知佳の美貌録「お泊まりデート」 彼のマンションから朝帰りする久美の次女瑠美

女衒の孫 好子とその子久美がそうであったように”まさかに備え”取り巻き連には特に気にかけ育て上げた我が子であっても育ちざかりゆえに間違いは起こる。
女衒以降綿々と受け継がれてきた淫売の血筋。
まるで呪詛にでもかかったかのような春を鬻ぐなどということにならないためにと、卒業してすぐ、まるで実家から逃げ出すかの如く都会に出ていった目の中に入れても痛くないほどの自慢の末娘瑠美に、久美は見張りのつもりで朝夕メールを欠かさず送っていた。
わけても、隠れてまでも付き合おうとする男の影が絶えなかったこともあり、目が行き届かぬまでも せめてメールによる一種の感触でオトコ関係について見張るつもりで、たとえそれが深夜であっても暁暗であっても眠い目をこすり擦り懸命に書き送っていた。
周囲の誰もが受け取る事さえ疎んじると思われたこれらのメールに、今思うとなぜか末娘は健気にも返信し続けてくれていた。
それなのに都会に出て未だ寮への住み込みしか許されていなかった入社3ヶ月目の新入社員時代でさえ、留美は自ら母に向かって口にこそしなかったものの呆れたことに恋人と名乗る男の影がちらついた。
売り子をしているのだから仕方のないことではあるが、勤務中など露骨に言い寄ってきていたらしいこれら得体のしれない連中のその中身について母である久美はやきもきしていた。
自慢げに職場のことを綴り送る瑠美のメールからは これが今風なのだろう、入れ替わり立ち代わり男たちはモーションをかけてきていることが伺え、しかも呆れたことに自慢げにその内容がどんなものであったか、しかもそれをどうあしらったかなどコト細やかに報告して来るのである。
それ以外のことについては実にそっけない内容なのにである。
根が男にだらしない姉妹の中にあって殊の外美しく可愛らしすぎると姉と違いファンクラブまであって、しかもそのことを姉に対し誇らしげにしていた妹の留美こと、母の久美が案じたように根拠も何もない誉め言葉をかけ続けられると根負けし、流れからお付き合いに発展し、やがてOKを出す。
そんな出逢いや別れが幾たびかあったようだが、そのうちのひとりに自宅訪問を許されたと喜んでメールしてきたのだ。
誘い掛けてきた男からすれば日々留美の様子を観察し、月のお客様が来るに合わせこれ以上ないほどの愛を告ったのだ。もちろんハメるためにである。
今更何をいわんやであろう。
久美が危惧した通り、その時期になると精神が突きあがってくる欲情に耐え切れず崩壊していたのだ。
この時も瑠美が最初に気を入れて男に身体を預けたのは出逢って最初にデートの日「まるで妹かお人形みたいに可愛い人」と歯の浮くようなセリフを幾度も口にしてくれ、ボ~ッとしてしまい有頂天になってしまって つい ”この人に賭けてみよう” と思ったからだったが・・
幾度目か身体を重ね いつものように瑠美が放心状態になったところを見計らって、「瑠美をいつでも傍に置いて感じていたい」という彼のたってのお願いと言おうか提案でこの日2度目の絡みで生まれて初めて記念に残すべくハメ撮りをやった。
どのような手段を用い、瑠美がハメ撮りに同意したのか知らない、男どもが良く妄想する漲るのもを瑠美に魅せつけ気を惹いて・・なのかどうかは知らないが、とにかく自分の裸体に 小さすぎるアソコやこの頃はまだナチュラルのままだったから尻の穴の周囲までびっしり生える剛毛に興奮してくれているであろう男に母親同様 留美も夢中になった。
もっとしっかり魅せてほしいと言われ、かつて姉の男に見せられたAV動画に出てくるような顔騎からまんきつ69にオズオズと進み振り落とされないよう握りしめた屹立に向かってフェラしつつ感じ始めたアソコを舐め上げてもらったことで興奮が頂点に達し、彼なくておれないような気持ちにさせられた瑠美は彼を喜ばそうと益々ハメ撮りにのめり込んでいった。
