本物の男が惚れた美弥という女の存在

黒崎治三郎が愛してやまなかった美弥は学生時代登山部でロッククライミングをしていました。
どうしても山に行けない日はボルダリングをしていました。
だから山荘が好きだったんですが、登ってアドレナリンが全開になっているときと違って一旦山を下りるととてもナイーブでした。
年相応、憧れていてもどうやって声をかけたら良いのかわからなかったと言ったほうが正解です。
仕方なくまた山に登るの繰り返し。
美貌と均整の取れた身体つきに比べナイーブなのは、だから黒崎の好みにピッタリで、情熱的に申し込まれたときよく考えもせずOKを出してしまいました。
黒崎治三郎は蕾・メコスジが見えるようなトレーニングウェアに身を包んで走り回る美弥に酔いしれたといっても間違いなかったんでしょう。
ところが肝心の夫婦生活となると黒崎は忙しいことにかまけ、さっぱり手を伸ばしてきません。
こうなると美弥の方も次第次第に警戒心から本来の気質や体型とは不似合いな服装で過ごすようになります。
性に対し慎重すぎる黒崎と違い美弥はというと、黒崎が仕事の関係でピリピリしたりすると一緒になって怒ってくれ、その時アドレナリンが全開になり一挙に性欲へと突き進んでいたんです。
体育会系女性の性というものは、一旦覚えてしまえば自慰は始まりこそソフトタッチですが止まらなくなると苦悶に顔をゆがめ粘膜を掻き毟るほどのことをやってしまいます。
軟弱ながらプライドだけ高い黒崎治三郎は自身の利器が彼女の女神に対等に戦いを挑めないと知ると盗撮で排出しようとしました。
肉体自慢で通してきた分理解が得られなかった美弥はそのことに傷つきます。
そうしたこともあって性処理の対象に選んでしまったのが夫の有る身でありながら夫以外の男でした。
いや、選んだというより彼女のアドレナリンが暴れまわっているその時に長瀬がほんの少しちょっかいを出しただけなんですが、彼女は自分の身体を試したく本気になってしまったんです。
かつて学生時代に築き上げた筋肉と同等かそれ以上の逞しいアレを目の前に差し出されたとき、彼女はそれに惹かれてしまいました。
地獄に落ちるか、はたまた天国に登れるか崖っぷちに立ってバトルしてみたいと思ったんですね。
そうなると黒崎の手前静かにさせていた肉体が勝手に蠢き出し、長瀬の逞しいモノをやたらと欲しがったんです。
いつの間にか野生的な肉体に火が点いて止まらなくなったんです。
SNSとかでチャラチャラとイケメン相手に美をひけらかし遊び暮らしてきた彼女ではありません。
何事につけ勤勉であったため知識もそれなりにありました。
だから空想上では常に先回りして男を誘い続けたんです。
それが長瀬が仕掛けたライブカメラの前でのアソコを丸見えにしての自慰でしたし、黒崎が仕掛けた露天風呂での開脚でした。
横山が夢中になったのはなにも彼女のアソコの中のミミズの活きが良かったからじゃなく - それもありますが - 何事につけ情熱的だったからです。
例えば呼び出し、 普通なら取ってつけたような - あなたが誘って来たから・・・ - という風な言い回しをするんですが彼女の場合その言葉は直接的でした。
「逢いたくてたまらない、あなたは違うの?」 と言った風にです。
これはSNSなどに現をぬかす普通の女は絶対にこのような真意が透けて見えるような言葉を口にしません。
勘違いだった場合、恥だからです。 見栄えだけで男を釣っていて自分で苦労して築きあげたものなど何もなく中が透けて見えたりすれば困るから、自己防衛が男を愛する以上に大切だから、懐が狭いからです。
ところが体育会系の美弥は臆することなくこの言葉を使いました。
「どんな時でも私はあなた以上にあなたを愛してます」 は 「あなたのためならたとえ火の中水の中」 と同義語だと思うんですが彼女の場合常にこうでした。
そうやって呼び出され、逢い、気が遠くなるほどの絡まりを始めると任務が任務故幾度も寸止めを要求され、或いは強いバキュームとキックを受け自慢の逸物を持つ横山をして 「美弥のような女を他の誰かに寝盗られてたまるか!」 と思わしめたんですね。
