた尻を後ろに引き寄せながら、観衆に寝取られてなるものかと双臀の隙間に屹立をそえ、一気に沈み込ませる。
「うっ、はあぁぁぁ・・」
床についた両手に力を込め、和子は上体をのけぞらせた。
オーナーは、ここぞとばかりに尻を引き寄せ、グイグイとえぐりたてる。
背中をしならせ羞恥に耐える女の後ろに年老いた男が覆いかぶさっていた。
脂ぎってはいるが、老人斑が浮き出た顔といい、だらしなく弛んだ腹といい、とても女を籠絡する精力が漲っているとは言えない風体だった。
媚薬の力を借りながらそそり勃たせ、汗みずくになって女の膣をこれは俺の獲物だと言わんばかりに突き上げている。
観衆は痴態に酔いしれ、或いは麗しい花嫁を奇怪な幽体が媚薬の力を借りて籠絡しているとでも映ったのかもしれなく、そのいづれもが興奮し切っていた。
この場から助け出したいが、衆人環視の中ではどうにもならないと諦めながらも、この先どうなることかと固唾をのむ男がいる。
我より恵まれた美貌と均整のとれた肢体に嫉妬し、もっと責め立て、身を滅ぼしてやってほしいと願う女がいる。
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アップデート 2024/02/21 12:45
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