男たちと絡み合う姿を夫に魅せつけ妬かせたくて狂う橘家の妻 恵子

不倫とは、いつの世も男が身勝手に外で女を作って家を顧みないなどとさも悪人仕立てでニュースになって流され、したがマグマは溜まるはお願いしても許可は降りないわで仕方なく右手を使わざるを得ないわけであっていかにも肩身が狭い。
だが待てよ、考えてみれば #ラビア なるものを晒す女がいなければそも、男もそれを求めて家族も地位・名誉も捨てノコノコただ挿しこむためだけに出かけたりはすまい。
世界は悔しいかな女が動かしているとよく言われる。
ではどうやって世の中を動かしているのかと言われたら、恐らく先の #ラビア を魅せ付け心惑わせ、甘い蜜の臭いに寄ってくる男どもに無理難題を押し付け漁夫の利を得ているのではなかろうか。

ただこれまでと違うのは、これまでなら白昼堂々と、お互いが欲しくなれば萱の生い茂る野だろうがまぐわっていた。作業小屋だろうが情さえ募れば、これ見よがしに、いや、むしろ周囲に見せつけるが如く露出に近い恰好で絡み合っていた。
神崎敏行はただ、恵子の夫や恵子をつけ狙う輩どもに寝取って惚れさせてやったぞと自慢したいだけだった。
だが、恵子は違う。
恵子は我が胎に子を孕ませてくれた夫のモノこそ愛おしいのである。
恵子にしてみれば、己の美貌に狂いまわる男たちに自分の良さを知らしめるため まぐわう様子を晒してやりたかった。そうすると男たちは我先にと押しかけ挿し込もうとする。それが優越感に繋がり夫が妬いてくれる。それがまたうれしくてキュンキュンしてたまらなかった。
レスとはいえ、他の男に抱かれ、家路について湯を使うなどすると、堪らなくなった夫は物陰に潜み右手を使ってくれていた。
女とは、たかだかその程度のことがうれしいのだ。
だから不貞交尾にせっせと通う。
しかしそれは、いつしか男が仕込む快感に、不覚にも肉襞が溺れ、逆に男の元に押しかけ #ラビア を開いて誘うまでになってしまっていった。
そしてそれが、仲間の告げ口で敏行との不倫までもが発覚すると、途端に神崎は我が身可愛さに恵子から距離を置くようになっていった。
たまたま竜彦が潜む作業小屋の闇夜の中で神崎が恵子を相手に絡み合ったのも、恵子から幾度となく誘いを受け、断り切れなかったからで、その日とて、物陰に人が潜んでいることがわかると、出すのも途中で引っ込め、こそこそと帰ってしまっている。
男と絡み合うとなると、恵子は決まって確かめたがることがあるという。
オンナをことのほか喜ばせてくれる男のアレだ。
男の味を知ってしまった恵子は、飽きが来て自分を捨てて保身のために逃げるようならと、その日も陽がとっぷりと暮れてから野暮用がてら野中に敏行を誘いだし、敏行の気持ち・・・というよりアレを確かめるべく草を枕に野暮用を聞いてほしい旨横にならせ腕を枕に添い寝と決め込んだ。
「敏行さん、このところ とんと顔を出さなくなったから・・・どうしてるかと思って」 騙すのではなく真から心配してる風な殊勝な口をきいた。
「ああ・・・うん、そうだね。どうもこうもないよ、ウチのヤツににさ、仕事をさぼってオンナと遊んでないか怪しまれてねぇ」 どうやら恵子との仲を疑ってる風を臭わせ諦めさせようとした。 ところが・・・
「そう、それならよかった。体の具合でも悪くなったんじゃないかって、心配で・・・それで」 などと言いつつ
頃合いを見計らって恵子は、敏行の肝心な場所をそっと手を伸ばし風合いを見た。妻には怪しまれてるが、他人妻の #ラビア は忘れられないと言いたげだったからである。
「ねぇ・・貴方はわたしのことなんか・・・ちっとも心配してなかったのよね?」 女としての探りを入れる。
「そんなことないよ!俺がウチのヤツに怪しまれるぐらいだから、恵子だってご主人に・・・そう思うとさ・・・」
言葉とは裏腹に、摘まみだされた敏行のソレはすっかり雄々しくいきり勃ち、その照準を恵子のソコに向け、今や遅しと脈打っていた。
