専業主婦のご乱交

係長の横山は某有名大学を出て一流企業に勤めていた、いわば戦士だった。
早朝出勤し、帰宅は早くて深夜、時には午前様という日々を送っており、
その会社に勤めて間もなく結婚した妻の芙由美は彼の上司の娘さんだった。
巻坂と名乗る彼の上司はゆくゆくはと周囲から目され派閥の神輿となっていて、
芙由美はというと、目の中に入れても痛くないほど溺愛している巻坂家の一人娘だったのである。
最初に一息ついたのは午前零時を回っていたと記憶していたが、
それ以降資料作りに没頭し感覚が失せてしまっていた。
警備が厳重な企業では外見上深夜の事務所に明かりが点くような真似を慎むべきとしている。
目安となる時刻が過ぎると一斉に明かりを消し、さもいないように振る舞う
その後は手元に置いた充電式のスタンドの明かりだけが頼りだった。
明かりは他に目の前のPCが放つ突き刺すような光だけで事務所は闇の中にあった。
気が付くと背後に巻坂がいた。
手に持っていたのは缶コーヒー、
「遅くまでご苦労さん」 それを机の上に置いて
一息ついたらこれを飲んで少し休めと言い放つと帰っていった。
「ありがとうございます」 受け取ったコーヒーは冷めきっていた。
古参ともなれば会社の規則などなんのその、好きな時に缶コーヒーを買いに出ることぐらいなんでもないことなのだが、それをしなかったように思えた。
如何にも人の良さが見て取れた。
その日以降、深夜残業をしていると決まって巻坂が現れ差し入れをしてくれ、
そのうち自然と会話を交わすようになっていった。
「あまり無理せんと、 先だってなぁ 困ったことが、お得意さんの・・・ほれ君も知ってるだろう福江さんだよ」
福江というのはいわば親会社的な存在にある上場企業、彼はその会社の将来有望と言われた部長、
「福江部長がどうかされたんですか?」
「うん、実はな」
接待した料亭で宴が始まって間もなく 「う~ん」 とうなったかと思うと卒倒し、
「幸い症状が軽かったから私の車でな、柏木という医療関係者だったかな?と言われた人の家に運び込んだんだ」
柏木というのは福江部長の知り合いで元保健婦という、
万事任せて置いたら検査機関に彼を極秘で運び込みMRIを施し、
データだけ持ち帰って卒倒した彼の処方を済ませたという。
事情を聴いただけで説明を受けなくともその人が闇の医者だということは横山にもわかった。
「うん、その柏木という人に後でお礼に伺ったんだがね」
お礼なら福江さんから頂いているからと受け取らない、
「それじゃあ気が済まないからと、とにかくお金を紙袋に入れ置いてきたんだ」
出世競争がかかった福江さんの容体が、
万が一にもライバル社に漏れようものならと、それが心配で置いてきたんだという。
その賄賂ともとれる紙包みが後になって効力を発揮することになろうとは、流石の巻坂もこの時は思わなかったそうだが、
「おいっ、帰ったぞ」
福江を送り届けて帰り、玄関で妻の淑子を呼ぶが返事がない。
しようがない奴だと部屋に通ると2階から芙由美の喚き散らす声に交じって淑子の涙声が聞こえてきた。
「お父さんに見つかったらただじゃすまないわよ。 どうしようというの?」
「もう、ほっといてよ。自分のことは自分でするから」
「だって8週目に入ってるんでしょ?」
芙由美は母親似の美貌で通っていた。中高一貫校での評判は頗る良かったが、
卒業目前に迫ったころから反抗期が始まり、
落ち着きをなくしていった。
大学生になると親の反対を押し切って海外へ一時留学したりサークルに入って活躍するなどの身勝手な行動が目立って多くなった。
どんなに過保護に育てようとも周囲が悪い方に悪い方にとけしかければ、そこは娘可愛さ故どうしようもなかった。
騒ぎの元凶は別荘を借り切ってサークル活動に打ち込んでいるうちに寝入りを男に襲われたという。
エストロゲンが活発に分泌され始めた芙由美、
その変化に気付いたサークル仲間が妬みもあって活動と称して山荘に彼女を誘い込んで、
予め打ち合わせていた男子のサークル部員を呼び寄せ、
宴が盛り上がったところでまるで恋愛ドラマのように最初はペアになってキスに始まりそのまま成り行き任せでまぐわいを始めたという。
周囲の子はどうせ雰囲気にのまれ、始めてしまうだろうと各々今日のためにピルを服用していたし、相手を取り換えても性病など必要とあらば必ずゴムを使わせたが、
