魅せられたナース 室長に捧げた熟女の処女膜

カンカン照りの昼下がり、工場敷地内を背を九の字に曲げ地面を引きずるようにしながら己の躰の2倍近くある鉄枠制の診察用スクリーンを運んでいる小柄なナースがいた。
他の看護師たちは診察用のバットやら体重計など比較的軽いものを選んで運んでいるのにである。
看護師長の美由紀にとってチームの模範となることが使命と心得ていて、またそうであるよう専務直々に命じられていて無理を承知で運んでいた。

医療にに関する様々な検査を巡回し行う機関だ。
こうやって苦労し集めたデータは個別に別の職員がコンピューター入力し翌年の情報として、或いは管理書として保管されるのが通例だった。
病院でもそうだが、近年 データ管理はすべて手書きのカルテなどに変わってコンピューター化しつつあり局内でもそのような人選が求められていた。
人事面はというと、こういった機関での人事権は事務長や医者がトップで医療技術者がそれに続くのが普通だが、この機関ではコンピュータープログラマーが一時期トップに立ったことがある。
この医療機関も、いつまでも紙の資料を持ち歩くことをよしとする時代ではないと各方面からの意見が噴出し、一旦は外部の業者にプログラム委託ということで意見がまとまりかけたが、自前と言う意見も根強く当面は両者が共同でということになった。
とりわけその機関の中には医療面はもとより事務面であっても不必要なほどの高学歴者が委託業者に比べ揃っていたからだ。 今回プログラマーの責任者を輩出した部署からは大学時代にプログラミングの同好会にいたという人物がいて、物は試しと係長職から一気にトップ責任者に推薦されたのだ。 ひとつには安価に事が運ぶということ、もうひとつには部内でプログラミング処理を行うと情報が外部に漏れないという利点があるためだ。 願ったり叶ったりということで、当時全権掌握していた専務の一声で彼に決定した経緯があったのだが・・・
彼 林と言う男は医療面ばかりかコンピューターに精通というだけあって、確かに頭は切れたが欠点は何事につけ人を見下し、誰からも意見は聞こうともしなかったところにある。
ところが、唯一彼にも弱点があった。
それが今回の主役 大坪美由紀の存在だ。
大坪美由紀は市内のはずれに両親と弟の4人暮でらしており、父は市役所の課長、母は保育士で弟はここから毎日県の医科大学に通っている秀才。
美由紀は背は低いが目鼻立ちはクッキリし、それでいて頭脳明晰 しかも必要以上に気遣いができ優しく両親の自慢の箱入り娘だった。
とりわけ彼女の、看護師としての才能は素晴らしく、新参看護師たちからは目立ちたがり屋と嫌われているもののこの機関ではチームリーダー的存在だった。
だが、彼女にもいくつか欠点があった。
ひとつは、疑念を持ったらどんなことがあってもそれを解決しないことには前に進めない性格。
これが仇になって医師と何かにつけぶつかり大学病院を追われ、地区でも有名な総合病院までも同じ理由で追われし、ついに医師は事実上事務方の下の位にしか就けないここ、場末の医療機関に流れ着いていた。
実際には彼女の小さきがゆえ、患者介護に支障をきたすという理由であったが、れっきとした正看を優秀な成績で卒業している以上、それは通じなかった。
そんな大坪美由紀がひねくれものの心を開いたのである。
では何がこの高学歴者のプログラマーの気を惹いたかというと
疑念を持ったらそのキラキラ輝く目を潤ませながら誰彼人を選ばず質問攻めをするところであろうか。
追い払おうが振り払おうが決して立ち去らない彼女のやり方がいつしか嫌われ者だった高学歴者の心をほぐすことになっていったのだ。
もうひとつの欠点とは、このような美由紀は疑念が深まり眠れない日々が続くとよく偏頭痛を起こし
その痛みに言葉も行動さえも起こせない状況になることが勤務中であっても度々あった。
