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男と女の契りの妙を、加子は母 美加がいじめられるのを見て覚えた

屋外で野ションしたくてしゃがむ忠学生
 忠学校の授業が終わると、水飲みの娘、加子は急いで学校の裏山に上った。
裏山には山頂部分を切り開入れ作られた高台がある。

 そこから村を見下ろせば、それこそ隅々まで一望できた。
加子の目は高台から見下ろすことが出来る、ある田の窪の一点に注がれていた。

 その場所を確認した後、今度は登ってきた道とは別の道を辿って、意を決したような顔つきで山を下り始めた。


 街には町の人と人の交わりがあるように、村には村の交わりがある。
例えば街では人と人とのかかわりを一番持つ職業を上げるとしたら、売り子・営業だろう。
訪問販売であったり店の売り子であったりしても、人の関心をひくため どうしても人の心を動かすようでなくてはならない。

 動かないものを動かすため、時には心を売る。
それでだめなら身体を使うなり売るなりするしかない。
更にそれらのことに疲れたとしたら、それもまた、別の意味で身体を使う。

 村でも同様に、最後の手段は、どうしても身体になる。
わけても、女という種は生まれ持って非力で、生涯かけて足りない部分は男にすがるしかなく、その延長上にある男根の数を競う、そんな習性がある。

 女とはえてして将来を誓い合った仲の男や連れ合いがいたとしても、それとは別の行きずりの男に恋愛感情に似た気持ちが湧きおこり、いつしか欲情のような感情をも秘かに心の内で燃やすこともある。

 その対象となる男たちは女を得るために、軽やかに女から女に舞う働きバチでなければならないと - 誰が言い出したか知らないが - 決まっているようだ。

 頼まれれば拒否しない。
お世話になったお礼には糸目はつけないなど、人生すべてがおまんこ崇拝の輩にならなければならない。
この村で言えば、さしずめ婿養子で橘家に入ることが出来た現在の当主がそれにあたるかもしれない。


 街では年がら年中、大特価と店じまい大売り出しをやらかして買う人の気持ちを浮き立たせるとこに相勤めている、村であってみればそれに該当するのは春の田植えと秋の刈り入れ。

 その時は何が何でも気持ちを、別の意味においても浮き立たせるため一致させる必要がある。

 街では、一刻を争って売り上げを伸ばそうとする。
村も村なりに、各々の家がほんの少しでも収穫を増やそうとするが、そこは村、所詮お天道様の下でしか成しえなく、従って共に働けない。村の繁栄は全て、これお天道様任せなのだ。のんびりしたものなのだ。

 それも、優れた人物だとか機転が利くものほど都会に出たがり、村に残ったものは愚鈍でなければならなく、都会ほど俊敏な動きは必要ないからしない。

 地面に這いつくばり始めたら、這いつくばりっぱなしになるし、休むと言ったら世間話が一通り尽きるまで休みは終わらない。

 村とは、都会に比べ誠にのんびりした光景が広がる。
例えば、ひと窪の田んぼで集落出揃って農作業に精を出している風に見え、全員残らず出そろっているわけではない。また、決まった人数が出そろったからといって作業が始まるわけでもない。

 いい加減なところで作業は始まり、気が向けば、勝手にその場を離れ自由気ままに他の仕事を始めてしまう。
唯一都会と田舎で似通っているところといえば男が女を、或いは女が男を自分にないなにかを求め誘う点ではないだろうか。

 目から鼻に抜ける生活を送る都会でも、お天道様任せの田舎でも、男はやらせてもらうために女の尻を追いかけ貢ぎ物を施す。
農作業が終わった秋祭りの夜に、盛大に野辺でまぐわい・足入れなどが行われると同様に、ちょいの間を使って場所を変え、野辺で想いを遂げるカップル…… もよくあることだった。

 この日の橘家の主がそうだった。

 傍目には、田んぼで懸命にコンバインを乗り回し、刈り取って満杯になった籾を次々に軽トラックに移し替え、カントリー・エレベーターに運んでいるように見える。
田舎に似つかわしくないほど実に小気味よく、てきぱきと指示を飛ばす橘家の当主。
誠に慣れた手順に見えるのだが、その実、今日の橘の視線はあらぬ方向に注いでいた。

 遠間に見える、林道を下がって出た先に、何かが現れるのを待っている風の目だった。
そして彼の目的のものが遥か彼方の林の途切れた所からついに現れた。
午後も、夕暮れ近くになり、丁度コンバインを別の田に切り替える時間でもあった。

 橘は、何か意味ありげに、この時コンバインのエンジン回転を低速で稼働させたまま、走行をやめ、その場を離れた。
見守っていた衆は、大方休憩がてら、用足しにでも出かけたのだろうと思っていたので、皆もこれ幸いとめいめい勝手に休憩に入っていった。