言い寄る男たちと禁断を破るエッチの始まり、それは尽きないほど美辞麗句を並べ立ててくれる男への興味と、留美ならではお付き合い前に確かめのハメを性処理に合わせ済ませ・・で胎内に時として湧き起るムラムラを鎮めるための男狩りも混じったものだっが、この頃になると無分別と言おうか はっきりと膣内で感じる男根の刺激が理性とか保身に勝り、絡む時間が長くなれば長くなるほど悪いと分っていても愛液が溢れかえり手の付けられない状態になっていったのである。
この時相手をしてくれた彼はそれを面白がり本編とは別の手持ちカメラで幾枚も卑猥なグロマンを接写してくれ、自分のSNS上にも保存してくれた。
瑠美は前述した通り稀に見る緑の黒髪(日本古来、最も結うに似合うと言われた艶かな髪)のオンナ、それ故体毛は濃く、尻まで覆いつくすほどの剛毛が生えそろっており、性欲の強さを示すとまで言われた黒ずんで大きなビラビラやふっくらした大陰唇をも併せ持つ、いわゆるグロマンでもあり、いかにも牡を呑み込もうと蠢く妖艶なおまんこの持ち主でもあった。

堕とされる瞬間までつっけんどんだったその態度は、夜中にたっぷりと仕込まれるとお泊り明けには追いかける側に代わっているほどだった。
堕とす瞬間まで平身低頭し美辞麗句を並べ立てた誘う側の男たちであっても、留美に対し最初の頃こそ物珍しさも手伝って剛毛を掻き分け生でハメてくれていたが、行為の途中どんなに巻き込まないよう注意し挿し込んでもいつも棹が毛を巻き込むのか毛ズレが起こり その激痛に中断させられ、ゴムを着けざるを得なくなると あからさまに剛毛が邪魔と卑下し始め、さりとて生ハメを止めて欲しくなく考えあぐねた末に貯金をはたいてレーザーエステで全身脱毛してもらうために通うことになる。
肌を合わせるとジョリジョリすると言われると、それら全てが全身脱毛に結び付いた。(断っておくがマンコの毛のみ抜くブラジリアン・ワックスではない)
例の途中止めしても払い戻しが一切ないと言われるあの店にだ。
どちらかというと近寄る人に牝の芳香を放っていたほど性欲旺盛だったアソコ。パンツを脱がされ広げられた時白いカスが入り口付近に淫汁に混じってへばりついており、その都度指ですくって魅せ付けられるに至り 気にして洗い過ぎ、カサカサになっていて、それが男からのお誘いを避ける原因にもなっていた。
一旦体の関係を持ち慣れ親しむと肉便器と暗に揶揄するそんな男にでも精の付くよう美味しいものをと調理教室に通い、マンコの締め付けが緩いので勃ちが持たないのではと感じると尻や腹筋・膣の動きを良くするためのスポーツジムをもネットで探し半年も通ったほどの真面目人間。
そうやって寮生活が原則の新入社員というのに仕事終わりに寮に帰るのではなく頻繁に男の部屋に帰るようになり、当然寮番の警告を受け寮長と言い争うようになり、その流れの中で瑠美は社会人になったのだから自由が欲しいことを、表立っては今更寮に縛り付けるなど古風過ぎるなどと言い放ち、改革が成されなければ寮を強引に出ていくと、こともあろうに寮長にではなく瑠美に秘かに心を寄せる事務所の上司に言い張ったのだ。
翌年、問題となったその事案で瑠美が罰せられるのではなく寮番の老夫婦が老齢を理由に首を挿げ替えられ、変わって独身でどちらかと言えばゲイっぽい男が入って来た。
デートの時間が門限がという理由で削られることも不満であった。 久美との約束でもあった寮の規則で午後十時が門限と定められていたがこの門限が男が要求して来る逢瀬の最終時間と折り合わなくなり、男のため頻繁に規則を破って朝方帰ってくるようになり新任の管理人や同じ寮に住む後輩に咎められるようになり・・
