とびっこエレベーター
漢はポケットから手のひらに収まるほど小さなリモコンを取り出して見せた。
「こいつで強弱も操作できる。 こうすると---」
「いっ、いやっ! やめてっ! お願い…… んんっ!」
彼女は大きく口を開き荒々しい息を吐きながら大きく胸を喘がせた。
快感というより苦痛に満ちた彼女の顔はぞっとするほど艶やかだ。
「今のが最大限の振動だ。 小さい振動で長時間弄ぶのも面白い。 もちろんしたことはないだろう?」
最初の階でエレベーターは止まりドアが開いた。
止まって動き出すまでにやけに長く感じた。
彼女の顔は瞬く間に汗ばんでる。
「誰かが乗ってきたら…… 止めてあげて……」
なお美は息苦しかった。
「誰かが乗ってくるほうがおもしろいんだ。 そうだろう? いつかなお美のアソコにこいつを入れて外を歩かせてみたい」
我が意を得たりとほほ笑む漢を前に、なお美の動悸が激しくなった。
スワッピングを匂わせる発言に
「儂は元々若い。 昨夜もしたのに、また朝からできるんだからな」
すぐに返した漢になお美はゴクリと喉を鳴らした。
「気にしなくていいのよ」
漢の愛人が気品のある笑みを浮かべた。
昨夜は粋な和服を着ていた漢の愛人が、今朝は白いノースリーブとラベンダー色の羽のように鮮やかなロングスカートだ。 髪を肩まで下ろし、和服とはまた違った美しさを漂わせている。
これほど艶めかしい女が男の愛人なのだ。 それなのになぜ漢は自分のような女を相手にするのかと、なお美はまた考えを巡らせた。
ひとときの遊びのつもりだろうか。 けれど、それならなぜ愛人のために借り上げたマンションに連れ込んだんだろう。 考えれば考えるほどわからなくなってくる。
「お口に合うかしら」
「えっ!? ええ、とても美味しいです」
なお美は我に返った。
「できるだけ早く、お宅に伺いたいわ。 ご主人にご挨拶しておけばお留守の時、ここに堂々と泊まれるはずだから」
愛人がいうのに合わせ
「それに、旅行にも行けるしな」
漢が付け足した。
「なお美には教えたいことが山ほどある。 バイブも使ったことがなかったとは、これから先楽しみがいっぱいでいい。 大人の玩具というか、プレイに使う道具はいくらでもあるぞ。 こんな話しをすると、またムズムズしてくるんだろう?」
嫉妬がらみのおもてなし
最初は女壺の中を確かめるようにゆっくりと動いた漢が、じきに腰を動かすスピードを速めた。
「んっ! あう! くっ! んん!」
穿たれる度に乳房が大きく揺れた。 肉の襞が擦られて気持ちがいい。 静かだった波が大きくうねり始め嵐の大海に放り出され海獣に呑み込まれ揉みしだかれているようだ。
「そろそろいけ!」
ひと時動きを止めた漢が密着している腰のあわいに指を入れ肉の豆を弄んだ。
「んんっ!」
すぐになお美は絶頂を極め打ち震えた。
「よし! もっといけ!」
肉の豆から手を離した漢はなお美の腰をがっしりと掴んでグイグイ腰を打ち付けた。
「ああっ!」
次に来た大きな波に呑み込まれ、なお美はブルブルと太股を震わせ倒れそうになった。 バーを握っている手に力が入らず床に崩れ落ちそうになった。
漢の動きが止まり屹立が抜かれた。 白濁駅が洗い場の床に滴り落ちる。
ふうっと大きな息を吐き漢はなお美の肩からシャワーを浴びせた。
「せっかく湯が張ってあるんだ。 入るぞ」
漢はなお美を抱きかかえるようにして湯船に浸かった。
深い吐息の意味するもの
「離れるなよ」
いやっと言った瞬間、左手でグイと腰を引き寄せられた。
ひとつに結合したまま漢は、右手で握った玩具を後ろのすぼまりの中心に押し付けた。
「いやあ! やめて、しないで……」
声がかすれ胸が激しく波打った。