絡みが始まり興奮しきった芙由美は周囲が目論見 けしかけた通り、
特に種付け馬と呼ばれるひとりの男からの生姦を目立ちたがり故選んでしまっていたという。
その有様は緻密でありながら豪快で、未開発に近い芙由美を技巧と雰囲気に酔わせ逝かせ切り、幾時間も放さず抱き続けたという。
当然この絡みを見て夢中になったのは女たちで、
泊まりの間中幾度も違う相手を芙由美に与え覗き見つつほかの男とまぐわって楽しんでいたという。
「芙由美って凄くモテるんだね!!」
「しつこく迫ってた彼さぁ、芙由美ってお尻がきれいで気持ちよかったんだって」
気が変わらないようにと変に気を遣う面々もいて、
だから有頂天になって、これは少しキツキツかなって思えてもむしろ進んで受け入れたという。
「ねえ、あの日から2週間過ぎたけど」
サークル仲間から聞かれたときは何のことだか見当もつかなくて生返事したが・・・、
月が替わって生理が来ないことが分かった時には・・・ 産むの産まないので母子は口論になっていた。
巻坂は芙由美と淑子を連れて柏木家を訪問し、堕胎を頼み込み、
付き添いに妻を残して家路についた。
仕事を、我が子が孕んだからと言って穴をあけるわけにはいかず、
世間体を保つ必要もありこの期に及んでレディースクリニックへ運ぶのも憚られ闇に頼み込んだのだ。
柏木優美は闇とはいえ極力麻酔を使わない処方を旨としていた。
取締法違反の医療行為は、その腕が腕だけにどこからともなく噂が広まる。
麻酔を使わないとは 「麻薬」 を使わないことに通ずる。これ見よがしに薬を使うなどということを避けたい気持ちがあった。
従って彼女が得意とする施術は痛みを快楽で紛らすというもの、
成長ホルモンが活発に出ている芙由美だが性の開発はまだまだこれからで痛みを快感に変えるには早すぎた。
柏木が目を付けたのが母の淑子、
芙由美のベッドわきに数枚の衝立を立て、
隣に並べ置かれたベッド上で連れてきた男たちと母をまぐわわせるのである。
芙由美が気にし始めたら衝立のカーテンを少しだけ開け、
その様子を覗き見させ、ディルドで自慰を始めさせる。
むろん淑子に向かって娘の施術のため麻酔代わりに云々とは伝えていない、
相手をしてくれる男どもにこそ、そのことは伝えてあった。
淑子にはだから、
日頃のレスを発散させてあげるだけの機会ととらえ、
忌まわしい現実を忘れさせるためだけに男どもをあてがってやった。
「生姦・中だしを危険な妊娠と結びつかせるのは早計」 それだけは付け加えておいた。
助手として来てくれていた検査機関の技師を見て淑子が流し目を送ったのを柏木は見落とさなかった。
「あんな男が好みなんだ」
施術日に合わせ、秘かに複数の男たちを呼び寄せておいて説明を始め、
芙由美を準備と称して隣室に見せかけたスクリーン向こうのベッドに移動させてから待合室風な部屋で淑子の誘惑にかからせた。
呼び寄せた男たちはいずれも女に長けており、施術説明だのなんだのと難解な言葉を並べ立て、
猥雑な話しになりますからと自ら履いていたものを脱いで下半身を晒して魅せると吸い寄せられるように触りに来て、
あっという間に淑子は垂らし込まれベッドに誘われた。
場所柄裸身など当たり前の建物内とあって淑子も次々と衣服を剥ぎ取られ、羞恥を忘れるため改めて男根が与えられ・・・。
施術が行われたのは母の淑子の方が先だった。
横になって施術を待つ芙由美の耳に、
切なそうな母の声が聞こえ始め、
それをなだめすかす男たちの声も聞こえてきた。
頃合いを見て柏木は中央の衝立を少しだけ開け、母と男たちのまぐわいを芙由美にも魅せ、
「芙由美さんもあの日の夜、こうされたのよね」
あとでお母さんにはアフターピルを渡すけど、ナマでするときにはひとりにだけ出させちゃダメよ。
複数の男の精液を同時に受け入れると胎内で相殺が起こり孕まないの、それぐらい知ってるわよねと説明し、
「麻酔を使うのは違法中の違法だから欲情で誤魔化しながら施術するわよ」 と、暗に母たちのまぐわう姿を見て我を忘れるほど興奮してほしい旨諭し
用意されていたディルドを母と男どものまぐわいを魅せつけつつ施術部位に挿し込んで嬲り始め、
「観てご覧、お母さんのむっちりしたお尻が男たちを誘って蠢いてるでしょう」
挿し込みが始まると咥え込んだソレを振り回してるの、ワカル?
