知佳の美貌録「ボイラーマンの貢物」 連れ込まれたのはいわくつきの墓場

憧れの眺望と温泉がウリの高原ホテルにあって冷泉しか出ないなどと知れ渡れば客足は遠のく。それをカバーしてくれたのがボイラーマンの篠原だった。
始めの頃こそ哀れみや、正義感にも似た気持ちが久美の中に湧き彼を殊更にかばった。
生まれや育ちこそ違えど、置かれている立場に、話を進めれば進めるほど、聞けば聞くほど自分と違いはないように思えたからだ。

そんな夫を小ばかにして「嫁に来てやったんだ」とばかりに勝手気ままに遊び歩く妻に家柄だけをひけらかし結婚したものだから手を上げられないボイラーマン。
過疎の村にあって、議員職はさておき正規雇用という確固たるものが欲しかった。
それ以上彼を苦しめたのは、暇さえあれば遊び歩き、手あたり次第男を漁る妻の、奔放な性に若いがゆえ、議員という堅苦しい身分ゆえ苛立ちを感じ始めていた。
男盛りの40台、他の男たちに負けまいと懸命に収入を求める一方で、議員としての地盤を求め派手な生活を強いられ汲々としていたが、その見下したはずの男たちに妻を寝取られたかもしれないという疑惑から沸き起こると、見せつけられても耐えなければならない屈辱を抑えられなくなっていた。
彼にとっての久美とはその、若いがゆえに暴発しそうになる性欲を、妻とは比べ物にならない若い身体で受け入れてくれるかもしれない夢のような存在となった。 が、
そこに、支配人というライバルが現れ、しかも彼は下働きのおばさん相手に不倫を繰り返しており いやが上にも「妻を寝取られた夫」としてのやるせない思いがこみ上げ、久美に間違いが起これば自分だって職を追われると分っていながら今度こそ寝取られまいと牡としての欲望が増し吐き気までもよおした。
なんとしてでも久美の胎内に、我こそ先に自身を埋め込み、中を掻き回し芯部を突きに突いて脇目を振るような気持ちになれないほど屈服させ逝かせてみたいと思った。
だが情けない話し、支配人や経営者から解雇宣告されて窮地に立たされた時、降ってわいたように久美が地下室に現れ救い出してくれた。
階上に居る奴らにとっても久美は女神だが、地下室の篠原こそ彼女は女神だったのだ。だが若い肉体はその女神にすら欲情した。
何故なら女神は何度も地下室に通いつめ、時に肌をも寄せてくれていたからである。
生活問題で家庭訪問し、その家の主婦を肉体関係になる寸前まで掻き口説いた経験を持つ根っからの精力家である議員の篠原。
運悪くと言おうか良くと言おうか、その主婦はそうなる寸前に命を絶ってくれた。
だが、寝取られ妻を持つ議員の篠原、ひとことでは表せないような突き抜ける感触は今でも覚えていた。
議員として、最も得意な相談役としての、あの時使った技術を地下室から救い出してくれた女神に対し試しに駆使してみたのである。
状況が最悪だった。救世主・女神であるはずの久美も妙齢に差し掛かっておりあっさりと堕ちた。
恐る恐る誘い、女の気持ちを確かめ、確実というところまで轍を踏んでからホテルに連れ込んだ。 つもりだった。
両者納得の上で関係を持った。 つもりだった。 町議にとっての対面上女の合意は必須条件だったのである。
そしてそれは、町民らが日頃のお礼に手渡してくれる農作物の横流しというような棚ぼた式の形で実った筈であった。
「家内を寝取ったやつらに比べ、安く上がった」
もちろん、ホテル代も高くついたのだが...
