妻を見限り風俗に走る夫

冴が身籠り家事に支障をきたすようになってきたころ、啓介は勃起処理が出来なくなった妻を疎んじ遊び歩くようになっていった。
つわりが始まると何が辛いと聞かれれば、それは食事の支度だった。
食べ物の匂いを嗅いだだけで吐き気をもよおす。
それなのに啓介は腹が減ったと言っては冴に食事が作ってないだの作ったものが不味いだのとつらく当たった。
吐いて吐いて吐きまくり、胃が裏返しになったようで気分悪く、食事も摂らないで横になっていると自分は遊び惚けて帰って来たくせに 「怠けてる」 と、働かないことに逆上した。
子育てのためと貯めてきた貯金をギリギリまで切り崩し 「これで何か食べてきて」 と渡すしかなかった。
啓介は元々お酒とタバコがなければじっとしておれない性格なだけに、家計が破綻すればするほど自制心はどこかしらが欠けていった。
渡された小遣いで腹を満たすと、残ったお金は必ずと言っていいほどパチンコなど賭け事で費やした。
そのパチンコ店でたまたま出逢った女が、話しの内容から察するにケツのいかにも軽そうなキャバ嬢と言われるような職を転々とするみたいな女だったらしい。
つわりで臭いに敏感になっている冴の鼻先を、その女目当てにパチンコ店に通いつめ、タバコ臭さを纏って、しかもそのキャバ嬢とやらに対抗心を掻き立てられスッカラカンになるまで負けて帰った啓介が、家の中の有り金探し、或いは女とヤリたくて目を血走らせてうろつく。子供たちは怯え、腹が減っただろうに部屋に籠って出てこようともしない。
「なんだ、まだなんにもしないで寝てたのかよ!」
「ごめんなさい、・・・調子悪くて起き上がれないの・・・」 言い訳を最後まで聞かず 「ケッ」 と言うやそこいらの床目掛け唾を吐きかけるような音を残し隣室に消えた。
青白い顔をして横たわる妻の冴の耳に、隣室に隠れた夫 啓介が誰かと熱心にLINE交換しているようなスマホのピッピッという受信音が聞こえた。
「飲みに誘われてるの?行ってきていいよ。遊びたいんでしょ?我慢しなくていいよ」
冴にはそのLINEが友達ではなく女だろうと目星がついていたが起きてこずにはいられなかった。下手すれば子供部屋に乗り込み貯金箱をも叩き壊しかねないからだ。
案の定、啓介は月末引き落としの光熱費と食費のすべてのお金を台所の引き出しに隠していたものを探し当て、ひったくるようにしてポケットにねじ込むと足早に出かけて行った。

パチの女がLINEで教えてくれた場所はキャバではなく仮設に作られた (適当な廃材とも思える板を打ち付けた風の) 納屋を思わせる貧相なピンサロだった。
呼び込みのお兄ちゃんを無視し店内に押し入り、肩で風切って 「知佳」 と指名して更に奥に入ると 「おばはん、それでもスカートのつもりか?」 と問いたくなるような衣服を身にまとったピンサロ嬢が行きかう店内で、場違いなイケる服を着た知佳がチンコおしぼりを持って現れこういった。
「来てくれたんだ~~、ありがとう。 これさぁ~、買ってくれんしょ?」
「うん、いいよ。う~~ん・・・それ買うと知佳ちゃんの売り上げになるんだろう?」
初めて目にする布の塊だったが、彼女の色気に目がくらみ、自信過剰な啓介はそれがなにか知らないとはどうしても言えなく、曖昧な返事を返した。
なにせ持ち出した金額が金額だ。ピンサロだから良かったものの大盤振る舞いなど出来ようはずもない。
薄暗く、いかにも汚く、品の悪い曲が流れるが、場所が場所であり、形からも性処理に使われるんだろうと漠然と感じた。 が、取り敢えず何事につけ先の先を見据えOKを出しておいた。
「うれしい~~ うんとサービスすっからね!」