「久しぶりにナマを受け入れ、お母さん耐え切れなくて悶え苦しんでるんだわ」
芙由美さん、貴女さえ凛として男をはねつけてたら、
「お母さん、男たちと不貞働かなくてもよかったかもしれないわよ」
お母さん貴女のために頑張ってるんだから、貴方も頑張って魅せていただき、逝けたら 気が遠のいたら施術にかかるわねと諭した。
男のアレを愛おしそうに口に含む母は娘の芙由美が未だ知らない鈴口の嬲り方を目の前で実戦さながらに指し示してくれていた。
騎乗で男の顔面を跨ぎ欲情し切ったアソコを眼前に晒す母は、怒張を雄々しくさせることに懸命になり棹を咥え啜り扱いている。
周囲を取り巻く男どもは淑子を少しでも高く逝かせようと乳房を甚振るもの、
隆起したソレを押し付けるものなど、スクリーンひとつ隔てた隣のベッドはひとりの女を奪い合い我先に胤を注ぎ込むべく色欲一色に染まっていた。
そして互いのアソコが十分に満ち始めてから、
芙由美もそうであったようにまるでひとりの女を男数人で奪い合うかのような絡みが始まった。
それだけ母と言えども淑子の レスで飢えてしまっていた尻は男どもにとって卑猥すぎたのだろう。
騎乗位では自ら激しく腰を振り、アソコを翻弄し、
彼女自身も男たちの繰り出すクンニや前後同時ハメで何度も逝って、
最後は中出しとなった。不貞を意識しつつもその極上の快楽にお互いたっぷり気持ちよくなれたようだった。
低く高く窮状を訴える母の脇で、芙由美は大人同士のまぐわいに興奮し魅せられ、その卑猥さに昇りつめ逝き、
柏木もだからディルドをいとも簡単にクスコに持ち替えると、機会を逃さず掻き出しオペを終えた。
別室のモニターでこれを魅せられた巻坂は耐えきれない思いでいっぱいだった。
「あの母にしてこの娘ありか・・・」
娘の行く末を心配した巻坂は優秀な横山にそれとなく娘を「今時の娘にしたら出来が良く・・・」と、
結婚を条件に付き合ってほしい旨告げたのも、
傷物となった娘にせめても優秀な婿を跡取りをと考えてのことだった。
貧困家庭に育ち、これまで一度も女性と付き合った経験がなかった横山。
何不自由ない家庭に育ち、男たちと遊び放題遊んで暮らした芙由美。
この約束が後々不幸を呼ぶことになるとは、流石の横山もこの時は知る由もなかった。
テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
ジャンル : アダルト
その他連絡事項
- 官能小説『知佳の美貌録「お泊まりデート」 彼のマンションから朝帰りする久美の次女瑠美』
- 小説『残照 序章』
- 小説『残照』
- 官能小説『ひそかに心を寄せる茶店の女店主』
- 官能小説『父親の面影を追い求め』
- 掘割の畔に棲む女

- 残照
- 老いらくの恋
- ヒトツバタゴの咲く島で