「人妻美穂と美大生」 第1話“14階と13階” Shyrock作


夫には特にこれといって不満はない。
仕事は真面目だし、ギャンブルもしないし、浮気だっておそらくしたことがないと思う。
むしろとても良く出来た夫だと思ってる。
でも私はそんな良人ともいえる夫を裏切ってしまった。
それはあの思いがけない出来事から始まった。
それはちょうど1年前までさかのぼる。
私は今、眺望の良いマンションの最上階14階に住んでいる。
その日私は洗濯機を掛けたまま、近所のスーパーへ買い物に出かけた。
洗濯機は全自動なのですすぎ終わると勝手に止まってくれる。
天気も良いので、帰ってからベランダに洗濯物を干すつもりだった。
買い物を済ませた後、スーパー近くのカフェでカフェラテを飲んでひとときを過ごした。
買い物に出かけてから帰宅まで凡そ3時間ぐらい過ぎただろうか。
マンションに戻ってみると、私の部屋の玄関前で人がたむろしていて何やら騒がしい。
3人の男性が部屋のチャイムを押したり、ドアをノックしたりを繰り返している。
(どうしたのかな?何の用事だろう……)
よく見ると1人は初老のマンションの管理人だったが、他の2人は見慣れない顔だ。
「人妻美穂と美大生」 第2話“アンコールワットの絵” Shyrock作


下の家はどれほどの被害なのだろうか……
洗濯機をかけたまま買い物に行ってしまったことを、私は深く後悔した。
(補償費用がどれだけかかるのか分からないけど、私が悪いのだから弁償はしなければ・・・でも額によっては恐ろしいなあ……)
洗濯機のホースから零れた水はほとんど吸い取ったのでもうこれ以上零れることは無いだろう。
「管理人さん、手伝ってくださってありがとうございました。もう大丈夫じゃないかと思うので、私、今から下のお部屋にお詫びに行ってきます」
「大変なことになりましたね。私も一応立会いをさせていただきますので」
「すみませんね。ご苦労をおかけしますがよろしくお願いします」
洗濯機による漏水事故が発生した場合、当事者である上下階の住民同士で話し合って決着をつけるのが一般的で、ふつうはマンションの管理人は立会いをしてくれないものだ。
しかし幸いにもここの管理人は親切な人で、階下の被害状況をいっしょに確認してくれることになった。
私と管理人は階下の小野原という男性の部屋を訪れた。
修理業者の出入りが頻繁にあるからか玄関ドアは開けたままドアストッパーで固定してある。
「人妻美穂と美大生」 第3話“予期せぬ代償” Shyrock作


「謝って済む問題じゃないですけど……でも……本当にごめんなさい……許してください……」
管理人はその場に居づらくなってきたのか、まもなく「とにかく両者でよくお話合いください」とだけ告げて部屋から出て行った。
修繕業者も「配管や風呂場の防水に問題が無いのでこれで失礼します」と言って管理人の後を追いかけるように帰って行った。
原因者は自分であり被害者は階下の美大生なのだから、管理人や業者は損害賠償の交渉に介入するわけには行かない訳だから、早々と帰ってしまったのも仕方がなかった。
私は小野原に散々愚痴られ平身低頭して謝りつづけた。
油絵なら多少は水をはじくのだが、運悪く水彩画だったためかなり絵の具が滲んでいる。
乾いてもおそらく跡形が残るだろう。
家財道具であれば金額の高低はあるものの、金銭で弁償するか買い換える方法だってある。特に衣類であればクリーニングで済むものもあるだろう。
ところが、小野原が海外で描いたという絵はいったいどうすれば良いのだろうか。
金銭で弁償する方法しか浮かばなった私は小野原に提案してみた。
「小野原さん、お金で済む問題じゃないことは分かっていますが、その絵を弁償させていただけないでしょうか」
「人妻美穂と美大生」 第4話“衣擦れの音” Shyrock作