喜んだのは恵子で、敏行のためにと履いていたものをさっさと脱ぐと騎乗に移り、自ら屹立を摘まんでソコにあてがってやった。
断っておくが、様子を看るためあてがうだけである。
「疲れてたんだったら・・・いいのよ。無理しなくても」 勃ちが不十分ならお預けをと口にしてみた。
「無理なんかしてない。欲しくて欲しくて目がくらみそうになってたんだ」 男とは溜まればゲンキンなものである。
その気になった敏行がむくりと起き上がり、恵子にのしかかろうとしたとき、その野辺の、目と鼻の先で人影が揺れた。
慌てた敏行は、恵子の身体に挿し込もうとしていたものを引っ込めると、土手の下の稲穂の中に飛び込んで畝と畝の間を駆け抜け、どこへやら姿を消してしまった。
後の残された恵子はその気の強さも手伝って、まぐわいをやらかそうとしていたことを誤魔化そうと咄嗟に野に放出するスタイルでしゃがんで息み、黄金色にとぐろを巻くものを出し、持っていたティッシュで始末をすると、その場を急いで去った。
たまたま覗き見た人影は風上にいて、真っ白なケツは拝ませてもらったものの生い茂る草に隠れた黄金色には気づかない。
「ふふふっ、こんなところで・・・それも、もう了解を取り付け挿しこませてもらう寸前だったとみえるのぅ~」
真っ白いケツにティッシュで始末とくれば相場は決まっている。
男とは悲しいもので、己が許可を得たわけでもあるまいに、もう既に粗末なものを覗かせ次は我の順番かと右手で支えつつ準備運動も兼ね擦り始めている。
面白いものを見てしまったと、肝っ玉の据わりが悪い男をあざ笑いつつ歩を進め、うかつにも暗闇の中、白く揺れるティッシュめざし歩を進めたものだから、気の緩みからグニュッとしたモノを踏んでしまう。
「ギャッ、きったねぇ~!! あのアマ、こんなところで・・・」
怒り心頭の人影は、そこいらにあった木の枝で勢いよく稲穂が揺らぐ田に向かって、黄金色をまき散らしたからたまらない。
「ちきしょう~~ 、バカにしやがって!!」
黄金色は小さな窪一面に飛び散った。
運が悪いことにこの年は秋晴れが殊の外続いていた。稲穂は一気に実りに向かって穂を垂れている。実が割れる前に刈り取りを済まさねばならなかった。
翌日最後に残ったその窪も、刈り入れを予定していた。
ネズミの額ほどの小さな窪の稲は、黄金色の、あまりに強烈な臭いと不潔さのため、刈り入れに来た持ち主は、刈り始めて間もなく、慌てて田から逃げ出した。
こんな小さな窪を、なぜに耕作するかといえば、ひとつには耕作面積が狭く石高が見込まれないからだが、もうひとつには大切な水温調整をこの窪が行っていたからだった。
そのため、この場所だけ、正月用に欠かせないもち米が植え付けてあった。
これだけは他で間に合わせるわけにはいかない。
「とてもこの村の奴らがやったこととは思えん。見つけたら、ただじゃおかんぞ」
だが、その窪は実は神崎家の田んぼに隣接しており、飛び降りた時に落としてきた靴の片方が敏行のものであり、日頃この辺りをふたり仲良く歩いている姿を目撃されていたことから、再び恵子とのうわさが再燃してしまっていた。
その噂をうまくもみ消せたのも、恵子の機転のおかげだった。
この田んぼの持ち主はふたりのまぐわう様子を覗き見したとはいえ、自分もお世話になりたく近寄ったとか黄金色まで恵子がやったとは今後のこともあり到底言えない。
結局、踏ん張っていたのは敏行で、見つかって慌てて逃げ出した際に靴を片方田んぼに落としてしまったということで決着を見た。
敏行はその翌々日、カッパに身を包んで、恵子の尻から出た黄金色にまみれながら稲刈りを済ませた。
村中の物笑いの種になった。
そしてその、ほとぼりが冷めたころを見計らって、敏行は恵子に詫びを入れさそうと深夜、橘家に忍んで行って誘い出し、作業小屋でお預けを食わされた分余計にいきり立って絡んでいたというわけであった。
