身体が密着するまで
気持ちは焦っても次に何をしたら前に進めるか
お互い見当もつかないでいた。
「どうにかしなくちゃ」そう考えて
目の前にあったちょっとエッチ系の雑誌を手に取って広げ
真剣に読むふりしてみた
気まずそうにしてた彼がチラチラと覗き見る。
少しづつ近づいて
私が逃げたり拒否したりしないので安心したのか
ぴったり寄り添うようにしてエッチ写真を一緒に見てくれた。
彼の息が荒くなるのがわかった。
さっきから膝の上にそ~っと置いてくれていた手の重みが増しているように思えた。
予感がした
「始まった」
固く閉じていた太股の隙間の力を緩め
彼の仕草に合わせるようにしてみた。
彼の腕が肩に回り抱いて引き寄せようとしてくれた
「やっと奪ってくれる!」
そう感じて
下を向いて軽く目を閉じようとした私に...
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テーマ : NTR 他人棒に欲情する女
ジャンル : アダルト
その他連絡事項
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