官能小説 『ありさ 義父の視線』 第1話 Shyrock作
<主なキャスト>
湊川 ありさ 23才、結婚2年目、元キャンペーンモデル、明朗快活
湊川 隆志 28才、ありさの夫、広告代理店勤務、ありさとは某CM制作で出会う
湊川 諭 61才、隆の父、持病あるが定年退職後は自宅療養
湊川 千賀子 58才、隆の母、控えめな性格、温厚
<目次>
第1話「義父の視線」
第2話「絶倫義父」
第3話「風呂場の義父と嫁」
第4話「覆いかぶさる義父」
第5話「義父の油断」
「義父の視線」
隆志と社内恋愛のすえ結婚したありさは二年目を迎え、平凡だが幸せな生活を送っていた。あの日までは……
ありさたちは結婚後新居に住んでいたが、一年後夫の両親と同居することになった。
一人息子を持つ両親のたっての希望でもあったが、それより両親と同居することにより生活費が節約でき貯蓄に回せることが大きな理由であった。
同居を始めると両親はやさしく接してくれ、ありさとしては特に不満はなかった。
とりわけ義父の諭は色々と気遣ってくれてすごく“良い人”に思われたが、一か月も過ぎると彼の視線にどことなくいやらしさが感じられるようになっていた。
ある日のことだった。
ありさが風呂に入っていると、ふと窓の外から視線を感じるのである。
(あれ? 誰か見ているような気が……)
両親から「湿気でカビが生えると困るので風呂に入るときは窓を開けてね」と言われていたので、ありさはいつも十センチ程度窓を開けた状態で風呂に入るように心がけていた。
附近に家が密集していないことや裏が山になっていることなどから安心していたのだが、いつも窓の隙間から誰かに覗かれているような気がするのであった。
官能小説 『ありさ 義父の視線』 第2話 Shyrock作
「絶倫義父」
ある夜、風呂場で事件は起こった。
ありさがシャワーでかけ湯をしていると、いきなり引き戸が開きパンツ一丁の諭が入ってきた。
「きゃっ! お義父さん! 何ですか?」
驚いたありさはとっさに空いている手で胸を覆ったが、もう片方の手はシャワーを握っていたので陰部を隠すことができず諭に見られてしまった。
ありさが狼狽していると諭はとんでもないことを言い放った。
「隆志は今夜も忙しくて帰らないのだろう? 代わりに私が慰めてやるよ」
「結構です。早く出ていってください」
「そんなにつれないことを言わなくても」
「早く出ていってください!」
「おまえたち、最近ほとんどしていないのだろう? 隆志がずっと遅いからなあ」
「私たちに構わないでください。とにかく早く出ていってください」
しかし諭は出ていくどころか、逆にありさに接近し身体に触れ始めた。
「ずっと日照りが続いているんだろう? 私が慰めてやるよ」
「冗談言わないでください! 本当にやめてください!」
「ありささんっていい身体をしてるなあ」
「ジロジロ見るのはやめてください!」
避けようとするありさの背後から、諭は乳房をつかみ鼻息を荒くしている。
官能小説 『ありさ 義父の視線』 第3話 Shyrock作
「風呂場の義父と嫁」
壁に寄り掛かったありさの脚を背後から開かせると、諭はがむしゃらに尻肉を揉み、スベスベの肌に唇をつけて味わった。
「あっ……あうんっ……!」
喉の奥から押し出されるように高い声が漏れた。
風呂場に反響して、さらに大きく淫らに聞こえる。
身体が接近しているので、当然そそり立った肉根がありさの身体に触れる。
怖れをなしたありさが、先の承諾をひるがえし拒絶の態度を示す。
「ちょっ……お義父さん……や、やっぱり、やめましょう……」
諭はありさの言葉を無視し、背後から若い肉体に抱きつき乳房を揉みしだく。
「……ふあぁぁぁ……やぁっ……あん……やめて……ください……」
「1回だけならいいと言ったじゃないか」
強い力でありさをねじ伏せる諭。
やはり男の力には敵わない。そのままズルズルと浴槽の蓋に押し倒されてしまう。
「お、お義父さん……乱暴はやめてくださいっ……んくぁ……」
シャワーからは湯が出しっぱなしになっている。
二人は生温い水にまみれながら、蓋に寄りかかり裸体をもつれさせ合った。
「ん? 今更やめてとはなんだ。さきほど1回だけならよいと言ったじゃないか。いいからじっとしてなさい。隆志がいつも帰りが遅いので性欲が溜まっとるんだろう? どうなんだ? ちょっと触らせてみなさい……」
官能小説 『ありさ 義父の視線』 第4話 Shyrock作
「覆いかぶさる義父」
ありさが転んだために、風呂場から出てきた諭との距離が一気に縮まってしまった。
少し膝を打ったが幸い怪我はないようだ。
ありさが両手を床に着けて立ち上がろうとしたその時……
濡れた身体の諭が背後から一気に襲ってきた。
「きゃぁ~~~! お義父さん、やめてください!」
諭はありさをうつぶせで寝かせると、そのままありさの尻に自身の腰を押しつけた。
グニュッ……
濡れた花芯に諭の肉根が挿入される。
「ひぁぁぁぁぁぁ~~~~~!! 抜いて~~~~~!!」
ありさが悲鳴とも喘ぎともつかない声をあげた。
びくびくと痙攣する身体の両脇に手をついて、諭は腰を突き入れる。
「あうううっ……! お願いっ、抜いてください!!」
「おおおっ……あんたに覆いかぶさったら偶然入ってしまったんだ。うぅっ、ありささんのおまんこが気持ちいいっ……!」
「いやぁぁぁぁぁ、やめてっ! 抜いてください!」
容赦なく腰を奥深くに擦りつけ寝バックでありさを犯す諭。
夢中になった諭は首筋を舐めまくる。
押さえつけられて動けない状態で責められている状況に、膣がキュっと締まる。
「お義父さん……お願いです、抜いてっ……」
「嫌だよ、抜かないよ。やっとありささんと一つになれたんだから」
官能小説 『ありさ 義父の視線』 第5話 (最終話) Shyrock作
「義父の油断」
「ありさ、かわいい……」
最初から最後まで寝バックだけで貫き通し、果てた後うなじにキスをしながらささやく諭。
惹かれることなどあり得ない相手だが、一度結ばれてしまうと不思議なことに奇妙な親近感が生まれる。
だけど素直になんかなれるはずがない。
「お義父さんなんか嫌い……」
「ありさ、すまない。だけど私はおまえが好きなんだ。だからどうしてもおまえが欲しかったんだ。あまり抵抗しなかったよな、ありさも」
「……」
諭の言葉に罪悪感と脱力感が身体を巡った。
抵抗しなかったわけではない。
できなかったのだ。
こけて、うつむきになって、覆いかぶされて、挿し込まれて……
正直すごく気持ちがよかった。力が抜けてしまった。
心の奥底ではやめて欲しくないなんて思ってたのかもしれない。
しかし挿入されている最中、頭が錯乱していたので、その時の気持ちが思い出せないというのが本音であった。
「ありさ、時々でいいからこれからも愛し合おう?」
「そんなの無理です……」
「あんなにいい声を出していたのに、それでもダメなのか?」
うなじに舌が這うと、つよく吸われたところに痕が残った。
「キスマークつくから、やめてください……」
「あっ、すまない……つい夢中になってしまって……」