「力を抜け! 十分に揉んでやったんだ。 柔らかくなってるし湿りもある。 力さえ抜けばこんな細いものぐらいすんなり入るはずだ」
「ダメッ……」
「馬鹿言うな、今更。 そのうち儂のものを後ろで咥えてもらう。 こんなもので怖気ずいてどうする」
なお美はそそけだった。 これまで味わった中で最高と思えた治夫の肉茎を優に超える太さ、そんなものを後ろで受け入れられるわけがない。
たった今、漢が後ろ委に沈めようとしている玩具でさえ、なお美には無理としか思えなかった。
「大きく息を吐け!」
恐怖と興奮で荒い息を吐いてるなお美に漢は肉茎で攻め上げ更に大きく息を吐けという。 それはもう命令そのものだった。
躰の中心を貫かれ身動きできないなお美は言われるとおりに息を吐ききった。
吐き終わると同時に異物がすぼまりを通過し排泄器官へと押し入った。
罪悪感と快感の狭間で
またしても漢の意地悪な言葉が飛んだ。
「して……」
口惜しいに違いないがなお美は小さな声で漢につい先ほどまでと同じような動きを乞うた。
「儂が勝手にしていいのか?」
なお美はうつむいたまま小さく首を縦に振った。
「チッ 勝手にしろってか。 ふん、なるほど。 そう言われるとこちらも心置きなくできるってもんだ」
漢は改めてグイっと腰を密着させなお美の背中に回している左腕を引き付けた。 そして、尻肉との隙間に右手を差し入れた。
「あっ …いや……」
予想外の行為になお美の尻がくねった。
「お前のイヤは確かシテの同義語だったな。 ここをいじると壺がよく締まる。 お前の後ろは開発のし甲斐がある。 そのうち後ろをいじるだけで気をやるようになるかもしれんな」
「あああん… いや… そこはいや……」
嫌悪感と恥ずかしさになお美はその場から逃げようとした。 だが、背中に回している漢の野太い腕は容易になお美を逃しはしなかった。
それ以上に興奮しきったなお美の蜜壺は漢の反り返った肉茎で繋ぎ止められていてしかも肩口を抑え込まれ肉茎が肉球を嬲ってていて快感が全身を迸り女が目覚め逃れようがなかった。
入浴中、なお美の恥ずべきところをこれでもかと責める漢
ほんの少しでも躊躇いを見せると漢が手を上げた。
なお美は慌てて太股を離した。
「もっとだ、もっと。 よし、動くなよ」
漢は改めてシャワー・ノズルを持ち、まずなお美の肩から湯をかけた。 そして腹部から漆黒の翳りへと移っていき右手を翳りの奥底にある秘肉へとめり込ませ、女の器官をまさぐるようにして洗い始めた。
「あう……」
なお美の総身が硬直した。
湯の出ているノズルをフックにかけながら漢の指は花弁のあたりで妖しく動き続けた。
「洗っても洗っても、ここはすぐヌルヌルになるな」
笑みを浮かべ漢はなお美の淡い肉の豆の周辺を弄り回した。
「んふ……くっ……いや」
なお美は小鼻を膨らませ喘いだ。
「動くなよ。 勝手に動いたら尻が赤くなるまでひっぱたく。 サルのケツのようになりたくば動いてもいいんだぞ」
じっと立ってるのが恥ずかしく、逃げようという思いがちらりと脳裏をかすめたとき、まるでなお美の心を先読みしたかのように漢が口を開いた。
なお美は動けなくなった。 浮かそうとした足裏をピタリと洗い場の床につけた。
「かわいい顔をしていながら幾らでも漢が欲しくなるんだろう? 口では嫌と言いながら、こんなにいっぱいヌルヌルを出しているんだからな」
浴室で人妻なお美を己の女にすべく折檻を繰り返す漢
漢がなお美の掛けていた布団を剥いだ。 なお美は何も身に着けていない。 慌てて剥ぎ取られた布団を引き戻そうとするがそうはさせじと漢。
「昨夜、アレが終わった後、躰の手入れもせずぐっすり眠ってしまったんだったな。 汗まみれ、シルまみれのはずだ。 まさかそのまま服を着て帰るつもりじゃないだろうな?」