彼女はいそいそと先に立って狭い九の字に曲がった胸先上がりの階段を上り、階上の一番手前の指定場所に案内してくれた。
先ほどと違い、部屋は天井がやけに低く 階下に比べ一段とほの暗いし、客席の間に低い衝立がしつらえてあるだけの狭い生臭い空間だった。
「もうちょっと奥の席でやろうよ!」 上がり段の直後では萎えると暗に言うと
「奥の席に行くには、もう数本おしぼり必要なんよ。我慢してね」 と、こう諭された。
なるほどソープにでも行けそうなほどたんまりと弾んで得た奥の席では既に先客が、恐らく指名したであろう若く見える女と絡み合っている。
飲み物と簡単なつまみを置くと彼女は身体を摺り寄せ、啓介のジッパーを開けチンコを摘まみだし、あのおしぼりでチンコと目を合わさないようにしつつ、特にカリ首と先端を丁寧に、しかもゴシゴシと拭いてくれた。
「ふふっ、溜まってたんだ・・・。もうカチンカチン」 こう小声でささやかれ
「知佳ちゃんが綺麗だからだよ。逢いたくて我慢できなかったんだ。それにね、パチのボタン押すとき見て感じた通り柔らかくて優しそうな手だしさ。だから早くこうなりたかったんだ」 世辞も交え告った。
「そうなんだ・・・ パチで出逢ったときから熱~い視線 知佳に送ってくれてたもんね」
「気づいてくれてたんだね。でもさ、それっていつごろから?」
「そりゃ~あんだけ熱心に見つめられたら、誰だってヤリたいんだなぁ~って気づくわよ。ウチの隣の席のおっちゃんなんか睨んでたじゃない」
「ああ、あのおっちゃんか~、随分知佳ちゃんに入れ込んでたかんなぁ~ こんなとこ勤めてんだから当然付き合ってたんじゃない?半同棲みたくしてたんならさ、あんなに頻繁にLINEくれてて大丈夫なの?」
「気になる?フフフ 気にしなくて大丈夫。今日は指名してくれてれありがとう。うんと楽しもうね」
恐る恐る彼女の膝に伸ばした指先を、払いのけもせず艶めかしく身をくねらせると太股の隙間を閉じ、挿し込まれた掌を巻き込むようにしながら大事な部分に誘う知佳。啓介の指先に湿り気を感ずる頃までチンコを扱き続けパンティーの隙間から指が侵入と思える頃になって拒否ってくれた。
「なんだか啓介のコレさぁ~ 根元強く握ってないとアブナイぐらいギュンギュンしてきたんだけどさぁ~、ひょっとしてぇ~ ふふっ もう知佳の手の中でヌケちゃうとか?」
「・・ああ・・・うん、・・・ここんとこちょっとワケアリでさあ 近いかも・・・」 指先に触れる彼女のパンティーごしのマンコの艶めかしい感触に妻 冴とのレスも手伝って暴発しそうになっていた。
「ちょっと待っててね。このおしぼり1枚だけじゃこんだけ溜まってたら受け止めきれないかも・・・お金ある?5千円。時間過ぎたら大変だから」 啓介は知佳のマンコの中に出してしまったらおしぼり1枚じゃ拭き取れないだろうと恋しさのあまり先読みし、間髪を入れず小銭で5千円渡す。おおよそ3分の1のカネがこれで消えた。
受け取ったお金を数え終わると大切そうに持って階下に降りた彼女は、だがしかし延長の時間が切れる頃になっても帰ってこなかった。
テーブル上の飲み物 (2級ウィスキーの水割り) を仕方なく飲んでいると別の、明らかに40はとっくに超えていると思われる太った女性が現れ席に着いた。
「お客さん独りなの?変だわねぇ~ この席へ誰が?指名しなかった?」
「知佳ちゃん指名してたんだけど、追加料金渡したら帰ってこなくなっちゃった」
「あ~ら、ふ~ん、わかった!!あの子なら別のお客さんに指名されてたわよ。延長時間内に ひょっとしたら帰ってこれないんじゃなくて」
おしぼり追加したんでしょ?せっかくお金払ったんだから、まだ来てなかったら私が取ってきてあげる。