でも仕方がない。自分が撒いた種は、自分で摘み取る以外にないのだから。
自分にそう言い聞かせてはみるのだが、まもなくいまだ経験したことのないヌードモデルにならないといけないと思うと、胸の鼓動が激しく高鳴った。
(コンコン・・・)
「おじゃまします、山川です」
「ドア開いてるから、どうぞ入って」
昨日とはかなり違ったぶっきらぼうな返答が返って来た。
いささか不快に感じたが、今は我慢だと自分に言い聞かせ冷静さを保つよう努めた。
「失礼します」
「奥の方へ入ってきて」
声はするのだが小野原の姿は見えない。
脱いだサンダルを揃えて玄関から廊下へと入った。
少し廊下を進むと昨日話し合いを行なったリビングが視野に入ったが、そこには小野原の姿はなかった。
まもなく背後から少しかすれたような声が聞こえてきた。
「こっちだよ」
振り返ってみると向かい側の部屋で、小野原が気だるそうな表情でこちらを見つめている。
部屋には日用品等が散乱していてお世辞にも綺麗とはいえなかったが、部屋全体のインテリアコーディネートを白でまとめているところは、さすがに美大生の片鱗をうかがわせた。
「人妻美穂と美大生」 第5話“初ヌードモデル” Shyrock作


ショーツをそっと足首から取り除く。
結婚後初めて夫以外の男性の前で全裸になった私は、顔がほてり膝ががくがくと震えた。
「これでいいですか・・・?」
消え入りそうな小さな声で尋ねてみた。
小野原はこちらを向いた。
私を見た瞬間、驚いたような表情を見せたが、直ぐに平静をつくろったように感じられた。
「それでいいですよ。じゃあ、そこに置いてある白い椅子に座ってくれますか?少し身体を斜めにして。」
彼の中ではすでに構図ができあがっているのであろう。
直ぐにポーズの指図が飛んできた。
小野原の指示どおりポーズをとろうとしたが、モデル経験などない私は、緊張も手伝ってかなり身体が強張っていた。
もじもじとさせながら、やっとのことで小野原の注文のポーズをとった。
小野原はデッサンを描き始めた。
「奥さん、そんなに硬くならなくていいですよ。もっとリラックスして」
「はい・・・」
そういわれても、簡単に緊張は解けるものではない。
私は少し気を逸らそうと思い、姿勢はそのままにして目だけで部屋中を見回した。
さすがに美大生らしく、部屋内はアトリエっぽくしつらえている。
「人妻美穂と美大生」 第6話“恥辱のポーズ” Shyrock作


私に語りかけてくるだけ間は手の動きがピタリと止まってしまう。
私にすれば少しでも早く描いてくれて、早く解放して欲しい。
だけどそんなことを口にするわけにはいかない。
「奥さん、少しだけ足を開いてくれるかな?」
それまで私は膝をピタリと閉じ合わせ、左半身の姿勢で椅子に腰掛けていた。
小野原の突然の言葉に戸惑ったが、彼の要求を無視するわけにもいかず、ほんの僅かだけ膝を開いた。
しかし、
「もっと開いてよ」
これ以上開くと大切な場所が見えてしまうかも知れない。
私がためらっていると、
「俺の注文どおりポーズとってくれないと、奥さんに何度も来てもらわないといけないかも知れないよ。満足行く絵が描けるまで」
「それは・・・」
「今日うまく描けたら1回で済むんだから。俺だってその方がいいしさ。奥さん、今日1日だけだから勇気を出してくれないかなあ」
ここまで言われると、彼の要求に従わざるを得なかった。
膝を先程よりも大きく左右に開いた。
「こっちを向いてくれる?」
「えっ・・・」
私は腰をよじってゆっくりと小野原の方に身体を向けた。
彼はこちらを正視している。
恥ずかしさのあまり私はうつむいてしまった。
「人妻美穂と美大生」 第7話“野獣の抽送” Shyrock作


ましてやベッドや床と違って肘のあるソファである。
追い詰められた私が逃げようともがいても、肘が邪魔をして容易に逃れることはできなかった。
「やめて~~~~~~~~~!!」
「大きな声を出すな!!」
小野原は慌てて近くにあったタオルを私の口に詰め込んできた。
「うぐぐぐっ!!うぐっ!!」
足をばたつかせてかわそうとするが、男は華奢に見えてもやはり力がある。
両膝を無理やりこじ開けられ身体を寄せてきた。
「ううっ!!うぐぐぐぐっ!!」
「大人しくするんだ!!」
小野原は私の口を手で押さえながら、もう片方の手で私の乳房を乱暴にまさぐってきた。
それは愛撫などというものとは程遠く、ただ力任せに激しく揉みしだくだけであった。
「うううっ!!うううううっ!!」
小野原の息遣いが激しさを増した。
しばらくすると怒張したものを股間に密着させてきた。
「!!」
(グググッ・・・ズニュッ!)
「んぐっ!!んんんん~~~~~!!」
小野原のそれは信じられないほど硬く、まるで鉄柱のように感じられた。
身体に痛みが走った。
小野原はソファの端っこに私を追い詰め、すごく力で私を圧迫してきた。
「人妻美穂と美大生」 第8話“真珠のネックレス” Shyrock作