議員はしてやったりと思ったし、犯された久美にとっても思わぬ収穫だった。
「こんなことまでしてもらった」自身の身体が男を求め火照り始めているというのに、その処理のためのホテル代まで議員に持たせた。
恋愛は男女平等だと思っていたのに、一方的に男が貢いでくれる。
ホテルの地下室で、恋人に近い間柄になろうと努力中に逝かされてしまっているという羞恥で、消え入りたいと何度思ったことかしれないのに、
その、どうしようもなくなったアソコを諫める為抱いてもらえることに対し、相手が貢物を差し出してくれるとは意外だった。
( あたしのアソコを使って性欲処理したくて仕方なかった。挿し込むかわりに何かを差し出さなければ、男として成り立たないんだ。支配人に負けたくないんだ )
母の生きざまを見ていれば分かっていたはずなのに、久美にとってこんな、至極当たり前のことが意外に思えた。
「母が当時の男によくやった。そうだ!拒否すると、きっともっと貰える」
その、勝ち誇ったような気持ち。それが次第に彼が手渡してくれる貢物目的だけに変わったのは、彼の行為こそ忌まわしい過去を思い出させ、今も続く生活苦ゆえだった。
食べ物すら買うに買えない貧乏暮らし。
夫の給料日近くになると決まって呑んだくれの父のために用立てたサラ金の借金取りに追われた。
落ちぶれた夫と子供を捨てて男のもとへ走った母。ただでさえ置いてけぼりを食らった父が飲み代をせびりに連日連夜来るというのに、
それなのに、勝手にサラ金業者から男に貢ぐ金を引き出し、その連帯保証人に久美の名前を使われてしまっている。
督促状が舞い込み、深夜になると業界から電話がかかる。
「あれは母が勝手にやったこと」それを証明したくても、証拠になる手がかりすらつかめなかった。
第一、母が何処に居て、どんな男と暮らしているかさえわからない。
母を追い詰め、一緒に暮らす男を脅し、金を巻き上げてきた父すら、奔放な母の居所をこの頃は既に見失っていた。
目の前で妻を寝取っている、その現場を突き止め脅す。高額な収入に繋がり、優越感すら湧くというのに・・
だが、それすら酒で身を持ち崩した父には叶わなくなっていた。
置き去りにされ、夢を断ち切られて、ますます荒れ狂い酒に溺れ賭け事にはまる父。
その父が、事あるごとに久美に金の工面を集った。
催促は、決まって家族が揃った夜、近所中に聞こえるほど大声で怒鳴りながら乗り込んで来る。
そんな父を玄関から追い出し、
手元にある、精いっぱいのお金を手渡し、「もう来ないで!」と追い返す日々。
夫は見て見ぬふりをしたが、翌日実家に行って、何もかも告げ口し義母の口を通じ罵らせ久美を憤らせた。
「息子は騙された。騙されて子供を作らされた。エライ家族がいたもんだよ、まったく」
やれ お小遣いが少ないだの、食事を与えないだのと、訊くに耐えぬ悪態を突く義母、しかも実家に呼び出されて子供たちの前で頭を下げさせられ延々と言われた。
あんたの息子は子供たちの食い扶持を稼ぐ能力もない愚図と言ってやりたかった。 久美もせめて言い返せるだけの収入が欲しかった。
ボイラーマンは、その生活費を、自身もお金に困っているというのに、小出しに預貯金を崩し出してくれた。
手渡され、受け取るとその受け取った手を引いて組み敷き、半ば強引に太腿を割ってくる。
妻を寝取られ有り余る精力に抗いきれなくなってるとわかってるが悲しいことに、挿し込まれる頃になると、決まって久美が負けた。
押し殺そうと必死になればなるほど声が漏れ、気を良くした男はその、声を出し始めた部分がポイントと決めつけ責め立てる。
やがて男は耐えきれなくなって自分だけ勝手に果てるが、火が点いてしまった久美は次を求めた。
妻をはじめ、女という輩はすべからくそうなんだと決めつけてかかった男が色めきだった。
ほっておいたら、支配人に処理してもらおうとするとでも思ったようだ。