彼にとって彼と同じように地の底を這いずり築き上げた精神と肉体は他に類を見ない最上のものに映りました。心根の優しさは彼の凍てついた心をも優しく溶かしました。
その彼女との交接ですが、以前にもこのコーナーで述べましたが美弥のように骨盤底筋群が発達している女性だと締め付けや蠢かしは半端じゃありません。
また、そうなっていればこそ横山の逸物もジックリ自信をもって味わえたんです。
おまけに戦えば戦うほどアドレナリンが分泌されるわけですから情熱は尽きることがありません。
横山が奥深くしぶけばしぶくほど美弥の愛欲は増し、彼女のために溜めおてくれた次の愛を欲しがるんです。
「もっと高みに登るにはどうしたらいいの・・・」 と美弥のアソコの蠢きに苦悶する横山に更なる難攻不落の崖っぷち要求を突き付けてくるんです。
< このままでは寝盗られる >
迂闊にも中で果て横たわって荒い息を吐く横山は、この期に及んでこんなはずじゃなかったと焦ったことでしょうね。
出さないでおけるものなら延々美弥を苦しませてやれるのに具合の良さに負けしぶいた後では・・・
男性なら中に出したいから絡むんですが、美弥の要求に満足な答えを出せないまま己だけ出したことが罪のように思えてしまったんですね。
逢瀬とはいえ会社命令で勤務中に抜け出して汗だくになり絡み合ってるわけですから、
焦りは正常な判断を狂わすと言いますが、正に判断が狂ってしまい、さっさと引き下がってしまって、その隙間を埋めるべく若宮に寝盗られ別れざるを得ない羽目になったんです。
深刻なのはなにも横山だけに限りません。
当の美弥はもっと深刻だったはずです。
それが部下の若宮の存在で、横山が身体に火を点け帰っていってしまった後、高々と日頃から見下していた若宮から脅迫を受けて心ならずも屈しています。
最初の頃こそ若宮は美弥をレディーとして扱い順序だてて解きほぐしていきますが、次第に欲望のはけ口として扱うようになり肝心の部分にご奉仕せずに迫ってしまっています。
その部分は横山によって仕込まれ、もう誰でもよいほどに疼き、悶えて苦しんでいたんです。
そこに執拗に指を使っています。
美弥の横山を恋してやまなく潤み切った目には、神輿の妻を寝取ってやるんだという邪な気持ちで逆上し押し倒そうとする若宮のアソコがより一層雄々しく映ったのでしょう。
実際露天風呂で若宮がソレを差し出すと無我夢中で迎え入れ腰を振っています。
ライバルと競うようにしながら若宮は先ほど注がれたばかりの胤を掻き出しにかかっています。
美弥が求めてやまない男の逞しい責めの姿勢でです。
幾度も悪いことをしたと言われアソコをアレで打たれ、ついにこれに屈し、反省して新たな彼の胤をもらい受ける為襞を蠢かし始めています。
真剣に責め来るオトコに対して純情この上ない気持ちで迎え入れる美弥。
この美弥の行動こそが体育会系の女性にみられる恋愛における最大の特徴、
情熱には簡単に負けてしまうが誰でも迫ってくれれば純粋に迎え入れてしまう。
それが愛だと信じている、そこが美弥の良いところだと思います。
男たちは純情な美弥なら、或いは囲えるんじゃないだろうかと懸命に、遮二無二貢いだんです。
もちろん貢ぐうちに幾度か、お礼としてお世話になったんですが・・・。
使い古した女房を捨て、美弥のもとに走ろうとするものまで現れ始めたんです。
若宮のような表面を追いかける軽はずみなオトコならいざ知らず、横山のような真の男にとって美弥のような女こそ理想の女性像であり女神そのものでした。
たまたまアソコに触れる機会を得て手に入れたヘアなど貴重なものは、彼らは後生大事に財布やバッグの中にお宝・お守りとして保存しました。
汚したから替えを持ってきたとうそぶき履き替えさせ、脱がせたパンティーなどは洗って返すことなく匂いが消えうせるまで嗅ぎクロッチの汚れを舐めとった後は直履きし感触を楽しんだと聞き及びました。
このようにして美弥は黒崎の元を立ち去った今でも真の男たちにとって放出に導いてもらうための女神として崇められています。
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