負けず嫌いの瑠美は母の久美に一言の断りもなく自分で勝手にここを出た後移り住むマンションを探し始め、いついつ寮を出る旨会社に告げると、程なくして友人からの紹介で・・というマンションについて母の久美に自慢げに「ここだよ~」っと連絡してきたのである。
瑠美は元々瑠美の姉のように粗野な性格ではなく、どちらかといえば化粧にしろ衣服にしろ雑誌のモデルに起用されただけあって派手だったが姉はどちらかと言えば質実剛健・・つまり足りない費用は妾として全て男に出させる性格なのに比べ、何かにつけ阿吽の呼吸で母に出させ、そのくせ社会通念上 表面上はきれいごとだけを並べ立てる性格だった。
通りを歩く男ども全てを惹き付けるため常に着飾って出なければならず貯蓄をする余裕すらないくせにこうやって高額浪費する。 一方でお妾さんの姉はといえば万年ジーンズの着流し、すっぴんで済ます粗野さ。
いつもきれいな瑠美だけが家族からも周囲からも慕われた。 その瑠美が会社の規則を破り、無料で住める寮を出て自由を勝ち取るため自腹でマンションに住むと言い出したのだ。
月給がたかだか手取り15万に満たないというのに高額の家賃をその中から工面してでも寮を出ると言ってきかない妹の留美。
一般常識として男に入れあげてるだろうことは、男と毎夜逢瀬を楽しみたいんだということは直ぐにわかった。
気が気じゃなくなった久美は直ぐに娘の元に出向き、その借りようとしているマンションを下見した。
しげしげと建物の外観や周囲の環境を睨める母 久美の傍らを瑠美が「私が決めたマンションのどこが不満なのよ!」といった顔つきと言おうか不貞腐れた顔をしてついてくるが一向に頓着せず市内中探し歩いた。
こうして3日間市内を脚を棒にして歩き回り探し回った挙句、寮の近くに管理人(後に大家とわかる)の女性が寮番のようなことをしているコーポを見つけそこに頼み込んで入れてもらった。
久美が心配した通り貯金が底をついて家賃を支払うにも事欠くと思われたが、そのコーポでは女の子で身元がはっきりしていさえすれば格安で入れてくれるという。
久美が決めたからには当面の家賃と契約料など久美が将来返してもらう約束で建て替えるしかなかった。
瑠美は寮番から解放されたくて出たのに大家が介入することに大いに不平不満を述べたがその時「都会でこのまま住み続ける!?それとも家に帰ってくるの!?」業を煮やした久美が放った一喝でそこに決まった。

元居た寮からそう遠く離れてはいない比較的新しい4階建ての小綺麗なマンション風建物は男を連れ込もうにも大家が目を光らせていて出来そうにないが部屋も景観も古くなった寮とは桁違いの豪華さだった。
同じなのは出入りに関してで、留美のことに関し大家に母親である久美が直接頼み込んでくれたこともあって見張られていようと自由に出かけることが出来、しかも何時出かけ、或いは帰ってこようと自由になったのだ。
そのことが飛躍的に行動範囲を広げるきっかけになったし、隣に寝っ転がる同僚を気にし、電話でのやり取りさえ控えていたものが、このことで部屋での自撮りを相手に「逢いたいから・・」といつでも自由に送れるようにもなり闇の世界に一段と足を突っ込むことになった。
この独り住まいに引っ越したことを、口うるさい寮番から解放されたことを、瑠美をかつて明け方まで玩んだ連中が見逃すはずもなかった。
それとなく瑠美の月の日を探っては入れ替わり立ち代わり声をかけてきてくれるようになった。
男とはまことに不便な生き物で、もう一声押せば堕ちるとわかると濁流が溜まって溜まって・・それはもう悩乱するほどで・・
しかも相手は自慰行為すらも「逢いたい!」旨メールに添付し送り付けてくる。
いつの日にか押さえ込まん!! いきり立つチ〇ポを扱きに扱いた。
ハメ撮りは女優こそ主役。
行為中幾度か逝ってくれないことには売れない。 逝かさないことには溜まりにたまった鬱憤が解消されない。だから扱くのだがオトコをこれほどまでに狂わせるオンナを、それでも我慢し待ちう受ける彼らはその道のプロだった。