実際久美は、それほどに男根を欲しがった。
幼いころから、目の前で母がこれ見よがしに見せつけた男との逢瀬・淫行。
欲情が募ると極端に食が細り、眼を引きつらせありったけの化粧道具を使い見栄えを好くし、いそいそと出かけていく母。
行先は見当がついた。 常日頃母にしつこく付きまとってくれていた男を見つけ出し、火を消してもらいたくて出かけていったのだ。
一旦出かけると、気が済むまで男に抱いてもらうのが母のやり方だった。
それとわかるほどに上気し帰ってきた時など、酒の力を借りて泥酔していた筈の父との間で喧嘩になった。
母は父に、普段と違う酒を「何をそんなに妬いてるの?」と妖しげな笑みを浮かべながらふるまうのである。
情けないことに父は、そんな母が差し出すさ酒でも酔うと気が大きくなり機嫌がよくなる。
だが、酒浸りの父の身体で母を納得させることはできなかったのだろう。
一度味をしめると、父が目を光らせているというのに、母は目の色を変えて男のもとに通い詰めた。
手元不如意のくせに泊りがけで出かけ、帰ってきた時の羽振りときたら妙に良かった。
たんと晩酌が出てくる。
姉弟は久しぶりでおいしい食べ物にあり付けた。
オンナの欲は金に代わる。
それがひいては生活費に代わっていたことぐらい、幼心にも知っていた。
忌まわしく思えてならなかったそのことが、今になって自分の身に降りかかろうとは思わなかった。
第一、自分の身体をそれほどまでして欲しがる男は、母の相手をするやさぐれ男はともあれ過去に見たことがなかった。
何の感情もわかないといった様子で、時折胎内に入ってくる夫は、それ自体酒と煙草の合間に済ませるというようなやり方しかできない愚鈍さで、何度行為に及んでも義務と思えど愛情など感じたこともなかった。
そんな夫からも、支配人からも久美を奪い取ろうと ボイラーマンは必死になって屁理屈をこね貢ぎ、なだめすかして逝かせきり、久美が限界と見て取るや見送りの途中ででもわき道にそれ車を止め割り入ってくれた。
時間がたつほどに、久美の中の何かが揺れた。
生まれて初めて、男が欲しくて、職場内と知りながら男に詰め寄って困らせた。
腕や指といったセックスとはいいがたいものであったが、久美の肉体はこんなものにも応じ始めていた。
そしてそれは淫声となり、身をよじって発せられ、溜まりきった筈の議員をも困らせた。
歳の差は一回り以上もある。
妻の不純行為を散々見せつけられていた40年配の男にとって、若い久美の肉体は溜まりにたまり耐えられなくなっていた欲望を洗いざらい吐き出させてくれた。
( 女房は、こんなんなって男にすがり狂いまわり、挿し貫かれ悶え苦しんでいたんだ。女ってやつは許せん!! )
妻と、寝取った男たちへの復讐心や邪心も手伝って久美のため奮い勃たせてくれていた。
小ぶりで色つきの良いアソコが、甘酸っぱい香りを放ち、ヒクヒクしながら議員のために濡れそぼる。
議員は他の男に奪われまいと手を伸ばす。すると、押し殺すようにして身悶え、男の侵入を促そうとする。
それをいよいよ久美が耐え切れなくなるまで賢者のように振る舞ってなだめるのである。
長年寝取られに苦しんだ議員の屹立は反り返る。
久美が見せつけてくれるソコに、我慢できなくなって挿入せずして放出してしまうこともまれにあった。
ところがそれを見た久美は、ここが責めどころとばかりにある日の朝、下着を着けずに階段を降りてきた。
コンクリート製の建物は顧客が階段を降りることなど無いからか簡易な手摺りが取り付けてあるだけで、故意に見上げたりすれば下半身が丸見えになる。
見上げるボイラーマン目に、眩しいほどのアソコが誘い掛けてくれていて、
それで決意した。
散々訊かされた家庭の事情、それを考慮して久美にとって少し贅沢と思える貢物をした。
貢ぎ物と言ってもささやかな預金はほぼ切り崩しホテル代に浸かってしまっている。だからたかだか野菜だが...
