【知佳の美貌録】高原ホテル別版　艶本「知佳」

　売られる日が来ました。
高貴な男たちが秘かに楽しむ館のうちのひとつに美香さんは売られることになったのです。
ある部屋に招待客だけを集め美香さんは競りにかけられました。

　中央に置かれたテーブルの上で透けるようなネグリジェ姿で美香さんは立たされました。
モデルを思わせる凛とした顔立ちの美香さんが紹介されると観衆からどよめきが起こりました。

　レース越しにその美女の豊かな肢体が垣間見えるんです。
ネグリジェの胸元が豊満な乳房で盛り上がり頂点の蕾がツンと尖って若さを伝えていました。

　くびれた腹部の下方にひかえめな繁み、それとは対照的に尻は豊かに張って、それを支える真っ白な足がスーッと伸びていました。

　この女の衣服が今剥がされ、性行為のために磨き上げられた女性器が晒されることになるのです。
招待客が色めきたちました。
客は次々と売人に要求の言葉を口走るんです。

　売人は言われた要求を美香さんに命じました。

　競りが始まりました。
ネグリジェが選ばれた観衆の中の一人の男によって剥ぎ取られました。
売人は太腿を開いて性器を指で広げ、お客様に見せろと言ったのです。

　美香さんはＭ字開脚をし、しなやかな右手の指でピンクに色づく性器を開いて観衆に魅せ、腰を浮かせよく見えるように陰部を突き出し幾度も広げて診せました。


　四つん這いになり、尻を高く掲げ肛門から性器まで露わにしろと指示が飛んだんです。
口調はやさしいんですが拒むことが許されぬ命令だったのです。

　菊座から淫靡に広がる陰唇・陰核が露わになり、その芸術ともいえる曲線美を前にし、一瞬の静寂があたりを包んだのです。
両腕の間からは形の良い乳房が乳首をツンと立たせ揺れているんです。
興奮し、両手を上に伸ばし、腋の繁みを晒せと囃し立てるものまでいました。

　目を閉じて美香さんは命令に従いました。
尻を高々と掲げ、美香さんは台の上で招待客の気が済むまで性器を肛門を晒さなければならなかったのです。
観衆は露わになった美香さんの肛門と性器を食い入るように見つめていたはずです。

　晒しが始まると徐々に招待客は近づき、開ききった肛門や性器、乳房に乳首そして腋毛、手や足に至るまで丹念に目で嬲りました。
買い受けたその日からその男が主となって必要とあらば凌辱を受けることになるんですが、その道具の品定めでした。

　人間の持つ性欲の醜怪さが美香さんを染めました。
ひとりの男が美香さんの立つ台上に上がりました。

　衆目の見守る中での尻を高く掲げた四つん這い、その男はいちいち美香さんの肛門や性器を己の指で開き、中を確認しました。
そのうち男は唾をつけた指を使って美香さんの陰核を責め始めたのです。
衆目は息をのんで見守りました。

　「んんんっ、あん・・・あああ」
羞恥が美香さんを熱くしていました。　

　美香さんの口から低く声が漏れ始め、やがて壺にうっすらと蜜が湧き割れ目を伝い降り陰核から雫となって床に滴りました。
男は陰湿な笑いを口元に浮かべ蜜を人差し指で掬い取ると親指を使って糸を引く様子を観衆に晒し臭いを嗅がせました。

　どよめきが起こりました。
両手の指をそこに挿し込んで押し広げ掻き回すと、美香さんの襞が怪しげに、しかし徐々に活発に蠢くのが見えました。
苦悶の表情を浮かべ美香さんの腰が波打ちました。

　結局、美香さんは台上で男に逝かされました。
美香さんが競り落とされたのです。

　短期間ではありましたが、美香さんはこの館の主に膣開発と中逝きを仕込まれました。
凌辱されていると思いつつも美香さんの花芯は熟し、より強い刺激を受けずにはおれなくなってしまっていたのです。

　その日のうちに再び冷凍車に詰め込まれた美香さんは、長い行程の末都内のマンションの一室に運び込まれ監禁されました。

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