一見普通に会社勤めをこなしている男たちに見えただろうが彼らこそこの地に根を張る業界の裏のホストたちだった。
ショ〇ベン臭そうに見える素人娘の留美をへこませれば高く売れる。
最初の頃こそ男に飢えた瑠美にロハで長時間にわたり入れ代わり立ち代わり棹を叩き込んで胤をしこたまくれてやった。
ロリ系で清楚で美麗 それもズブの素人である瑠美は業界が待ち望んでいたように男根を与え続けられると豹変してくれる。
瑠美の場合貴重な体力を消費せずとも、つまり胤の無駄撃ちをせずとも最も極太の棹さえくれてやれば最短で激変し卑猥な様相を魅せてくれる。それが排卵日と月経が始まる直前だと知った。
だから彼らはその日を探り出し、なんやかんやと理由をつけ寮から出させ、コーポに移らせそして再び誘い出し持ち帰りという方法でマンションからライブ配信してやろうと計画を立てた。
ホストたちは観衆として来てくれている富豪からは金を巻き上げ直に胤を注がせる機会を与えてやるために瑠美をライブ直後の火照った状態のうちに彼らに売るのだ。
そのホストたちは職業柄瑠美のような綺麗ではあるが普通の女性に貴重な胤を注ぎ込んでも元は取れないことは知っていた。
そこでハメ撮り生配信で顧客を集め、運がよければ彼らの望み通りヒトトキを与えてやり瑠美が求める胤をホストに代わって顧客で賄なわせ暴利を得ようとした。
ホストにとって、だから胤を出来ることなら使わず、ライブ配信を観た観客が興奮を暴発させるために、わざと逝き始めたとわかると代わって遣り注ぐ機会を与えてやった。
ホスト相手に交尾が始まると興奮しきりとなり、飽くことなく男根を欲しがる瑠美は喘ぎ声はおろか男根を咥え込んだマ〇コすらも卑猥さに満ちており交代させて欲しいと名乗り出るもの限りなく値段も天井知らず、しかも寝取られ趣味の彼らのこと、先人の胤が既に留美のOKサインの元注がれていることを知ると尚興奮し己の胤をさらに注ぎ込んでやると、あれほど大人しかったものが場所柄もわきまえず喚き散らす。
競売(競り)は湧いた。
種付け料がこれにより数倍に膨れ上がった。
ライブが始まりクンニからフェラ まんきつ69に至る頃になるといつものことながら瑠美は観客を沸かせるほど発情し、そのマ〇コを観衆に魅せつける。
幾度も引き起こす胴震いと苦悶の表情、欲情が頂点に達しつつあることを示す膣から湧き出るおびただしい淫汁。
しかも出演の度に淫裂は黒みを増し陰唇は肥厚していく。
観衆の昂まりに応えるかのように騎乗中の留美は勝手にチンコオナニーを始めてしまい、如何にプロと言えども耐え切れなくなったのだろう瑠美の孔に嬲りを加えるべく控えていたホストの怒張が尻を引き剥がすように上向けるとピンクに染まったアレに突き刺す形でバックから責め立てた。
もちろん先んじて横臥中のホストも下方から深々と貫いている。
初めて経験する2穴同時の責めに、ふたりの男の情熱に瑠美は苦悶した。
潮を吹きそうになるアソコを襞を挟んでいるとはいえ前後から2本の棹がこれでも俺に下らぬかと責め立てる。
瑠美は単独で幾度もアナルを先端をほんの少し入れる程度に使われてはいるが、2穴3Pは今回が初めてで、男性に前後をサンドイッチにされたことで・・いや肝心の部分を両方から責められたことで一気に快感が全身を走った。
客寄せのため、それも留美にハメたくて耐え忍んできた棹に、いつもより数錠多いEDを盛ったことで表皮が張り裂けそうなほど青筋が立ったグロテスクな彼らのイチモツは瑠美と観客双方を狂わせた。
堪え切れなくなった顧客の中から瑠美とヒトトキをという雄たけびに似た悲痛な声が上がる。
上気しきった今の瑠美なら、たとえ相手がだれであろうと太腿を閉じることはないはずで、事実 狙いはズバリ的中した。