強力な痛み止めを常用していたが快方にむかうどころか年々悪化の一途をたどっていた。
今回の、この機関にプログラムを導入する案は美由紀をして大いに困惑させた。
医師であってもそうだから、ましてや看護師、旧態然の紙面の世界で生きて来て今更にコンピューターに従う機など無い。 頭が固いのである。
委託業者から開発案が提示され、美由紀はその案に沿って部下に説明する役に回されたからだ。
そらで考えても原理がわからないプログラム、いじりまわすうちにパソコン本体が固まってしまい情報を打ち込む欄までズレが生じ、そうなると部下に説明ができないどころか修復すらもままならない。
散々悩んだ挙句、ついに嫌われ者のプログラマーにそこの部分を聞きに行った。
「ねぇ~、こんどウチに導入されるプログラムさ。 わけわかんなくなっちゃった。 ちょっとでいいから説明してくんない?」 下出に出たつもりだった。
だが、己も委託業者に負けないほどのプログラムを組みつつあり先んじる業者への対抗心も手伝ってか完成もしていないプログラムを途中で公開するほどヤワな男ではなかった。
「お願いだから教えてよ。 林さん」
「馬鹿かお前は。 物事は先をよく考えてものを言え」
林という男は、たとえ美人で美由紀が立場上目上のナースのチーフという役職であっても、けんもほろろに門前払いしたが美由紀と言う看護師はこんなことで引き下がる女ではなかった。
散々粘る美由紀、無視し続ける林・・・が、とんだところに接点はあった。
押し問答している場所が関係者以外立ち禁止の密閉空間、コンピュータールーム。
狭いしサーバーのため部屋は常時冷却されている。 その傍らに据えてあったソファーでふたり並んで座り話し込んでいた。
ふたつめの弱点、それが先に述べた美由紀の片頭痛である。
「・・・ごめんなさい・・・」
先ほどのしつこさはどこへやら、美由紀のトーンが深夜のコンピューター室で徐々に下がってみるみる脂汗を浮かべ、その場に蹲ってしまった。
「おい、下手な演技ぐらいじゃ誤魔化されんぞ」
「・・・ごめん・・・ね」
頭は普通以上に切れる室長の林、これはただ事じゃないと、とりあえずソファーに横にならせ看病を始めた。
林は元々薬学部の出である。 多少の知識はあったが総合病院の医師ですら匙を投げたほどの頭痛持ちで薬餌療法のみで平素平穏を保っており、この場合痛みの原因は薬学部程度ではさっぱりわからない。
徹夜の看病が功を奏し、明けがた近くには立ち上がれるほどになっていた美由紀。
「ごめんね、迷惑かけて」
治った美由紀はお礼にと大切にしていたブランドのハンカチを取り出し手渡した。
たかがハンカチと言うなかれ、彼は奥さんからどんなにみすぼらしくしていてもハンカチなどというものは手渡されたことなどなかった。 せいぜい農作業で腰にぶら下げるタオルが関の山。
美由紀は常日頃、副鼻腔炎で鼻を垂らすこの男のことを一看護師として気にかけていた。
男女関係などではなく、何か役に立つものはないか考えていたことも手渡した一因にある。
「つまらないもの」と言いおき手渡してくれたハンカチ、このお礼に自分も何か美由紀に渡すべきなのに何の力も持たない己を逆に気遣う彼女に林はなにより喜んだ。
深夜に及ぶほど扱いが難しいならそもそも一般職員向けにプログラムの公開撫でできようはずがなく、この問答は人情から言っても当然公開を拒否する林室長が悪い。
それを、美由紀のほうから「毎晩遅くまで突き合わせて」と謝ってきて看病のお礼も述べてきた。
林室長の牙城はこれで半ば落城したといえたが、問題はそこから始まった。
親しくなれたと美由紀は頭痛で徹夜の看病までさせた室長に懲りもせず逆に親愛の情をこめてその日も、翌日も、延々質問攻めをしては看病を繰り返えさせたのだ。
林の日々は早朝の百姓に始まる。