夫が見たら決して許さないだろう交接の痕跡が残ろ恥部、素養の悪さを指摘されたようで全身カーッとなった。
「シャワーが嫌ならそのままでもいいんだぞ。 なお美のアソコならそのままでも舐められる」
足首を持たれ漢はなお美の股間に顔を埋めようとした。 なお美は慌てて躰をかわし布団にくるまった。
「ほう、洗う気になったか」
なお美は返事もしないでベッドから下りた。 下りてみて驚いた。
昨日着てきたはずの服も、漢の愛人から借りたパジャマも、下着さえ見る限りベッドの周囲に見当たらない。 なお美は戸惑い焦った。
「うん? どうした」
「昨日着てきたものも、寝る時あの人から貸していただいたパジャマも……」
無いと言いかけると
「風呂に入ろうというのに汚れた服が必要か?」
どうやら一糸まとわぬ姿のまま浴室に移動しろということらしい。 時間から言って漢の愛人も同然目を覚まし裸で歩く姿を見るだろう。
tag : レイプ
下手な言い訳をし、自分を取り繕おうとするなお美
なお美は肉の火照りを冷ますため、こっそり指で慰めようとした。 それを眠ったはずの漢に感づかれ結果的に抱かれることになってしまった。
何もかもが夢のようだった。
もしもこの時なお美が正気であったなら漢の愛人が漢と行為を終え休んでいる、その同じベッドで示威行為にふけることなどできるはずがない。
初めて他人の行為を覗き見ておかしくなっていたのだ。
「亭主のことが心配か? しかしそれなら元同窓の漢と3年も不倫を続けたりしなかった筈だ。 亭主との夜の性活に不満があるから外で漢に抱かれていた。 そして昨夜はまた新しい刺激に感動するようになってしまった。 違うかな?」
漢が言うことは至極もっともだ。 けれど旦那の元同僚の漢と深い関係になるとは考えていなかった。
話しを訊いてほしかっただけ……。
ここに連れてこられたから、結果的にこうなっただけ……。
なお美はまた心の中で言い訳をした。
飢え過ぎた雌猫
目を開けたなお美は見覚えのない天井の明かりにハッとし、一瞬慌てた。
手の届くところに漢がいて一層狼狽えた。
「ようやくお目覚めか? 気をやりすぎて疲れ果てたんじゃないのか?」
漢はとうに目覚めていたらしい。
漢がなお美のような女を連れ込むときのために借りているマンションだった。
ここに来てからのことが瞬時に脳裏をよぎった。
夢さえ見ることなく寝入っていたようだ。 漢の言うように何度も悦楽を極めクタクタになり、行為が終わった後シャワーも浴びず深い眠りの底に引き込まれていったようだった。
けれど、昨夜のことは夢であってほしいと願った。 かつて夫と同じ職場にいたこの漢と、夫が酔った勢いで家に連れてきたことがきっかけで外で出あうようになり誘われるまま呑むこともあった。 彼の同僚たちも一緒だったし漢の特別な視線に気づいても、それなりに距離を保ってきた。
それが、同級生で結婚前から付き合っていた西村が不慮の事故で亡くなったことで精神が不安定になり、自分から漢に電話をかけ誘い出して逢ってしまった。 それでも深い関係になるなど思いもしなかった。
夢精で汚してしまった息子の下着に執着し始めた母
それ以外の買い物で大きなものと言えば自分の衣服程度。 ところがこの日は打って変わって大きすぎる荷物を家族が居ぬ間に持ち帰ったのだ。
中身は何と介護用の敷きパット。 つまりおねしょパット。 治夫の夢精が酷くシーツを通り越し敷布団の布地まで汚してしまうものだからシーツの下に敷きパットを… ということのようなのだ。 それほどに大量の濁液がほとばしるようなのだ。