 用を足しにコンバインから離れたはずの当の橘はとみれば、
林道から抜け出して、一散にどこかに向かう女を、遠間から、周囲に気づかれないよう別の道を使って追い始めていた。
だが、よく見ると、双方とも周囲に気付かれないよう、ある一点に向かって何かそこに目的のものがあるかのごとく足を運んでいる。

 そのことに、近隣の山でキノコ狩りをしていた爺さんだけが気づいて、後をこっそり追っていた。
その場所こそが、村の中でも秘かに名をはせた まぐわいのメッカである萱の原だった。


 加子は美也子の血を分けた妹、美加の娘だ。
橘が萱の原を始め、各所で姉の美也子にしでかした数々の凌辱のことで美加に謝りに行き、機嫌を取りなすうちに美加の恵まれない境遇を知り、つい相談に乗った。
相談とはまことに都合の良い言葉で、つまるところ謝りがてら せっせと貢ぎ物を運んだのである。

 ある日の午後、裏木戸を抜け、こっそり潜んできた橘は、美加の相談事に付き合ううちに、つい、情にほだされて…… と言おうか、この場合合意を得てではあるが…… 組み伏した。

 たまたまそれを、加子が物陰に潜みながら観ていた。
母親が、時折現れる男に組み伏されている。
娘の目の前で母は苦し気に身悶えし、懸命に男の腕から逃れようとしていた。

 …… が、よくよく見れば母の、下腹部に男の股間から伸びた蛇の鎌首のような妙なものが出入りしており、その動きに母がひどく苦しんでいるように思われた。

 両腕を使って母の肩口をガッチリと押さえ込み身動きできないようにしながら、男の口から伸びた舌は母の目や唇に向かってチロチロと蛇が味を確かめ舌を伸ばす、そんな仕草を繰り返していた。

 下になった母は、懸命に男の胸や腕に両手を伸ばし突っ張り、払いのけるがごとくの仕草で抗うが、不思議なことに他方ではその両足はしっかり男の太腿を捉え、自身の下腹部に引き寄せようとしている。

 「…… ダメ …… あの子に観られてる」
「見せてやれよ、減るもんじゃなし、第一 今更抜こうにも抜けないだろう?それとも抜くかい?」
観るものをして、疑問と言わざるを得ない格好で、母と男は長い間絡み合い、確かめ合っていた。

 「・・嫌! いじわる……」
蛇が獲物を絞め殺すべく絡みつくが如く動く男の腰の、その先に生えたような、これもまた蛇の鎌首が母の体内に出入りするたびに、母の表情は次第々に、まるで言葉とは裏腹にとろけるような表情に変わっていくのである。
「あああっ、いいわ・・もっと、もっとよ」

 腰が一段と強く押し付けられたかと思うと、男の人はぐったりと母に身をもたせ掛け、しばらく重なり合ったのち、母の体内からしぼんでしまった、まるでミミズのようになった蛇とおぼしきモノが抜き去られた。母のものと思われる液をまとわせ、糸を引きながら抜き去られた。

 「どんなに謝られたって、許せるものじゃないでしょう?」
帰っていく男を勝手口で見送りながら母が言い放った一言は、男に媚びを売っていたんじゃなく、やはり男と言い争っていたんだと幼心にも納得できた。

 その反面、あれほど化粧っけのなかった母は男が潜んでくる日に限って、古代の銅鏡のように薄汚れ、裏面にカビが生えてよく見えなくなった曇った鏡に向かって髪のほつれを治す風をしていたのを覚えている。



 想い起せば夏休みに入る少し前、あまりの暑さに河原で水遊びをしていて、用を足したくなり草むらでしゃがんだ時のこと。
なにかアソコあたりがチカッとした。
半分垂れ流しながらも、思わず立ち上がった目の前に草むらをかき分け何かが逃げていく、と、その時だった。血相を変えて飛び込んできた男の人がいた。

 それが追い払っても追い払っても貢ぎ物を携え来ては母を組み伏せ続けたあの男、橘だった。
あたしは手を引かれ、田んぼの畔に連れていかれると、男は母に向かってしていたように、下腹部にいきなり顔を埋め、さっきチカッとした場所を痣が出来るほど吸い始めた。

 「あんな場所でしゃがむなんて…… 呆れた小娘だ!」
橘曰く、今吸われているところを心地よい温もりと独特の臭いを感じたのだろう、マムシに噛まれていた。
マムシに噛まれた水飲みの娘 加子
 「いいかい、大人しくしてるんだぞ」
そう言うと、
橘は幾度々も噛まれた傷跡に吸い付き、血液をすっかり吸い出すと、その足で病院に連れて行ってくれた。

