秘かに島内に帰ってきていた美咲

丁度そこに用事を終えこれから対馬に帰ろうとしていた仁田の翔太と出くわした。 小倉に向かう船で一緒に6時間近く過ごしていて、同じ島出身ということもあり、すぐに仲良くなった。
美咲は何故かひとりでに足が動き、翔太の後を追っていた。 漁民として暮らすのが嫌だと言った美咲に翔太は、それなら農民として生きてゆくのはどうかと提案してくれていたのだ。
幸いなことに仁田には民宿も何軒かある。 翔太となら或いはと、美咲は思い切って彼に連れられまた、対馬へと引き返した。 比田勝に着くと誰にも見られないよう翔太の背中に隠れるようにしながら仁田行きのバスに乗った。
民宿で午前中は躰を休め、午後になるとふらりと翔太の畑を訪れた。 彼のことが心のどこかに引っかかっていたからだろう。
翔太は福岡に出向き、学んで来た技術をもとに畑の土と戦っていた。 薄紫色に咲いているのはジャガイモの花だろうか。 美咲は翔太を呼ぶこともなく、農道に佇んで翔太の働く様子を眺めていた。
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第8話 緑のディルド Shyrock作
口にガムテープを貼られ後手縛りにされた俊介が、笠原に追い立てられてあやたちの傍にやって来た。
「あやさん、愛しの旦那さまを連れてきてやったぜ」
「あなた、こっちを見ないで!」
「んぐぐぐっ……!」
「まあそう言わず、恥ずかしい姿をじっくりと見てもらいな」
「旦那は毎晩見てるから、もう見飽きてるんじゃないかな?」
「がははは~、それもそうだな。だけど愛妻が他人にいたぶられる姿って滅多に見られるものじゃねぇよ。しっかりと目に焼き付けときな」
笠原は残酷な宣言をした。
「百合、どうだ。濡れて来たか?」
「そうね。あやさんってかなり敏感なようで、毛先が大陰唇にちょっと触れるだけで身体をビクンとさせてるわ。それに微かだけど割れ目からよだれを垂らしているしね。あはは」
「どれどれ?」
笠原はわざとあやの臀部に顔を近づけじっくりと覗き込んだ。
「うんうん、確かに濡れてるな。本当ならこの蜜を旦那が美味そうに啜って、あやさんはヒィヒィ言わされてたんだろうが、俺たちが邪魔してしまったからな~。悪いことをしちまったなあ」
「私たちがその埋め合わせをしてあげれば丸く収まるんじゃないの?」
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