場は代わって竜彦を前に、
恵子にしてみれば三度、敏行に裏切られ、たまりにたまった欲望のはけ口を必死に探している最中だった。
「あたしをここの嫁と知って、脅そうというわけ?」
安売りなんかしないと突っぱねていた。
「ほう、ずいぶん生意気な口を利くじゃないか。本当は逝かせてもらえず、これが欲しくて狂ってたんじゃないのか?」
スカートを、わずかにめくり、パンティー越しにいきり勃つモノで擦ってやる。
「あんっ、そんなことして・・・ただですむ・・・あああ」
竜彦の両腕に爪を立てて恵子は抗った。
太腿の間に何度もペニスを受け入れ、感触を確かめては振り払いを、恵子は繰り返した。
「おとなしく言うことを聞くんだ」
「あたしは騙されないからね。なによ・・・こんなもの」
女とは正直なもので肉胴にまとわりつかせる愛液に、竜彦こそ常軌を逸し始めていた。
窮屈になるほど背を丸め腰を押し付け抱くと、恵子の首筋を歯形がつくほど強く吸ってやった。
ひるんだ隙に緩んだ股間に向かって、竜彦は半ば強引に膝を割り込ませ、ペニスの先をパンティー越しながら花弁に押し付けた。
嫌々しながら、恵子は竜彦の手によって片足を高々と持ち上げられ、ついに繁みが無防備になった。
「俺の手はなぁ、あんたの脚を持ち上げるので精いっぱいなんだ。あんたがパンティーを脇にどかし、おまんこに亀頭をあてがって挿し込むんだ。わかったな!!」 もはや恫喝である。
「・・・はい・・・」
消え入るような声で応えると恵子は、ほんのここちパンティーを脇にずらし、肉胴を片手で摘み捧げ持つと、ピンクの蠢く襞に顔を歪め誘った。
竜彦はわざと身動きひとつしないでいた。
すっかり充血した亀頭冠を迎え入れ、Gスポットに当たる刺激に耐えかね、恵子の腰がくねりくねりと襞を使って捏ね上げつつ奥へ奥へと吸い上げていく。
その、ザワザワとした感触に、竜彦は射精感が募り、自分から言い出しておきながら歯を食いしばり始めた。
〈 こんな田舎のおばはんに、なんで易々と抜かれなあかんのや・・・ 〉
ついつい負けじ根性が湧き、竜彦は背中に這わせていた手を下にずらし、指先に愛液を含ませるとアナルに向かって忍ばせた。
「あんっ、あああ」
情交は家族が野良に出払った午前に行われている。
それでもこの悩ましげな声を、だれが聞きつけるかもしれない。
恵子は我を忘れて絶叫していた。
「ねぇ・・・誰か観てない?こんな恥ずかしい恰好してて・・・見られ・・」
和子の部屋で起こったであろう、そのシーンを竜彦は脳裏に描いた。
「ああっ、見られてるとも。お前のおまんこにミッシリ太いヤツが食い込んで、白濁した液をまとわりつかされ、中に出したくて身悶えしてるさまをな」 恵子が望む男が翻弄されという言葉を口にしてやった。
「気持ちいい?ねぇ~、どうなの?」
「ふるいつきたくなるような身体だよ。我慢できそうにないんだ。奥歯がミシミシ音を立ててやがる」
竜彦は、恵子にそれが伝わるように、真下から子宮芯部に向かって強く亀頭冠を送り込んで、そこで固定した。
「ほらっ、このおまんこを、あいつらが食い入るように観てるぞ!!」 おそらく和子のおまんこにシャチョーさんのそれが食い込む様子を魅せつけられ、恵子は逝かされたんではなかろうかと想像し、竜彦はあの部屋で行われたであろう空想の中の輪姦・乱交でお前は負けたんじゃない、重要な役割を果たしたんだということを口にしてやった。
乱交にある 「次はお前がこうなるんだ!!」 魅せつけ妬かせる心地よいさ、争奪のなんたるかをである。
もしも彼女の夫が傍で、その時の彼女と同じように妻の寝取られ行為を見守っていたならば、必ずそういった気持になるであろうことをである。
ひとしきり強く恵子の恥骨が躍動した後、身体がのけぞり、精いっぱい開いた口から咆哮を放ち眼球が宙を泳いだ。
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