廃村に漂う黒い影 倶楽部で鍛えられても女は所詮オンナでした

露木亮介さんは元上司難波英彦さんの娘で部下の難波美香さんを助け出すべく取り巻き連の女性ファンに頼み込んで性技を鍛え始めました。
秘密組織の幹部と称する男に媚薬を盛られ、亀頭冠のクビレにリングを付け膣開発と中逝きを仕込まれ、ゲストたちとの情事では満足できなくなった美香さんをこちら側に引き戻すためでした。
露木さんは美香さんの欲情を抑えるホストとして敵地に乗り込むことにしたのです。
都内の一軒の何の変哲もないコーポに連れて行かれました。
送迎の車の中で営業マンに扮した露木さんと控えの女はコーポの外階段を2階に上がって、ドアのひとつをノックしました。
中から顔を出したのは、ごく普通の主婦でした。
この人妻も見た限りでは恐らく倶楽部に登録を申し出た女のひとりのようでした。
控えの女の眼前でその試験が露木さんとともに行われようとしていました。
人妻は既に倶楽部から連絡を受けていたとみられ、通された奥の部屋には一組の布団が敷かれ枕が2つ並べられ、ティッシュまで枕元に添えられていました。
室内の様子から結婚し家族数人で暮らしている風に見えました。
嫁いでも男の味が忘れられず出逢い系を使わざるを得ないような快楽目的の人妻を倶楽部は利用していたようでした。
ご主人が留守の昼間に自宅を利用にアバンチュールということなんでしょう。
その機会を利用して露木さんが試され、控えの女が本部に報告する仕組みになっていると露木さんは読みました。
感心したのは一切の出来事を撮影したりしない点にありました。
もうひとつ感心したのは人妻の露木さんを待ち受ける態度でした。
交際倶楽部から金で買われての情交ということもあってか控えの女に向かっては媚びを売りましたが、こと露木さんに向かっては高飛車な態度に出ました。
女にお世話にならなければ精神を病むほど辛いだろうから、頭を低くすれば恵んでやらないでもないというあからさまな態度をです。
確かに牡が欲しい、けれど出来たら自分の言いなりになる男に仕上げてみせると目顔で語っていました。
普通なら情事の様子を執拗にカメラが追いそれが逃げないための足枷となり報告材料となります。
無いということは徹底的な秘密主義が貫かれていたように思えました。
ご主人不在の折に男を連れ込んで情事というのは、この主婦にとって日常のことなんでしょうか。
手際よく露木さんの服が女性ふたりによって脱がされました。
人妻が露木さんの服を脱がしにかかりはじめると、露木さんはそれとなく人妻の肌に触れました。
どの程度夜の性活がご無沙汰で男を欲しがっているのか知りたくなったのです。
肩に手を置き、髪をかき上げ耳たぶに触れてみました。
その手で人妻の唇にそっと指先を伸ばし頬にやさしく手を添え引き寄せるような仕草をしてみました。
組織に訓練されたなら自制心が働き、見た目などで女心が揺れ動くはずないからでした。
ズボンを引き下ろしにかかっていた人妻は誘われるように立ち上がったのです。
服を脱をされると、そそり立つ男根で立ち上がろうとする人妻のスカートを僅かに持ち上げ、太腿の隙間からその結合部を探し出し蜜壺をノックすべく太股の隙間に突き刺し身体を支えるような形を取りそこで固定してやりました。
逞しい筋肉の鎧に身を包んだ甘いマスクの男の腕に抱かれ、密着させられた下腹部に男根が人妻に狙いをつけて入り口をノックしているような格好にしました。
人妻の目が潤むのに、そう時間は要しませんでした。
普通ならこういった場合、男に慣れた女は真っ先にしなやかに手を伸ばし男根を探るものなんですが、人妻にはもはやその余裕すらなかったのです。
逞しい男の体臭を含む筋肉の鎧が甘いマスクを持つ端正な顔立ちがすっかり人妻を魅了していました。
蠢きが始まったのは人妻の方が先でした。
全身を露木さんに預け、腹部を密着させると首に手を廻ししがみつき、唇を狂ったように求めてきたのです。
露木さんはやさしく腕を人妻の腰に回し引き寄せ、唇を奪いました。
舌を人妻の口にねじ込んだのです。
ご無沙汰で待ちきれなかったのでしょう、貪るように人妻の舌が露木さんのそれを捉え絡みついてきました。
ねっとりと糸を引きながらのディープキスが始まったのです。
その間にも露木さんの男根は太腿と言わず股間と言わずノックし続け這い上がり、臍あたりに上向いて添え、そこで止めました。