久美は黙って助手席に座り脇道に反れるボイラーマンに付き従った。
( きっとこの奥の空き地で... )
ホテルでやってくれていたように車の中で割り入る気だと久美は思っていた。
最初の頃こそ、ボイラーマンはホテルを利用してくれたが、預貯金が底をつくと、再び行為は屋外に代わった。
刺激が強い代わりに、人前にアソコが結合される瞬間を、ともすれば晒すことになる。
不思議なもので、どのようにして嗅ぎつけたのか、行くところ行くところ覗き野郎がついてきた。
車を走らせながら場所を探すしかなかったにもかかわらず、必ずと言っていいほど追いかけて来て覗かれた。
分かっているのに、それでも隠しながら屋外で行為した。
何時の頃からか最後の瞬間の、あの「観ているやつを前にして、この女を独占しているんだ」という刺激がボイラーマンにはたまらなくなっていた。
明らかに、妻を寝取るような奴らの目の前で、若い人妻を寝取っている。
挿し込みが始まると、決まって脳裏に妻が男に組み敷かれアソコに野太いものを突っ込まれ惑乱する姿が浮かんだ。
血相を変えた男の屹立は逞しかった。
もうこの頃になると久美も、貢物的な魅力もそうだが彼の分身が恋しくてたまらなくなっていた。
それと同時にボイラーマンの性癖もなんとなくわかってきていた。
ある日の事、遊び歩くというボイラーマンの妻が、わざわざ職場を訪ねてきて久美をねめつけてから帰っていった。
自分が先に遊んでおきながら、夫がほかの女に入れ込んでいることが気に食わないんだ。
それならあんな女にびた一文差し出す必要はない。
もっと搾り取ってやる。
「観られてると思うと、気が散って...」 ある日こう久美は言ってみた。
( 欲しがってるのは、あたしの方じゃない。あんたこそ女房の浮気に耐えられなくて女を欲しがるんでしょう? )
そい言いたかった。
その日からしばらくの間ボイラーマンは久美を抱こうとしなかった。
女だって溜まるものは溜まる。彼共々車に乗って右往左往した。
どこもかしこも、もう何度となく使って覗かれた場所だった。
「覗き見されるかもしれない」
久美に嫌われたくなかった。
中年の男が若い人妻を手籠めにする快感。
今となっては古女房よりもそれを失いたくなかった。
我慢しようとすればするほど、右手を使っての自己処理の回数が増えた。
むなしさと、焦りが増していった。
「久美のヤツ、絶対に逝かせた筈だが、ひょっとして逝かせ切れていなかったかもしれない」
確かめたくて、仕方がなかった。
日が増すにしたがって、欲しい気持ちを抑えられなくなっていった。
言葉や行動の端端に、それが現れるようになる。
そしてとうとう見つけた場所、余程の事がない限り普通は行かない墓場の奥に分け入った。
「アラッ、こんな素敵な場所 知ってたの?」
小さな池を囲んで墓石群が並ぶ。
春は池の周囲に植えられた桜が、それは見事な花をつけ、さぞや美しい眺めだろうと思った。
夏が近いこの時期は、水辺の土手の車のライトに照らされて青々と夏草が茂っていた。
その墓場の、一番奥まったところに車を乗り付けた。
鼻をつままれてもわからないほどの漆黒が辺りを包む墓場の奥に車を乗り入れ、久しぶりに絡まった。
お互い堪え難きを耐えてきたのだ、一直線にアソコをまさぐりあった。
久美が助手席から手を伸ばし、運転席の彼のジッパーを引き下ろすと、元気よく屹立が飛び出してきた。
「我慢してたんだ・・ごめんなさい」
「久美ちゃんだって、ホラッ もうこんなに濡れてる...」
熱っぽい舌が絡まった。
お互いの衣服を脱がせることだけに神経が集中していた。
「急がないと・・、出ちゃうね、こんなんだもん!」