こう言ったものを汚してしまった当人の処理法は今も昔も変わらない。 治夫の場合ベッドの下に押し込んで知らん顔してまた別のものを敷く。 汚してしまった敷布団とシーツの間にトイレットペーパーが山と押し込んであった。
なお美はそれを嬉々とした顔で取り換え、殊に激しく黄ばんだパンツを矯めつ眇めつ広げて眺め鼻腔に持って行き思いっきり息を吸い込む、時に舐めたりしつつそれとなく股間に手を伸ばす。
「息子への夜這い」それは母としての使命
「お前アイツが借りた金返せって言ってきたぞ、一体いつ、しかもその金を何に使ったんだ」
開口一番、入社当時から心を寄せていた受付嬢に軽蔑心を包み隠すことなくこう告げられ
彼をしていたくプライドを傷つけられ、その怒りが治まらないまま帰宅となって帰るなり妻を口汚く罵ってしまっていた。
きれいに変身しつつあり、しかも妖艶に振舞ってくれ夢中になって連夜挿し込んでいるその妻に向かってろくろく理由を聞かずして怒鳴り上げてしまっていた。
無論借りたお金の行方は己の出世競争のための上役への貢ぎ物に使われており、亭主が閨で妄想したように着飾ったり化粧したりするお金は漢へ躰を与えてやった代償に頂いたものだ。
「二言目にはカネカネと… あなた一体いくら貰って帰ってると思ってるの!?」
所詮使い走りの課長のくせにと言われたようで脇に立ち注がれたビールをそのままエプロン姿の妻にぶっかけてしまっていた。
浴室で始まった母と息子の確かめ合い
だから母子間での治夫の一発目は母の欲情に満ちたフェラに抗えず全身を震わせながら口腔内への発射となってしまった。 路上に蹲ってしまうほど漢に飢えていたなお美は先走りは勿論濃厚な精子までをもすべて飲み干し、それでも足りなく息子を浴室へと誘い込んでしまっていた。
「いいこと、このことはお父さんには内緒よ」
こう言い含めると今抜き終わったばかりなのにもう股間を膨らませ始めた息子のソレをなお美は素股で受け止め興奮でめくれ上がったソレで峰を擦り上げた。
おずおずと背中に手を回す治夫を頭ひとつ分小さいなお美が抱きしめつつ更に先へコトを進めるべく腰を振り、しかしそれでは後々悪いとでも思ったのか言葉であやした。
シャワーを使い指を中に潜ませ幾度も掻き出した筈なのに治夫のマ〇の峰に溢れ出たシルが滴りヌルミを帯び始めていて絡めた腰を振りひと擦りするたびに治夫のマ〇は徐々に頭をもたげ入り込む隙を探しありとあらゆるところへノックを繰り返しなお美を惑乱させた。
自慰行為を魅せ付け息子をその気にさせる母
企業戦士は日々出世競争、使い古した女房に嫉妬なんかしてみたところで老いた先の生活費の足しになんぞなるわけないからだ。
その点女は違う。 次の漢が見つかるまで何日でも鬱々とした日が続き、気が付けば独りで慰めている。 この世は闇かと悲嘆した。 なお美曰く、あのような漢にもう二度と巡り合うことなど叶わないと思えたからだ。 それほど懸命になってアプリを弄っているにもかかわらずあのような漢はヒットしない。
焦りはなお美を益々大胆にさせた。 覗き見る治夫こそ大変だった。 自分の中にある処女だの貞淑だのという言葉がことごとく崩れ去ったからだ。 女性器の標準がピンクからどどめ色に変わりマンスジなるものがくぱーへと変化してしまっていて己の肉胴も所々傷が治ったり出来たりし老人性色素斑様のシミが出来ていたからだ。
浮気相手への欲情を夫婦性活に
仲良く連れ立って歩く様子をお互い何度か目にしてますがそこから先、一体何が行われたのか知らないわけで否が応でも卑猥な妄想を呼び覚まし嫉妬心を掻き立てられ寝取るだのネトラレだので盛り上がる訳だ。 治夫が覗き見る両親のセックスとはまさにそれだった。