カメラが回されている中で特に高い値を付けた観客の一人がその部屋に通され瑠美の熱した締め上げの中に苦悶の表情を浮かべつつ挿し込み、ものの数回腰を振った程度であえなく注いだ。
当然会場は沸いた。ブーイングの荒しである。
久美に悲壮極まりないメールが突如飛び込んできたのはそんなことを幾度も続けさせられたとみられる、その少しあとだった。
以前から多少出ることはあったが、数日前から座っていられないほど脱肛が酷くなって飛び出したまま引っ込まないという。
病院で医師ばかりか看護師も観ているであろう前で飛び出してしまった痔を診せることなんか耐えきれないという。
ライブやその後の男たちとの閨で散々太腿を割った瑠美でも病院の診察台の上で開くのだけは別物で抵抗あるといって泣きついてきた。
オンナが母になろうとしたとき、どうしても避けて通れないのが分娩台で、そこでは周囲が見守る中で太腿を大きく割られ、アソコを覗き診られるんだと、留美が生まれた時も同じだったと言って聞かせ、なんとか納得させ病院に向かわせた。
久美は娘の住まいからやや遠い病院に一軒一軒電話かかけ、泌尿器科に女医さんはいないかと探した。
そしてとうとう隣接する市民病院に比較的熟練した女医がいることを突き止め其処を娘に教えた。
同年代の女医にアナルを広げて診せるのは抵抗があり、しかも自分で言いだすのはなおのこと恥ずかしくてと言い訳した娘。
「どうしてこんなになるまで放置し続けたの!!」担当した女医は下着を脱がせベッド上で尻を突き出した瑠美に向かい一喝した。
痔が3センチばかり飛び出し、市販の治療薬、まして学識のない者の指使いじゃ到底引っ込みそうにないほど悪化してると嘆いた。
若さに似ず黒ずみ欲情が重なったからだろう肥大しきった小陰唇。異様に広がったアナル拡張の痕跡。
そのどれをとって見てもこの手の診療の経験上から清楚で美麗なほど誘いは多かろうから安易に抱かれるんだと噂されるように、この小娘もまた男が玩んだ結果によるものと、瞬時に判断し処置とその説明が始まった。
脱肛の手技はキツイ。ゴム手袋をはめてるとはいえ強引に人差し指と中指を入れ、しかもその指を九の字に曲げ肛門内を抉るようにしながら脱肛部を中に押し戻し、平常の状態に押し広げて薬効も手伝わせ落ち着かせる。
つまり一部拡張し切った腸を中に押し戻し、平常の腸ともども同一状態に平坦化させるのだ。
それはまるで肛門が脱け落ちるかの如く脱力感を伴う痛みが走る。
看護師たちでさえ嘲笑するほどのいぼ痔。
ホストたちも同じ理由だったのだろう、その時期だけは「お大事に」と体よく瑠美を見放した。

こういった時の転居の理由は新規一転新しい自分を見つけるための旅と思って間違いない。
今住んでいるマンション風建物内には男の連れ込みが出来なかった。
それをこの際解消したかったらしい。同棲の真似事を将来を賭ける男を見つけるためにも必要だったらしいのだ。
数か月後久美に向け、聞きもしないのに今度は瑠美の方からごく普通のサラリーマン風の一回り年上の男性と付き合い始めたとのメールが飛び込んできた。
添付された写真の隅に、これまで付き合ってきた男たちと明らかに違うタイプの男(あれほど軽蔑してた姉の最初の旦那と同じような長身・レスラー&ブ男タイプ)が映っていた。 久美は肩の荷が下りたような気がした。
ご都合主義と言おうかなんと言おうか・・この時もやんわりと母親の久美に手伝って探してほしい旨のメールが来た。
呼び出しを受けた久美は仕方なく娘の留美と時間を合わせ大阪に向かった。
友達と称する女性の紹介を受けた賃貸契約に出てくる不動産屋がまず、どんなに探しても見つからなかった。
仕方なく瑠美が紹介してもらったというその友達に電話連絡を取り場所を聞き出してそのビルに向かった。
行き着いた先はまるで廃屋かと思われるビルで、空き部屋が目立つある階の指示された不動産名とは明らかに異なる一室の扉を恐る恐るノックした。