そう言うと階下に降りていき、いそいそと追加のおしぼりを運んできて知佳ちゃんが嬲ってくれてたチンコを再び弄ってくれ始めた。
暗がりに慣れた目で探せば、今日の啓介のような客はひとりもいなかった。
ピンサロに慣れきっていて、とても2枚や3枚のおしぼりでヌケそうにない。
延長時間内に帰ってくれないとは、ここから見える範囲以外に別部屋がまだあるのか気になって聞くと、
「あの子待ってても駄目よ。今店にいるのかどうかもわからない子なんだから」
「それって・・・客と店外デートってこと?」
「シ~ッ!ヤツらに聞かれたら大変なことになるわよ。・・・あの子が好きでやってることなんだから、気にしないの!」
やられたと思った。
愚連隊で名をはせる啓介様をピンサロ嬢如きが袖にしくさったのだ。
彼女の手口は昼間の本職である介護閑散期、或いは休みに飢えてる男を見つけ出し、ピンサロに同伴させておいて頃合いを見計らって店長に申し出、店外デートをするらしいとヘルプで入ってくれたおばちゃんが喧騒の店内で小声でしゃべったのだ。
業界も一目置く愚連隊の構成員の啓介は正にその手口に引っかかり自称キャバ嬢の売春目的ピンサロ女に後々貢がせる道具のマンコを臭わせるために呼び出されたことになる。
ライバルでもあるパチの常連のおっさんの顔が思い浮かんだ。横恋慕でもなんでもいいから、とにかく彼女の中にありったけの濁流を放出したかった啓介は有り金はたいて彼女が現れてくれるのをチンコおしぼりを注文しつつ待ったことになる。
チンコの逞しさもさることながら、家に置いてきた美人妻の冴でさえ堕とすことが出来た、背は確かに 「人権が持てない」 ほど低いが、その分これまで出逢った女で堕とせなかったヤツはいないほどのイケメンである。
挿し込む段取りまで惚れさせてしまえば堕とす自信は確かにあった。だが、待てど暮らせど肝心の当人が顔を覘かさない。
しかもここで怒り狂って店を出れば溜まり過ぎたモノをヌクのに右手を使うしかない。
今日だけは腐ってもマンコが欲しかった。
指名の格好になったおばさんは知佳ちゃんのマンコに触らせてもらえた時の啓介のチンポのように、或いは長い経験上ヌケそうと思えるほどカチンカチンにならないとみるや、自分から進んで啓介に足を絡ませノーパンの奥のグロいマンコを摺り寄せてくる。
それでも知佳という女でなければこの客は勃起しない風に感じたのか、いきなり椅子の上に立ち上がりミニスカを翻し流れてる曲に合わせダンスを始めた。片足は啓介の股間に挿し込み、踊りの動きに合わせ盛んに刺激しつつ乱舞するミニスカの奥のワレメを時折魅せつけてくる。
眼前にナチュラルな陰毛のグロいマンコをチラチラと魅せつけられ、啓介は奥の席の客が耐え切れずピンサロ嬢を太股の上に座らせたのを見て我慢も限界に達し、ついにミニスカの中に顔を埋めマンコをアップスカートで舐めてしまっていた。
結局啓介はヘルプで入ってきてくれたおばちゃん相手に手コキでチンコ型をしたおしぼりの中に、貴重な最初の一発を放出させられていた。
ソープに比べ、確かに安かったが所詮五十路おばちゃんの手コキ・・・。だが、この時はイラマチオの後だっただけに恋する知佳のために溜め続けたものがすべてヌケた。
持ち金全て吸い上げられ、溜まっていた膿を全て吸い上げられ、正気に戻れたこともあって言いようのない屈辱感を味わったままピンサロを出た。いや文無し故 客の入れ替えに合わせ体よく追い出された。
恋に狂った男のやるせない気持ちには複雑なものがある。
パチで出逢い、好みの娘に思えハメたくなって勇気を奮って声を掛け、LINEまで交わすようになりながら啓介は彼女と金の切れ目が縁の切れ目、身体の関係に至れないまま追い出されたことになる。
