鰐浦峠を下って港に向かう道すがら、無数のコヤがあった

そのようにして育った子らが思春期を迎えるころになると、近所の男どもはそのコヤに悪さをするため連れ込もうとし始める。 狭い地区のこと、大人がそうやってみせたので、その子らもそうそう疑問を抱くとか抵抗を試みるとかしない。 そうやって大人にさせられるとそのうち本土から来た男の人に声を掛けられるようになった。 一緒に遊んだ男の子はそうでもないのに、なぜか女の子に限って一段も二段も高みの大人の社会を垣間見させられることになる。
急に優しくされ、親切丁寧に扱われるようになったことで自分は大人社会にとって、いや、地区にとって大切な人なんじゃないかと、勘違いするようになる。 和江はともかく、幾世も美咲もその延長線上で更なる男を咥え込むことになる。 コヤの中で乾燥させた海藻を布団代わりに、次々と男にのしかかられると、当初思ってたほど辛くはなく、むしろ天に上るような心地にさせられ、いつしか快楽目的で漢を迎え入れるようになっていった。
『人妻あや 悪夢の別荘地』 第13話 初めての三所攻め Shyrock作
「お、お願いだ……もうやめてくれ!」
「俺は味がどうかと聞いているんだ。質問にちゃんと答えろ!」
百合が会話に参加してきた。
「だ~いじな奥サマの蜜なんだから旦那サマにとって蜂蜜よりも甘いに決まってるじゃん」
「そうか。野暮な質問だったかな」
「それはそうとガムテープを外すと、旦那さんやっぱりうるさいからもう一度貼ってあげるわ」
「や、やめろ!口を塞がないでくれ!」
百合は俊介の口元に再度ガムテープを貼ってしまった。
「うぐっうぐっ……」
笠原は再びあやの股間に潜り込み、わざと聞こえよがしに音を立てて陰裂を舐めまくる。
「いやぁ……もう許してぇ……」
あやの股間から聞こえてくるビチャビチャと言う淫靡な水音に、俊介は耳を塞ぎたかったが腕を縛られているためそれができず歯痒さと口惜しさを滲ませている。
一方俊介とは対照的に、あやの陰裂に舌を這わせる笠原の股間はいつの間にか大きく盛り上がっていた。
昂ってきた笠原が百合に懇願する。
「百合……しゃぶってくれないか」
「構わないけど私の口の中で行かないでね。せっかくなんだあやさんの中に出してあげてね」
百合の言葉にあやは即座に反応する。
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