通された部屋は不動産屋とは名ばかりで粗末な空き部屋を衝立で囲っただけの従業員すら誰もいない、店舗の看板すらない部屋に行き当たった。
久美は直感的にこれは詐欺に違いないと踏んだが、その場は何事も無かったようなフリをした。
騒ぎたてたら娘の留美が危ないからだ。
顧客が来たと知って慌てて応対に出てきた男は見るからに業界下部のチンピラ、しかも、これから案内するというマンションについて別の立派な事務所に出向きわざわざ鍵を借り受け入室の許可を取るというやり方をしたのだ。
瑠美の言うところによると部屋を紹介してくれたのも仲間内の女性ならば、この立ち会ってくれている男性も仲間のひとりだという。
久美はすかさず出逢い系で知り合ったある県に住む学校関係者に電話を入れた。
偽不動産業じゃないかと疑ったからで、その彼に彼の友人である大学教授を通じて素性を調べてもらったのだ。
その若い男の子がカギを受け取り入室許可を得に入っていったマンションは、久美の いや学校関係者の知り合いの不動産取引業と大学教授によれば不動産業として正式な登録が成されておらず、そればかりか業界上層部の事務所に酷似してるのだという。
久美は瑠美がこれまで母親に向かい自慢げに紹介してくれていた男連中全てが、この業界に属するホストだと知った。
何を隠そう、留美に近づきオトコを紹介してくれたのも、この親切ごかしの女友達だったのだ。
その日は久美が機転を利かせ別のコーポを探し出し事なきを得た。
今住んでるマンション風の住まいからそう離れていない・・が、となり街の新築の2階が有名不動産の紹介で見つかったのだ。
ただひとつ難題は今住んでる建物はコンクリート構造で隣室の音は全くと言って良いほど聞こえないが、新築でしかも美麗にして安価で貸し出すこのコーポは案じた通り薄壁で出来ており、隣室の音など筒抜けだったようなのだ。
だから知り合いとなった3階にすく女の子が男の子を連れ込んでエッチに及んだ時など挿し込むときのギシギシ音や喘ぎ声など、耳をすませば丸聞こえだったらしいのだが・・
そこのところは留美だっていづれは同じことをやるんだからとお互い目をつぶった?
こうして留美はその美貌を利用し、次々と男の試し食いをラブホの代用の如く誘い込みこのコーポで行ったという。
月日が流れ、メールは再び定番の文言で綴られ送り 送られるようになったが、母 久美が一番恐れていた男について12~3歳の頃からそうであったように頻繁に付き合う相手が入れ替わるらしく、新しくできた彼との事について、真っ先に久美に「うん、告ってきたから付き合うことに・・」「誕生日さえ忘れるような男なんて! 別れ・・」と付き合い始めと別れたことについてあっけらかんと打ち明けて来ていた。
瑠美は幼いころスターを目指し某アイドルグループを真似た新設の3次予選まで勝ち進んだ時のように人気取りには熱心で知り合った友人から教えられた通り自己啓発と人気取りのためと称しSNS (フェイスブックからインスタへ) にハマり、送信し終えたついでにその時使ったであろう手ごろな画像が文章を添え久美に送られてくるものだから、その画像を頼りに、匂うなと感ずいた時それとなく男について問いただすと、遅れがちになるものの深い関係に至ったモノは (ワンナイトの場合そうではなかったらしいが・・) 正直そうに彼について書いて寄こしてくれていたから安心しきっていた。
地元にいるときでも美人と誉れ高い瑠美のモテようは、いくら多忙を極めたとはいえ見知っていたから、お年頃でもありそれほど気にもかけなかった。
ある日など、深夜になってもその日の夕刻に発信したメールの返事が返ってこなかった。 久美は瑠美に対し、深夜帯 (22時) になる前に帰宅を命じていたからだが・・・