その後も仲間連中から寸借しピンサロに居るはずの知佳に逢いたく意地になって通いつめた啓介はある日の朝、下半身に激痛が走って目が覚めた。
チンコが矢鱈と熱っぽく先端から涙ではなく膿のような、やや黄ばんだものが流れ出始めていた。
就寝時に溜まった尿を放出したいものの、膀胱がパンパンになり尿路をほんの僅か液体が通る・・・と、飛び上がらんばかりの激痛が走る。刺激を与えないようそ~っと出そうとしてみたが状況は同じで自分ではどうすることもできなくて、でも漏れそうで病院に駆け込んだ。ゴム手袋をつけた医師に、根元を掴んで先端に向かって強烈に扱かれ、涙や悲鳴と共に先端から出てきた体液を綿棒を使ってシャーレに採り
何処で誰と行為に及んだのか保健所からの命令による公衆衛生上の聞き取りと称し調査まで行われ、ピンサロにと告りやっと解放され薬をもらって病院を後にした。
淋病は性器感染はもとより、口腔での淫行感染も多少ながら報告されている。
洗濯ものはもちろん、風呂もひとつしかないということもあって冴は、罹患中の啓介を益々避けるようになっていった。
性感染が怖いとはいえ病気には違いないが、身勝手極まりない啓介を妻ですら汚いものを見るような目で見て洗濯物も風呂も、食器さえも別個にされたのだ。
噂は愚連隊の仲間連中にも広まっていた。憤懣やるかたない啓介は昼間、ピンサロに乗り込み店長らしき男に強請り方々苦情を申し出てみた。
「性病持ちの女にサービスさせるなんて!慰謝料もらうぞ!この野郎!!」 怒鳴る啓介に
「おかしいですね~ 、 当店は保健所の指導を受け衛生面では特に注意を払うようにしているはずですが・・・」
店内のボックス席にご案内の折には保健所のご指導どうり、比較的高温で蒸したおしぼりを使って清拭させていただいております。
体液などにつきましても、いちいち新たなおしぼりをお持ちして従業員に手で丁寧に清拭させていただいております・・・。 と、こう述べてきた。まったくもって間違いはない。
この言葉の後に 「当店では県警のご指導を受け店内での性行為、及びそれに準ずる行為は厳に禁止しております」
二の句が継げなかった。チンコおしぼりでは我慢できそうになく、マンチラで誘ってくれたそのグロいマンコを舐めたり、挙句勃起の上に湿らせてしまったマンコのそままに座らせ状 (情ではない) に任せ腰を振らせたりしたのだ。
「・・・でも、あのう~ ・・・知佳ちゃんは店外デートが許されてると・・・」 言いかけるのを店長風の男は遮り
「知佳? ああ、あの子ですか。いい子ですよね、ウチの店のこと気遣ってくれて、時々ああやって遊びに来てくれるんです」
見ての通りのべっぴんキャバ嬢なのに、この業界では底辺と言われるピンサロ嬢の真似事まで・・・、普通出来るもんじゃありませんよとまで言われてしまった。
介護士の収入ではパチスロやりたくとも資金に困る。そこでヘルプのキャバ嬢やらをやってはみたが相手は百戦錬磨の女ども、そこで時にパチで出逢うおっさんら相手のウリで急場を凌いでいる知佳という元ヤンの女。そのコンタクトの場所がピンサロ
ろくに働きもしないくせに生活費を持ち出し、つわりで苦しむ女房を尻目に知佳のような行き場のない女を買おうとするゲス野郎、族の風上にも置けない奴と罵られたような気がした。
それもこれもピンサロは指名を受けておきながら平気で金を巻き上げた客を裏切る。淋病罹患は知佳という女のせいだと思った。
「いつかきっと、思い知らせてやる」
元ヤン如き女に見下され、啓介の性格が一層ひねくれ始めたのもこのころからだった。
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