ルート営業中、出逢い系で釣った男を甚振り楽しむ人妻の佳子

田辺と、社内でも噂が立つほど激しい不倫を繰り返した佳子はついにこれまでとは全く逆方向の営業に回された。 男ばかりの職場にあって、唯一の女性ドライバー佳子は、どちらかと言えばこれまで、男性群に守られながら働いていた。 今回行われた人事異動は、その守られた領域からは手も足も出せないほど遠方のルート上にある。 配送センターから、気が滅入るほど遠くまで走って、やっと担当域に入る僻地の、また、僻地 鳥も通わぬ僻地。 問題を起こした時期が良かったからこそあてがわれたルートと言えた。


女を口説くことは男のロマンだが、女が妙齢になるとサカリがつき牡が盛んに尻を追いかけまわし始めるものだからライバルが増えたかだか穴なのに条件が高まり並大抵の努力では堕とせないようになる。 努力に努力を重ね運良く堕とせたとしよう。 次に問題になるのが一度男の味を知らしめると女は諦めるという言葉すら理解できなくなるのだ。
美里がそうで、補導員と言う実の父より歳が上の男に開発されまぐわいの快感を覚えたのだが、相手は何しろ30近い歳の差があり話す内容も嗜好も全く違う、けれども生まれた年代が年代だけに惚れた美里に合わそうとせず説教がましいことを繰り返す。
しかも彼にはれっきとした正妻がいて、どうあがいても結婚し子供を生すことなどできない。
荒みに淋しさが加わり昔のワル連中につなぎを付け、補導員の隙を見て抜け駆けし彼らの前で補導員を想い思いっきり晒して魅せつけてやり、その気になってくれたひとりのナニをアソコに誘って嬲ったのである。
慌てたのは補導員で、たむろしていた連中に官憲の名を出し追っ払い美里を半ば強引に連れ帰りコトの顛末を白状させつつそれをオカズにし妄想に替えまぐわいに持ち込み貫いたのである。
それほどに人妻を堕とすということは後々まで後遺症を残すことになるのだが・・・
田辺と、社内でも噂が立つほど激しい不倫を繰り返した佳子はついにこれまでとは全く逆方向の営業に回された。
男ばかりの職場にあって、唯一の女性ドライバー佳子は、どちらかと言えばこれまで、男性群に守られながら働いていた。
今回行われた人事異動は、その守られた領域から一歩も二歩も抜け出たルート上にある。
配送センターから、気が滅入るほど遠くまで走って、やっと担当域に入る僻地の、また、鳥も通わぬ僻地。
問題を起こした時期が良かったからこそ、あてがわれたルートと言えた。
佳子は、ほんの数日間は、ルートと店舗責任者の、一種の癖を覚えるのに必死で、比較的おとなしく回った。
ところが慣れてくると、またぞろ妙な癖が出た。
運転中のメールや電話だ。
先だっての田辺と、会社を巻き込んだ騒ぎに発展してしまったから危険を察し止めたものの、それまでは他の同僚とも不貞寸前の付き合いをしていた。
サカリがついた牝を我先に奪うべく牡どもが挙ってケツを追い回し始め、先達が勝者として頂こうとする例のヤツだ。
この時人妻桂子も美里と同様ムラつく場所を思いっきり晒し淫靡なところに鼻面を埋めさせ無我夢中で啜る様子を見て楽しんだ、欲望を辛うじて抑えたのである。
こうなると競合する奴らは我こそはと言う焦りで理性を失う。
どんなに金額が張ろうが仕事に支障が生じようが女を堕とすことに躍起になる。 金玉が蠢き胃がせり上がり脈拍・血圧が上がって仕方ないからだ。
当然メールや電話の相手も彼らだったが、今は雇い主が怖くて、正面切って誰も手を出さなくなった。
佳子はもう数度、久美に教わったあの出逢い系に手を染めるようになっていった。 常連になったのである。
最初の頃こそ、しきたりや中身を知らなかったので、真面目に電話を受け、写メも送った。