 この時になって初めて、なぜ母が橘に組み伏せられながら耐えていたのかわかった。
傷口を吸いながら橘という男は、しっかりとクリにも舌を伸ばし舐め上げ、痛みと恐怖が湧かないよう気持ち良くさせてくれたからだった。

 「マムシに咬まれたら死ぬんじゃない?この後なにかあったら……、おじちゃんに相談すればいい?」
「ああ、いいとも。お母さんだって……、いつでも相談に乗ってあげてるだろう?」
「うん、わかった。ありがとう」

 相談したいことがあったら、連絡するね。
そういいながら、加子は元気よく帰っていった。

 数日後、加子の見舞いもかねて美加の元を訪れ、母 美加をいつものごとく組み伏せることが出来た橘だったが……
「……相談があるの……」 いつものように物陰から観ていた加子が、美加がすんでのところで堕とされそうになった時 小さな声で、だがきっぱりとそう橘に言ってきた。

 その相談こそが、「萱の原で……」 母のように苦しめて欲しい…… だった。



 恵子を乗せたおっちゃんの長距離トレーラーが萱の原に向かったのは、丁度農繁期で村のそこここにコンバインやらバインダーが唸りを上げ稲刈りをしている真っ最中の午後も遅い時だった。

 日暮れが目の前に迫り、のんびりしていた村人も、雲行きが怪しくなってきたこともあってみんないきり立って脇目も振らず地面に這いつくばっている、そんな時だった。

 普段なら、当然村内を大型トレーラーが唸りを上げて走れば目に付くものを、この時期ばかりは農機の音にかき消され、稲穂に目を奪われ、みんなそれどころではなかった。

 だが、唯一そうでないものがいた。
この繁忙期に - 儂ひとりぐらい抜けたとて - どうってことはない。
そう思っている寝取られ・笑いものにされ拗ねている輩……、美也子とかつて萱の野で契りを結んだ橘がいた。

 新妻の恵子に三下り半を下したのも、この日、新たな女と契りを結ぶ段取りが整ったためだった。

 契るために必要な大切な貢ぎ物、それが敏行らと情を重ねた恵子との縁を切り、時を重ねたのちに橘家に後添えとして迎え入れる。
それが条件だった。

 橘は、それがため恵子を見張り、田の畔で敏行との契りを観て脅し、作業小屋で竜彦との決定的な証拠を見つけて脅した。
庄屋の威を借りて、ひたすら水飲みや、それ以下の身分の者を脅し寝取りはしたが、唯一新鉢だけは、新妻はオボコと相場は決まっているが……割ったような感触がなかった。

 そう、三下り半を押し付けた恵子ですらむしろ、その行動を観るにつけ、とても処女とは思えなかったのである。

 むしろ、使い古しを掴まされた感が強かった。
この日、秘かに契りを結ぼうとしている女こそ、橘が知る範囲では、つい今しがた、その目で初潮を見たばかりの、まさしく夢にまで見た新鉢だった。

 間違いなく、そう信じた。
美也子を苦労の果てに組み敷いた、想い出の萱の原に、村の衆の目を盗み大罪人覚悟で誘い出し、押さえ込んだ。

 うまく口車に乗せて寝かせ、全体重をかけて押さえ込み、唇を奪った。
そうしておいて、指を這わせ、執拗にクリを擦った。
手の感触の中で、未発達とはいえ嬲ればそこは所詮女、明らかに大きく芽を出し、弾けてくれるまでやさしく擦り続けた。

 恵子とおっちゃんが萱の原に到着し、いざ事を始めようとした眼前の草葉の陰で、恵子の元旦那が新鉢相手に挿し込もうと嬲っている。

 恵子の目には、上に乗る男が、かつての夫とわかったが、組み敷かれている女のことは誰なのかわからなかったし、興味も抱かなかった。
だが、歴戦の勇士であるおっちゃんには組み敷かれている女が新鉢ではないかと、おおよそ見当がついた。

 そして、恵子の様子から、上に乗る男こそ、元夫のような気がしてならなかった。

 「みまわり近く歳の違う、しかも新鉢と見える女を夢中で組み敷く、元夫の前で、これを視姦しながら いかにもその男の新妻に挿し込む……、たまらんな、これは」
どだい、だれもまだ手を付けていない新鉢に挿し込むとなれば、それはそれで焦りが生まれる。

 失敗したら、或いは途中で邪魔が入り、掠め取られでもしたらと……、焦ってしまうのが常だ。
「あやつ、潤みきってホトホトになるのを待たずして、亀頭をあてがうつもりだ」