雄々しさやその長さを魅せ付けるばかりではなく腹壁越しに子宮に伝えるためだったのです。
止めておいて臀底筋を使って棹の脈打つ様子を人妻の子宮に、控えの女にわからぬよう密かに届けてやったのです。
わたしだけのために脈づいてくれている・・・。求められている・・・。そう悟った人妻はそれでだけで軽く逝ってくれたのです。
控えの女のは男女の絡みを凝視していました。
覗き見しているのが女性とは言え他人の目の前で、人妻が恥ずかしげもなく恥骨を激しくしゃくりあげ、露木さんの男根を求め狂っているんです。
なぜかわからないが逝っている様子がそれで窺えたようです。
だが、肝心の部分を隠し立てされ、安易に逝かされたとあってはこの目的の意味をなさないし、第一本部に報告しようもないんです。
控えの女の任務とは、ふたりの結合の成果を確かめ、満足する結合に至らぬなら手伝いをせざるを得なかったのです。
それには秘密の分を覆っている人妻の衣服を剥ぎ取る必要があったのです。
きつく触れ合う男女の肌の間に手を差し込んで人妻の衣服のボタンを、フックを外し引き下ろしにかかりました。
手を差し込む際女は、不覚にも露木さんの亀頭冠に指先が触れてしまいました。
露木さんは僅かに控えの女を手伝うために腰を引いてやりました。
隙間から怒張が弾き出ました。
その瞬間、露木さんの亀頭冠が見事なまでに膨らみカリ首を逆立て切っ先が控えの女の顔を睨みつけたのです。
女は犯されまいと思わず後ずさりしてしまいました。
下手に手を出すと犯すと露木さんの切っ先が控えの女を威嚇したような気がした。
これまで味わったことのない露木さんが奏で、人妻が受ける男女の絡みの荘厳さに、得も言われぬ潤みを覚えたのです。
その露木さんの男根は、相変わらず人妻の腹部にあてがわれ、腹壁を通じて子宮に刺激を加え続けていました。
人妻はこれでもかというほど恥骨を突出し、挿入を求めるんですが立位では悲しいことに人妻の背は低すぎて届かなかったのです。
首に手を廻し、必死で露木さんの身体を這いあがろうと人妻はもがきました。
露木さんも人妻も下腿は人妻から溢れ出た潤みが滴って濡れて光っていました。
人妻の足の親指が盛んに露木さんのくるぶしをなぞり始めたんです。 限界が近づいていました。
ほどなくして露木さんは人妻の臀部に手を廻し、抱え上げ、その棹を人妻に与えました。
「あああっ、あんあん・・・」
強烈なのけぞりの後、外に響き渡るほどの絶叫がこだましました。
十分すぎたんです。この挿し込みで人妻は白目を剥いて逝ききりました。
ゆっくりと人妻を布団に横たえると引き抜いたばかりの棹を控えの女の眼前に、どうだと言わんばかりに据えました。
口で奉仕しろと切っ先が命じてきたような感覚にとらわれたんです。
夢に浮かされたようにおずおずと手を伸ばし、人妻の愛液でぬらぬらと光り輝く棹を握りしめると、ぽってりとした唇で亀頭を含んでいました。
頭髪ごと頭を鷲掴みにされ押し付けられました。
口腔内で一気に亀頭冠が膨らみを増し、棹が青筋を立てて脈打ったのです。
控えの女は夢中で口腔性行を試み、皺袋の裏を舐め蟻の門渡りに唇を這わせました。
その間にも火がついた陰部から盛んに潤みが溢れ、太腿を伝い床に滴り落ちていくんです。
これが貫くのかと思うと全身に戦慄が走りました。
ご奉仕に夢中で気づかない間に露木さんに乳房と乳首を奪われていました。
弄ばれるまでもなく、控えの女の乳首は天を向き欲情を伝えていました。
露木さんは女を立たせると人妻にした時と同じことをこの女にも施しました。
「見ただけではわからない部分もあるんじゃないのか?」否も応もなかったのです。
「・・・あああ、本部に見つかったら・・・」
「報告したいのか? こうされたと」
「いいいっ、なんていう男。 よっ、よくも・・・」後は言葉にならなかったのです。
女の中に挿し込んだ怒張を何度も脈打たせ、亀頭冠で肉球を擦りあげてやったのです。
露木さんの肩に歯形を残し、背中に爪でかぎ裂きをつけながら女は無言のまま逝きました。
報告書は簡潔明瞭に書かれていました。
最後の部分を除いては真実を伝えていました。
最初の試練をこれで通過した胸の報告書でした。
報告書を書いた控えの女に、露木さんはあとになって再び会うことになるのです。
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