瑠美は飲み会などでたとえ帰りが遅くなろうとも、或いはワンナイトのお誘いに乗った折であっても必ず午前零時を過ぎるころには律儀にメールを入れていた。
ところがその日に限って瑠美からのメールは午前零時を過ぎるまで眠らず待っても遂に返ってこなかった。
返信が来たのは暁暗になってからで、なんとそのメールには「昨夜は彼のマンションにお泊りした」とあった。
だが久美はこの時になっても、頻繁に入れ替わる瑠美の恋人について一度も写真はおろか、写メさえも送られてきていないことに ”それが留美らしさなんだから” と疑念を抱かないでいた。
中身は凡そ想像できたが可愛い末娘のコト、懸命に疑念と言おうか邪心を振り払った。
あの夏の日に突然「あのオトコとは別れたよ」と聞かされるまで。

今回の問題はそこにあった。
この問題が発覚した前の月に、留美は何の前触れもなく実家に帰って来ている。
その時の容姿たるや、緑の長い黒髪が自慢だったのもがスッパリとかりあげクンの如く・・オデコなどツルッツルに出てしまうほどの短髪にして帰ってきたのだ。
心境の変化がそっくり見て取れたが・・
もうそろそろ適齢期を逃してしまうと思われる年頃になっても女子高生と間違われるその容貌。
殊に身長は150cmにも満たなく、体重に至っては40Kgを超えることなど滅多になく、まさしく今回の短髪こそ似合うと思われるほどロリ系そのものだった。 だが、成長しきらないうちに性ホルモンの分泌が活発になったとみえ、性欲を司る働きが理性をも阻害したものとみえ、 その性格と行動はまさしく真逆 メンヘラだったのだ。
田舎に住んでいる間はそれでも問題はなかった。 ところが都会に出た途端それは容易に見破られ、男たちの餌食になった。
性ホルモンのお蔭からか蛇がその鎌首をもたげ膣内に侵入しようとすると優美は普段のにこやかな天使の表情を一変させ、性をくすぐられたことでサカリの付いた牝のように豹変し幾度も幾度も、ひとりの男では持て余すほどに男根を貪るのである。
それはいくらなんでもコーポで繰り広げるには世間が、いや親しくなった3階の女の子が許さなかった。
変な噂が経てば変態どもが押しかけ干してあった下着を盗むは、下手すれば鍵をこじ開け侵入し凌辱くされるなどということもありうるが如く危険極まりなくなるからだ。
アナルが癒え、月が満ちると瑠美の中の何かが狂いまわり、セルフプレジャーでは女ゆえに到底鎮めることが出来ないでいて夜な夜なアソコの疼きを抑えるべく男根欲しさに狂いまわっていた。
そんな折に、あのマンションの借り入れの件も含め友達と信じて疑わなかった彼女と出会う機会に恵まれた。
その彼女が紹介してくれたのが今付き合っている彼だった。 そう、友達と名乗った彼女は体よく組織の一員の中でも飛びぬけて馬力のある男を瑠美に紹介した。 念には念を入れ、留美の方から躰の関係を匂わせてくるまで決して手を出すなと言いくるめてだ。
結論は直ぐに出た。
ドライブが趣味という彼に「何処か泊りがけで・・」と留美の方から提案してきたのだ。
紹介したのが年末近い小雪の舞う12月初旬の夜のこと。 それがもうクリスマスイブにはお泊まりを要求され結婚を前提に結ばれたのだ。

業界で多少なりとも仕込まれたのち留美に試されたのだろう、耐えるところはしっかり耐え、責めるところではそれはもう留美の息が上がるほど責め立てたのだ。
夕暮れから始まったまぐわいも明け方近くになると留美の方から降参を申し出てしまっていた。
中に出さないよう気をつけながらも、しっかりと奥の奥まで責めてくれる巨躯男。
プロレスラーが未発達を抱く構図を留美のファンだという男が覗き見でもしたら、きっと壊されてしまうと泣き叫んだだろう。
男も美女と結婚できると喜んだが、本当のところ留美の方こそぞっこんだった。
それ以降、瑠美はこの男と頻繁にお泊り旅行に出かけている。