 おっちゃんが心配した通り、橘は、未だ柔らかさが確認できてもいない花芯に、我慢が限界に来てしまった亀頭をあてがって押した。
「わっ、・・ったい!」

 それでも男の身体を押しのけないことを良いことに、そっと顔を、挿し込みかけた花弁に近づけると、幾度も舌を這わせ、吸った。
加子にとって、これから先の世界こそ、母を夢中にさせ、いつかの河原で夢のような気持ちにさせた、あの舌と唇だ……、
「いいいっ、おじちゃん、凄いの!」遠間にも開き始め、ピンクがのぞき始めたのが分かった。

 そうしておいて、また亀頭をあてがうを繰り返している。
物陰に隠れるでもなく、恵子とおっちゃんが見守っていることなど眼中にないほど、ふたりは、殊に加子は身体の芯部に妙な感覚が芽生え始めていたことから身体を重ねることに夢中になっていた。
ふたりは身体を重ねることに夢中になって
 幾たびか試行錯誤ののちに僅かに亀頭が隠れるほど挿し込みができ、迎え入れた忠学の女の喉奥から深い吐息が漏れた。

 身じろぎもせず、夫が新鉢を割るさまを見届ける恵子のバックから、おっちゃんは反り上がる勃起を片手で押さえ込み支え、すっかり興奮し濡れそぼったパンティーをほんの少し脇にずらし、滾り勃つペニスの切っ先で肉を切り裂いた。

 肉襞の入り口付近で恵子の天井を幾度も叩いて、奥へ通る許可を求めていた。
〈 夫がほかの女に夢中になって挿し込んでる…… 〉
目の前で繰り返される処女を割る夫の神聖ながら卑猥極まる行為に、己は今寝取られつつあるものの元夫を夢中にさせ追い出してくれた女への憎しみが、たかだか娘っ子に負けじまいの気持ちに火をつけたのだろう、更なる欲望へと変わった。

 「ちゃんと突いて掻き回して……もっと深く挿し込まなくちゃ……」
夫が処女加子に仕込む行為と、夫の目の前で妻である自身がおっちゃんに寝取られる行為の区別すらつかなくなっていた。
「妬いとるんか?それなら負けないようもっと強くお前も突き上げてやる」

 空いた手で、乳房を鷲掴みにすると溜まりにたまってどうしようもなくなったモノを挿し込んだ腰をひねった。
めくるめく、締め上げるのもがあった。

 興奮しきった夫の恵子からすればまるで子供のような小さなモノが小指程度しか入りきらないような穴を引き裂くようにして、奥に突き進み、未だ通じていなかったものを破り開き女にし始めていた。

 加子は見ていないように思え、ちゃんと親のヤルことなすこと全てにおいてを見ていたようで、こと男の扱いにも長けていた。
血をにじませながらも、精いっぱい広げた壺で、いきり勃つペニスを包み込み、あまつさえ、肉胴に愛液をまとわりつかせ恋しさを伝えてきている。

 ゆっくりと引き抜きが始まると、あまりの狭さと窮屈さからか、襞が肉胴に引っ張られるようにしながら外にはみ出てしまう。
#いじめ を思わせるようないたいけな行為が延々続いていた。

 ピストンと思える行為は、肉胴に白濁した液がまとわりつく頃になってようやく始まった。
恵子は妬いているのか凝視していた。自分ですら頑張ったにもかかわらず受け取れなかった胤を、夫は処女の加子の奥深くに置いて来ようとしている。

 恵子はその、欲情に滾り立つ元夫と加子の肉のぶつかりあいが、なぜか自分の中で今感じられることに驚いた。
「ああっ…… いい…… 凄く大きい」

 夫が罪と知りながら新鉢を割り盗ろうとしていて、あたしもまた、その夫の前で行きずりのおっちゃんに注ぎ込まれ、盗られようとしている、
罪と知りながら新鉢を割り
 「あなた、そんなことしてていいの……」
今日は丁度孕む月齢に違いなく恵子にとって危険日にあたっていたが……。
そう言いかけ、あまりのおっちゃんの厳しい責めに、あとの言葉が続かなかった。

 「ふう…… 困ったもんじゃのう。若い奴らは……」 中に出し終えると必ず男は放心状態になり女に注意を払わなくなる。
乱交でもそうだが、その隙を縫って覗き見していた奴らはオトコに代わって挿しこませてもらう。
おこぼれにあずかることが出来る。

 ここでは…… この状況下ではどちらか一方が……、恐らく加子はおっちゃんとやらが交代に挿しこむだろうから恵子の方だろうが、必ず壺が空くだろうから、それを待てばよかった。
トレーラーの物陰で爺さんが、年季の入った棹を取り出し、目の前の寝取られる光景をオカズに準備運動がてら扱き始めていた。
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