【知佳の美貌録】高原ホテル別版　艶本「知佳」

　最初は断ってたみたいだが、

　その当時俺も毒女と浮気してて

　嫁をないがしろにしてて

色々な意味で嫁に対して冷たかったためか(浮気は嫁にはバレてない)

、ある日嫁が間男の誘いに屈して仕事終わりにホテル→したらしい。

しかも会社の飲み会のあと人気の無いとこでや、

慰安旅行の時に他の社員が寝た後に泊まっていた旅館の宴会場で、

会社内の人気の無いとこで、

ホテルでした時に一回だけ生でしたとの事らしい。

なぜ発覚したかというと、

何となくピンときて問い詰めたら白状した。

証拠とかはなかったが俺元DQNで人を追い詰めるのが得意で、

間男と間親呼び出して とりあえず100万取り上げた。

その後、一応再構築して今に至る訳だが、

嫁にはバレてないとはいえ

自分も浮気しといて嫁が浮気したのがどうしても許せない気持ちがある。

自分も嫁を裏切っといてこんな事言うのもなんだが

客観的な意見が聞きたい。

俺は嫁を許すべきか、

許さないで離婚すべきか意見が聞きたい。


　あの補導員に囲われてた頃の美里が久しぶりに出かけた中学の同窓会で知ったこと。　それは同窓のつまり同じ教室で学んだオンナどもの大半が既に×だったということ。　しかも×５という猛者もいたらしい。　こういった女が集まれば強い。　×に対する男どもの質問に「男なんて所詮・・・」と鼻先でせせら笑ったという。
　×のオンナどもは今は子供手当をもらいながら暮らしているが、例えば×５のオンナは一緒に暮らす3人の子供の親はもちろんそれぞれ違う男どもだという。　結婚し出来た子供もいれば二股かけてる間に出来ちゃったどちらの胤かわからなかった子もいる。　腹に子がいると分ってて付き合いたいと申し出てくる溜まり過ぎのヤツだっていたらしい。　子供手当をもらうにはひとつ条件がある。　男と一緒に棲まないことだ。　だから今くっついてる男の住所は表向きは彼女とは別々。　好きな間だけひとつ布団で寝て嫌いになれば追い出し別の男を探すを繰り返しているらしい。　これも女のイタシタイが我が子や夫に先だった例。

　留美も社会人になって１０年目、高校の同窓会に呼び出され彼女曰くマグロにさせられ送り届けられ帰って来た。　留美が独身であると同窓会で知って付き合えるチャンスとばかりに送りオオカミをやらかしたらしいが、運の悪いことに宴会場と自宅マンションとの距離が近すぎコトに至らなかった。　本人はよほどイタシタクて送らせたらしいので結果に痛く後悔していた。
　送り届けてきたのは高校時代ずっと尻を追いかけまわしていた当時はパシリだった茶・黒・金に染めピアスまで付けた見るからにヤサグレの妻子持ち。　「お付き合いさせてください」と申し出て、本人は笑っていたが・・・　もちろん母親の久美が事情を知り激怒し、だが、「ごめんね迷惑かけて」とやんわり追い返した。
　実は留美は酒においてはそれが家系なのかいくら吞んでも酔わない笊（ザル）。　酔ったフリして送りオオカミよろしくアバンチュールを楽しもうとしたらしい。「ウチのことなんだからお母さんが言わなくても！」男がワンナイトの用意して出かけてくるまで待ってくれなかったことと併せ腹を立て吐いたセリフ、見え見えの愚痴をこぼしてた。
　彼女は住んでる地元に付き合ってる彼がいるにもかかわらず帰省しイタシタイを未遂ながらもやらかしたのだ。　

　距離が近すぎて気遣いしてもらえなくなると、もう妻は夫を大事な人と思わなくなる。
　離婚しても女性は現役なら拾おうとする、援助しようとする男はワンサカといる。
　だが、男はそれなりに努力しなければ、しかもそれを認めてもらえなければ女を得ることはできない。

　現実問題今は男が威張って渡れる社会ではなくなった。　女はイタシタクなれば自由にしてよいだろうが、男は女にしがみついてでも許しを請い夫・彼という地位だけは断固確保しておくべきだ。

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