農家の跡取りだった林は営農の傍らで医療機関の勤めに出かけていた。 医療機関こそ片手間だったのだ。
深夜明けの林は帰宅すると眠らずそのまま仕事に出かける。
大坪美由紀は林が何処ら辺りに住まうか凡そ聞いていた。
百姓しながら会社に勤めていることも知っていた。
この日美由紀は自分の車を駆ってその林に逢うべく出かけた。
林はポツンと独りトラクターで畑を耕していた。
トラクターが入りきらない耕作地が脇にある。
美由紀はデート用に決め込んでいたスカートの裾をたくし上げ畑に入りそこに置いてあった鍬で耕し始めた。
林には嫁がいるが、一度だって百姓を手伝ったことなど無いと聞かされていたからだ。
連日連夜ソファーで肩寄せあいながらプログラミングについて語り合うまるで恋人同士のような仲になっていた。
林への質問はいつしか美由紀を通して行われるようになっていった。
「ツボちゃん、室長と上手くいってる?」
二ヤリと笑いながら横に並んで検査票を整理する美由紀に問いかけたのは年かさは上だが後輩の株本という看護師だ。
「えっ! 何のこと?」
すっとぼけて応ずるに。
「またまた、ちゃんと抱いてくれてるって聞いてんでしょ」
株本は27にもなって男を知らないなんてと室長たるものがてを出さないことを嘆いてくれていた。
とかく医療チームとは同僚同士の不倫・不貞は日常茶飯事だったからだ。
「可愛らしいし気が利くのに、どうしてこんな婚期の迫った女の子を誰も誘わないのかしらねぇ」
「変なコト言わないの! こんな場所で、不謹慎でしょ!」美由紀が睨むと
男ってやつはと憤る株本看護師。
「オトコを覚えたらツボちゃんだってきっと夢中になれる」保証するとまで言われ
「フジモッちゃん見てごらんよ、ヤッさんと上手くやってるでしょ?」仕事がはけてからホラッ近くの串焼き屋に寄って
「頃合い見計らってラブホに入っていくんよ」「フジモッちゃん ヤッさん寝取るつもりで頑張ってるみたい」
「今朝だってフジモッちゃん清々しい顔してたでしょ?」オトコに抱かれ自信を得たオンナってそういうもんよと株本は言いおいて車を出て行った。
「心配していただかなくて大丈夫!」その場は言い切ったものの「オトコを覚えたら」の言葉が耳に残った。
周囲は口を開けば小柄と心配する。
だが言われるまでもなく、小柄なればこそ性は抑えられないほど強く、時に欲情に似たものが背筋を駆け上ってきて悩ませた。
恐らくその点では株本よりもっと、ずっ~~と切実だった。
家柄さえ捨てることが出来たら・・・ もっと早く男に明け渡していたかもしれなかった。
場末の医療機関で恥を忍んで働いているのは家で弟が稼ぎを当てにしてくれていたからだ。
跡継ぎの弟が未だ医大1年生だったからだ。
ある日の夜、いつものように頭痛発作に苦しむ美由紀を看病していて林はプログラミングの疲れも手伝ってか美由紀が休むソファーで仲良く眠ってしまっていた。
疲れた躰を休める場所がそこしかなかったからだが・・・
深夜になって気が付けば、美由紀を抱きかかえるようにして眠ってしまっていて心の底で慌てた。
折り重なるように横たわるうちに林の上半身が美由紀の下腹部にのしかかってしまっていたからだ。
ソファーが狭すぎるゆえ美由紀も邪険に押しのけたりしてこなかったからだが、林は良い方に勝手に理解しその場は知らんふりして更に図々しく添い寝を続けた。
明け方近くになると躰が冷え切りただでさえ辛い。
林は美由紀に風邪をひかせてはと毛布を持ち出してきて美由紀に掛けてやり、再びもっと大胆な添い寝を決め込んだ。
「毛布に入らないと寒いでしょう」いつの間に目を覚ましたのか美由紀が林の顔を魅入っていたのだ。
大きく開いてくれた美由紀の太股の間に林の上半身がすっぽりと治まる形で寝入ってしまっていた。
ズリ落ちまいと力を込めて林が握り締めていたのは美由紀の右の足首だった。