すると驚いたことに箱の中には真珠のネックレスが入っていた。
私は「こんなの受け取れません」と返そうとしたが、「奥さんのことが好きになってしまって・・・バイト代で買ったんです。今だけでいいので首に飾ってくれませんか」と小野原はしおらしくつぶやいた。
「立ち話も何ですから、部屋に入ってください」
と言って小野原を部屋に通した。
そしてコーヒーをたてた。
レ イ プから始まったふたりの関係も次第に変化を見せていた。
小野原が従順で優しくなったことも事実だが、私自身も彼のことを次第に意識し始めていた。
プレゼントされた真珠のネックレスを首に着けてみた。
ネックレスを着けたままたてたコーヒーを盆に乗せて運んでいくと、彼は満足そうな表情で私を見つめた。
小野原はカップに口をつけると「あつっ!」とつぶやいた。
その瞬間カップが揺れてわずかだがコーヒーがこぼれてズボンの膝の辺りを濡らしてしまった。
「大丈夫!?熱過ぎたのね。ごめんなさい!」
と私は謝りながら乾いた布巾で膝を拭こうとしたら、小野原は急に私を抱きしめてきた。
「奥さん大好きだ!」
tag : 真珠のネックレスレイプ意識し始め壁に押しつけ唇を重ねそれを待っている自分されるがままクロッチの上から寝室へと誘った独身時代の恋愛
「人妻美穂と美大生」 第9話“濡れた花弁” Shyrock作


首筋、脇の下、おなか、裏返して背中、太腿、さらには足の指1本まで丁寧に舌は這った。
そして彼は私の背後から両手でパンティに指をかけ脱がし始めた。
自分で脱ぎたいと彼に告げた私は、自身でパンティを下ろした。
全裸になると待っていたかのように彼は私を抱きしめ唇を求めてきた。
私の唇をこじ開けるように彼の舌が滑り込んできた。
次第に上気した私は彼に負けじとこちらからも舌を入れた。
激しい求め合うふたり・・・
まもなく彼は両手で私の両脚を広げあそこをやさしく撫で始めた。
執拗にクリトリスをいじられているうちに、私は激しく昂ぶり電流が走り抜けたかのような感覚に陥った。
指はクリトリスから花弁へと移動した。
絶えず動く彼の指が花弁をかき廻しグチョグチョと恥ずかしい音が響くうちに、いつしか私はぐっしょり濡れていた。
たっぷりとそして丹念に愛撫を続けた彼は、すくっと立ち上がるとトランクスを脱ぎ裸になった。
目の前で見た彼のペニスはとても大きくて元気に反り返っていた。
怒張した先端からは早くも半透明の液体がわずかではあるが滲み出していた。
「人妻美穂と美大生」 第10話“小野原の血液型” (最終話) Shyrock作


彼は腰を動かしながら乳房を掴む。
肉棒がグイグイと奥に食い込むに従って胸への圧力が強くなる。
「胸・・・もう少し優しくして・・・」
「あ、ごめん・・・」
先端が子宮口に達すると、思わず歓喜の声がこぼれる。
彼もだんだん良くなってきたようで「奥さん、すごくいい」と声を震わせ腰のピッチが速くなる。
彼は正常位で散々突きまくった後、今度は私をうつ伏せにさせて背後から激しく攻め立てた。
肉棒が出入りする度に「ジュボジュボ」と独特のいやらしい音が漏れ、おびただしく濡れているのが分かる。
彼が「奥さん、奥さん」と繰り返す度に浮気への後ろめたさを煽り立てられたが、一方心のどこかで背徳感に酔いしれている自分がいることも事実であった。
身体中のパーツ全てが躍動し、皮肉にも夫では味わえなかった充実感が私を支配した。
気持ちが激しく昂ぶり、ついには生まれて初めて絶頂を経験することになった。
その時、目から涙が溢れて止まらなかった。
私が達した後も彼は休むことなく腰を動かし続け、私より少し遅れて果ててしまった。
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