それもこれも、コーポで逝かされたりすれば半端なく声を張り上げ窮状を訴えてしまう、それが迷惑だと理解していたからだ。
瑠美にしてみれば久しぶりに味わう、しかも極上のオトコ。
それもこれまでと違いガタイもそうならイチモツも桁外れ、しかもこれまでの誰より優しく文句のつけようがなかった。
お泊まりでもチェックインは別性で友達ということにしたが (事実だから) 深夜ともなると自然と寝室を共にする。そんな機会が増えるに従い、瑠美はお泊りの経費削減のため自分の住むコーポに彼を招いた。
自分の貯蓄もほぼ使い果たしたが、スッカンピンの彼は留美の部屋まで駆け付けるガソリン代にも事欠く有様。
だが、そこはかつて、ホストたちを泊めてやった部屋 (狭いからロフトを使ってた) でもあった。
声を潜め行為を持ったが見栄えだけで安普請のその部屋は留美が昇りつめる様子を観てかピストンが激しくなると土手同士がぶつかり合って簡易な床が軋む音は隣室にまで普通に届く。
翌朝、上の階に住む女性と顔を合わすと奇異な目・・というよりクスリどころかニヤニヤと笑われるのだ。
そんなこんなで瑠美は部屋を出たかったし、これを機会に彼と 彼を誰かに奪われる前に自分の専用にすべく結婚したかった。
焦りは希望的観測を呼んだ。
瑠美は母の久美に彼のご家族を紹介されたと書き送ったが、実のところ話し半分で、その後同棲を決め新居に移り住む話しが出る頃になって突然、以前聞かされていた「妹」と言われていた女性が留美の目の前に立ち塞がった。
瑠美よりひとつ歳上だというその女性は後になって本妻と申し出てきたのだ。遊びなら許すけど本気にならないでと・・
だから将来結婚を条件に同棲をと決め、マンションまで探し出し、職場も近いところに移って、いざ荷物の運び込みとkなって・・
その彼女が妹だからと引っ越しを手伝ってくれたのも、マンションの借主の名前が彼名義でないのも、そして借りた部屋に滅多なことで帰ってこないのも 彼の職場というのは奈良方面で実家よりマンションがず~っと遠いからという下手な理由づけで帰ってこない・・のもやっとわかった。
彼は瑠美を玩んだ連中の組織の一員で、ライブが出来ないなら彼のイチモツで手なずけ、デリをやらせようという腹だったようで、散々デカマラをぶち込まれ惚れぬいてしまい、まんまと罠にハマった。
長く務めた職場を、急に追われるように出ていかされたのも それを見に来ていたものが留美に横恋慕の職場の上司のようで、今までのようにライブを続けられては組織にとしても重役が万が一劣情に負け腹に乗っかりでもしたら都合が悪かったからであった。
これまでと同じように会社に出てこられ、近隣住民にそれと知られたりしたら、株式保有の会社として立ち行かなくなる。
できることなら穏便に、彼の手腕でホンモノのデリかキャバ嬢に鞍替えさせてくれ、そこのマンションの家賃については折半とし、時々女が抱ける妾料としてハメ撮りの売り上げから工面しろと上層部から命じられていたようだった。
思わぬ転勤で中堅クラスまで肩書をあげていた瑠美はいま転勤先の最下層で非難の目にさらされながらもそれに耐え相変わらず売り子をしている。
職場や社会生活の何かが不満で爆発すれば、それはそのままデリとAV女優の二足の草鞋を履くことになる。
そしてその時こそウラでこっそり売られていた、あのマンションでの2穴3Pハメ撮り動画は晴れて陽の目を見つつも留美自身セルフプレジャーのオカズに使うことになるだろう。
祖母の好子や母の久美が案じたように瑠美はオンナが芽生えた瞬間から興味本位も手伝って懇願して来る男をそそり勃たせてやり、しかもその怒張をナマで迎え入れ、然る後に愛が芽生え、不倫男と知ってなお後を追っていたのである。狂おしいほどに。
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