断っても断っても毛布を掛けて寄こす美由紀。
ソファ-は横に並んで寝るにはぴったりと肌寄せ合わない限り如何にも狭い。
狭苦しさに自然位置を変え気づけば林の腹の上に美由紀を抱く格好になってしまっていた。
寒さを凌ぐためより一層躰を密着させ始め、「オトコを覚えたら」不倫の味が忘れられず自ら気に入った男に言い寄る株本のこの一言に乗せられた美由紀のリードもあり 体位を替え蠢くうちに真っ暗闇も幸いしてか躰の芯部を交じり合わせてしまっていた。
140センチにも満たない美由紀の入り口は準備を整え待ってくれており林をして夢中にさせるほど良い香りがし浅く窮屈だった。
来る日も来る日も看病させてげチャンスを与えてやってついに室長とひとつになれた。 ワンナイト明けというのに美由紀の顔には愁いが射していた。
「ツボちゃん、やっと室長に抱かれたんだ」翌日顔を合わせた株本が発した第一声がこれだった。
新夜勤明けに百姓に駆り出されても意に介さなかった強固な精神の持ち主のはずの林がわけなく未通の中で果てさせられた。
27歳にして未通だったナースに室長はこの瞬間から惑乱させられた。
「ごめんな、初めてだったんだな」
わずかな出血に詫びると
「うん、でも大丈夫。 室長の家庭壊したりしないから」
殊勝なことを言ってきた
「・・・初めての男が俺で良かったのか?」
「良かったもなにも、あの日、ちゃんとしてくれたから・・・」
室長をして、意味が分からなかった。
気の強いはずの林は昼間の仕事疲れも手伝って、半ば朦朧とする中で美由紀の為に毛布をどこぞから探しだひて掛けたやっていた。
美由紀がだから、「一緒に入って!」と誘い込んでくれた時にはよく覚えていないまま反応していた。
その後コトを上手く運んでくれたのは美由紀の方だったのだ。
物調面な林という男、実のところ奥さんは仲間連中でもよく知る
男ならだれでもよい手の遊び女で、機関内でも関係があったと噂も立つほどの女であり
当時流行ってた伝言ダイヤルで知り合いたまたま男の迷いから関係ができたのをよいことに
押しかけ女房になって居座っており、それなりの生業をする女性群からも毛嫌いされていた。
ソファーにもたれ夢の中で柔らかな、それでいて強く包んでくれる女性の中に・・・それは久しく忘れていた家内だと思って林は出した。
妻との間に子供が3人いる。 そのため、久しぶりに気持ちよく射出できた。 夢の中でだったような気もしたが・・・
実のところ美由紀を真っ暗闇の中で抱いてしまっていたと翌朝美由紀に告られ初めて姦通したと知った。
しかも、箱入り娘で27歳にして男を知らなかった美女の処女を頂いてしまっていた。
もっともこれは、夢の中で疲れと禁欲から夢精が起こるほどになった彼を、同僚看護師の株本に言い含められ「オトコを覚えたら」がどれほどのものか知りたく看病で誘い室内灯を消させ手探り状態に持ち込み意を決して秘部に触らせ受け入れてしまった彼女の手腕を褒めるべきだが・・・
暗闇の中での淫行は彼女をして「彼を追い詰めたくない」「結婚なんか考えてない」とまで言わしめるほど夢中にさせた。
嫁に財布を握られている彼は彼女を惹き止めるため家で作った野菜やコメをこっそり持ち出し連日彼女の元に届けた。
彼にできる精一杯の彼女への求愛がこれだった。
暗闇で男女が執り行うには互い手探りで微熱の部分を惹き合わせるしかない。
株本が教え込んだように美由紀は林の持ち物を、チャンスの瞬間を手触りで覚え時に自ら迎え入れるべく導いた。
頸椎を極力痛めることのないよう体位の工夫も彼女に合わせ凝らすようになっていった。
こうして二人の愛の交感は、こともあろうに職場のコンピュータールームを真の暗闇にし連夜密かに行われたのである。
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