声を聴いた途端、電話を切られたり、写メを送った途端返信が途絶えたりしたが、そこは久美に教わり、次第に対応もうまくなった。
それでも腹の底からせり上がるような性衝動には抗いきれず、適当な会話を楽しむことができた男に向かってOKを出し、ルート上にあるラブホに、営業車を適当な駐車場に放置して、迎えに来た男の車に乗り込むと互いに手コキ・指マンやりつつ飛び込んだ。
佳子はとかく生を好んだ。
何かあったらと、相手は警戒するが、
「ゴム使ったら肌の触れ合いや温もりが楽しめないじゃない」
心配しなくても、今日は大丈夫な日だからと、逆に男を諭した。
勤務時間を使って出逢い系の男と情事をしまくった。
当然2時間という短くて情けない制限があり、さりとて延長となると金銭的に苦しい。 時間内で楽しむためには事後処理の入浴などできない。
抱かれる前はもちろん、抱かれた後もティッシュで簡単に拭くだけで部屋を飛び出した。
男には、とかく急がせた。
迎えに来てくれた車に乗るなり、さっさと自分から下着を脱ぎ、チラチラと魅せた。
ホテルに入るまでにフル勃起させるためである。
そのつもりで来た男にとって、願ったり叶ったりだった。
男にとって、更に都合が良かったのは、
「しつこく付き合ってとか、言わない!ワリキリでいいよ」
「結果次第で、付き合ってくれることってないわけ?」 と聞かれると
「結局したいから誘ったの?」
淋しかったから、誰でもいいから抱かれたくなっただけと応えた。
こう応えると、急いで営業車を発進させ、またルート配達に戻っていったのである。
最初の頃こそ、同じ人物と再度出逢うことを避けたが・・・ 所詮世間は狭い。
ワリキリで目一杯抱かせてくれると知った男たちが次にやることは身元調査だ。
わかってるから似通った文面の相手との関係を避けた。 身バレだけはしたくなかったのだ。
そうはいっても、所詮営業車で駆けつけて出逢ったばかりの男とラブホにしけこむ所作は、どんなに隠していても探し出すのは簡単である。 車に看板掲げて歩いてるのに身バレしないよう出逢うなどできっこない。
関係を持った、それらの人物はことごとく彼女の住まいを突き止め、やがて家の周りをうろつくようになっていった。
佳子は、結局彼らの要求を何度目かに一回は呑んで、自宅近くのどこかで関係を持った。
本当はラブホを使いたかったが、相手も高飛車に出るし、自身も安月給でお金が出せない。
深夜の屋外か、カーセックスで処理するしかなかった。
そんな状況にあっても、男たちは入れ代わり立ち代わり現れては躰を求めた。
どこで情交が始まろうとも、女を抱きたくて肝心な部分を震わせながら誘いに来ている男たち。
かたや、とにかく男と肉欲にふけりたくて、じっとしていられない佳子。
覗き見が趣味の輩に狂喜に満ちた目で覗かれていても、逆に結合部を見せつけるがごとく激しく交わるのが常だった。
よせばいいものを、これに懲りずに相変わらずルート営業に出ると男とメール交換や電話を繰り返し、間が開くと新しい男を求め出逢い系を使った。
夫の糖尿は悪化の一途をたどっている。
それもそのはずで、食事は常に肉系の揚げ物と決まっており、アルコールも自身もそうだが、あればあるだけ呑み飲ませた。
職業は零細企業の土木作業員で時期ともなれば昼夜寝ず働きどこをとっても肉体労働が付きまとう。
緊張の為か腰痛が度々ぶり返し仕事に影響が出始め、当然夜の性活などのような腰を使うことはできない者だから、もう何年も音沙汰がない。
佳子はだから、子供が観ている前で外で待つ出逢い系の男と夫が帰宅する前につなぎをとり深夜の密会のための迎えを頼み、玄関先に現れた男ともつれるように しなだれかかるようにしながら出かけて行ったのである。
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