悲しいことに夫婦和合とは言うものの旦那がやる気になっても妻が乗って来ないうちは和合という訳にはいかない。 妻のなお美がイヤらしい気持ちになった時だけ和合が叶う。
妻のなお美が路上で蹲った挙句家に帰り着いて荒れ、買いためた衣服や貴金属を洗いざらいリサイクルに持って行ったと息子が忠告に及んでも亭主は怒るどころかこれぞチャンスと身構えた。
ここで我が失態をそれとなく晒してやれば所詮溜まっている。 自分のやらかしていることは棚に上げ妄想を掻きたて亭主の浮気をここぞとばかりに真綿で首を絞めるが如く追求し告らせそれを性処理の発奮材料に使おうとする。
プレゼントが処分品に代わるとき
治夫から見ても如何にも安物、つまりイミテーションを大事に仕舞い恐らくデートであろう時は必ず身に着け出かけた母がこの日はどういう訳か終活のような片づけ方をし始めた。
一部は何時の時代のものなのか訳が分からない、しかし高級な服を惜しげもなくゴミ袋に詰めていて、よく見るとその中に漢からプレゼントされたであろう例のイミテーションの数々をも忍ばせ封をしていた。
どうせ一時的なヒステリー、気まぐれであろうと見て見ぬフリし部屋に戻ったが、よくよく考えてみれば恐らく古いなりに高級な服は全て父からのプレゼントであろうしそうでないもの、例えばバッグなどは今回と同じように外で出逢った漢からの貢ぎ物であろう。 どういった理由かは知らないが過去を全て捨て去るつもりで処分に講じている? この際漢なんか・・風に思えた。 …となるとそうと知らないまま働き生活費を持ち帰る父は如何にも哀れである。
だが、路上で蹲った時駆け付けてくれた初老の漢にとって絶好の機会とも見て取れた。 処分した理由は恐らく過去を忘れ新たな恋に走ろうと思った… からではなかろうか風に思えたからだ。
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路上で蹲る女性
「大丈夫ですか」 の問いに 「私は大丈夫です。 独りで帰れますから」 と応えつつもなおそこに蹲り時に涙を流す。
最初に声を掛けた女性は幾度となく自分の車で自宅まで見送るし、必要なら救急車をと諭すが 「大丈夫です」 と繰り返すばかり。 声を掛けたのが老齢の女性だから遠慮があるんじゃないかと次にこれも高齢の男性が同じ内容の言葉で声を掛けるが 「大丈夫」 と繰り返し親切に応じようとしない。
遠間からこれを見ていたある女性がポツリとこう言った。
「どんなに待ったって漢は来ないわよ」
典型的なハニートラップに引っかかった女性だと言うのだ。 そう言われてみれば成る程、歳の頃からすればもう普通に不倫を謳歌できる筈もなく、かと言って恋を諦めるには少し早いようにも思える。
諦めるに諦めきれない、その理由が心もそうなら躰も、そしてそれなりに金銭もという訳だ。 愛情問題に中で特に躰に関しては同じ年代ならもうとっくに愛だの恋だのは諦めてるはず、そこで優越感に浸っていたとすれば尚深刻なんだろう。
大金をはたき人生の勉強
実のところ蓬莱治夫が性に芽生え行っていたオナニーとは勃起した肉胴を握りしめ擦り上げるそれではなかった。 夢精が大半を占めていたこの時期、彼の手技とは妄想による暴発… つまり性器をどのように扱えば性興奮が増し射精に至るのか知らなかったのだ。
疲れ切って婚期に至った男性諸氏にとって実に羨ましい、ほぼ何もしなくても妄想だけで何発も飛び出すという、あの方式。 それがあることで肉胴を擦り上げ出すに及ぶ。 それほどキワドイ妄想のオカズが必要なくなった分回数は着実に増していった。 それに加え両親のアレの真っ最中を目撃してしまったわけだ。