それは久美からのOKサインだった。
墓場だからと安心したこともあって、ボイラーマンも警戒心を解いて久美に挑んでくれた。
指の刺激も、舌での刺激も十分に堪能し、結合というときになって窓越しに覗き込む男の影に下になってる久美は気づいた。
久美の脚を十分に開き、指や舌で逝く姿を覗き見の男に、しっかり見せつけてしまい興奮しきっていた後だった。
ベットリと助手席の窓に付着した覗き見の男の汗とも唾液ともとれる薄汚い物質。
彼も彼なりに耐えていたのだろう、顔全体がへばりついていた。
久美にして、これほどの恐怖を味わったことはなかった。
墓場の中、ただでさえ窮屈な車内での、もう半分逝きかけの無防備な体勢。
追い払おうにもアソコをボイラーマンの腰で隠すのが精一杯で、動けない。
興奮は時として弊害を呼ぶ。耐える時間が長すぎたのだろう 屹立は久美のアソコに挿し込まれることなく入り口付近で萎んでしまっていた。
押さえ込まれたまま半べそになった。
「観られてたじゃない!どうして!? この場所、どうして知ったの?」
久美は問い詰めた。
逃げ場がないと知った町議は、仕方なく経緯を話し始めた。
この場所こそ、あの相談役に回り身体の関係を持つ寸前にまでなった、そのかつての愛しき人の夫が眠る墓がある場所だといった。
その女の夫がまだ生きていたころから相談役として人妻のもとを訪れ、相談と称して肌をまさぐり合っていたという。
亡くなるころには、すっかりその人妻は町議に身を任せきっていたという。
だから墓参も一緒に出掛けた。
葬儀のあった日から、人妻の家にたびたび近所の人たちが来るようになり、逢瀬に難儀した。
そこで、出逢う場所を墓場に変えたのだという。
何度もその人と墓に通いつめ、奥まった今いるこの場所で深い関係を持つ寸前にまでなってしまったと告白された。
「勘違いしないでくれ、あの時は女のほうから関係を求められたんだが、何とか逃れて...」
亡くなった元夫の墓石の前で、その妻を掻き抱く。
罪悪感と欲望がないまぜになり、久しく男の身体から遠ざかり、不自由していたこともあって夫を亡くしご無沙汰だった妻は燃えてくれたという。
その夜は人妻が何時になく燃え上がり、ついに自らアソコを差し出してきて、屹立をそっと摘ままれ騎乗で自らあてがってくれたという。
腰を突き出せば、一気に根元まで埋め込める状態にまでなってしまっていた。
だが、最後の瞬間 中に挿し込む勇気が出ず、入り口で右往左往させてしまった挙句断念した。
男と女の醸し出す異臭があたりに立ち込め、一触即発になったが町議は、未亡人をそそのかすというそのことで我に返ってしまった。
「罰当たりめが!!」 どこからかそう聞こえたような気がして怖気を振るった。
我に返って辺りを見回すと、暗がりの中にたたずむ木立の陰からこちらを誰かが覗き見ていた。急に町議の席が惜しくなり女をすげなく脇に押しやった。
別のどこかで本懐を遂げさせてやればよいと簡単に考えていた。だが女の方が拒否してきた。
本気で男にアソコを晒し、受け入れ態勢に入っていた女は捨てられたと勘違いしたのだろう。
妻の座に座れると思って差し出し続けたのに、夫の墓の目の前で嬲られ捨てられたのだ。
振られた腹いせに、女は自宅の鴨居に腰ひもをかけ自殺したと言った。
( 純愛なんかじゃない。所詮男と女の欲望だけの世界なんだ)
久美もまた、その亡くなられたご主人という方が呪って出られたように思えてならなかったのである。
このことがあってからというもの、ボイラーマンはやっとボイラー室での情事を解禁してくれた。
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