己の手で作った輪が次第に女性器でなければ気が済まなくなった。 なぜならば先に述べたように同年代の女性は中には既にして両手の指で足りないほど男根を咥え込んでいる風に思えたからだ。
汚らしいという思いと彼女らを転がしたであろう漢ども、受けたであろう彼女らへの嫉妬が、漢としてのプライドが渦巻いた。
tag : 近親相姦
何も知らないままモヤモヤする気持ちを抑えきれなくひたすらオナニーに耽る若者たち
結果は聴くまでもない。 その悉くが返事すら寄越さないまま過ぎ去っていたからだ。 学校で顔を合わせても顔色ひとつ変えないところを見るとどうやら読まれないまま捨てられてしまっているようなのだ。
だのに相変わらず彼女の浮ついた噂は漏れ聞こえた。 その噂を証明するが如く彼女は綺麗になっていった。 歪んだ気持ちは彼を床下に潜り込ませ覗き見に走らせた。 彼女の下着は、とても同年代のそれとは思えないほど華やかになって行き、いつの頃からかその下着のクロッチ部に女のシルシが見え隠れし出した。
彼女に初めて恋した時と違い治夫は、彼女の中の汚らしい部分を心ならず垣間見てしまったような気がした。 夢精はあっても意識し勃起させたことが無かったチ〇ポが覗き見という行為により彼女の何かに反応してしまったようなのだ。
それ以降気が付くと彼女のシルシを妄想し股間に手を伸ばすようになっていったのだ。
子作り話しが思わぬ方向に進展… ~更なる刺激を求め~
説明が終わった段階ですでにして新妻である優子さんを前にし何故か綾子さん恋しである筈の漢のブレーキがぶっ壊れ優子さんの黒ずんだ乳首を許可なく吸いぽってりと腫れ上がったアソコに指を這わせ始めたのです。
「あああ… あなた」
夫婦となって初めて夫の隆司さんの前で新妻の優子さんの寝取られが双方欲情にまみれ立案者側のご主人と義母そっちのけで始まってしまったのです。
「おう うう~む ぐぬ」
ただでさえこういった風な交尾を好む優子さん、孕んでるものですから何もしなくても始終ぬかるんでいて指マンもそこそこに臨月のような腹になった新妻に向かって他人棒のハメが始まってしまいました。
亭主の前で他人棒に気をイカす新妻を見て隆司さんにも激怒に近い嫉妬による欲情が湧き起ったのです。
見方によっては今挿し込んでいる他人棒によって胤の授受が行われたから孕んだ風に見える妊婦と漢の交尾。 それを証明するかのように優子さん、危険だの禁断だのという言葉より欲情が先走ったらしく久しぶりの男根を亭主と義母の前でこれ見よがしに孕ませられた膣奥で貪り始めたのです。
子作り話しが思わぬ方向に進展… ~妊婦の貸し出し~
しかしそれも優子さんの母体とお腹の子への万一を考え医師から止められると厳格な猛さんは医師の指示を生真面目に受け止めその後ピタリと優子さんの中に割り込むのを止めたのです。 しかし隆司さん、そのことについて一向に頓着しなかったのです。 何故なら4人の女性に対し分け隔てなく求めに応じなければならず気を張り続けていたからです。
しかしそこに至るまでに多くの漢からちやほやされてきた優子さん、連日義母の留美子さんと本来ご主人であるはずの隆司さんがめくるめく交尾を繰り返しておられ妊娠中期に至り狂おしくてたまらなくなっていったんです。
留美子さんと隆司さんがベッドインし、しばらくするとドアの向こうで聞き耳を立てる気配に留美子さん、女ならでは飢えているであろうことに気付かないではいられません。 何故なら、彼女を不倫に舁き立てているのは本来連れ合いであるはずの女たちで自分も含め並みの背徳ではなく禁断行為だからです。
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