知佳の美貌録 ヒマワリベーカリー 第五話 「友里ちゃんwinwin」 艶子さんの焦り

街で無差別アンケートを行うと彼氏がいないと応える女性の中に大なり小なり良いとこ育ちの気立ての良い美人が含まれますよね。
詳しく調べていくと育ち・気立てとも良く美人と呼ばれる女性はほぼほぼ訳ありに該当すると考えられていて、男どもは避けて通るようなんです。
友里ちゃんもその例に洩れず・・・の筈なんですが避けて通ってくれるならまだしも裂ける様子が見たいのかお気軽にまんまんを使われすぎていて,極端な話し何時でも何処でも誰とでも可と思われているらしく順番待ちしていればいつか自分もやらせてもらえるんだと勘違いされてるようで彼女が店にいるだけで堅気の商売だというのに賑わうんです。
男どもはまず彼女の居場所を突き止め、そこが商店街のパン屋だと分るとひっきりなしに、しかも買う気もないのに店に来てナンパ交渉を止めても止めてもと言う風に、販売の邪魔をするんです。

艶子さんも友里ちゃんには殊更言動に気を付けるようしつけました。 客引きのためです。
久美は久美で我が娘とさして変わらない年齢なもので、家で同然着た切り雀の友里ちゃんに娘のお下がりを持ってきては着せるんです。
毎日違ったのもを着せ、それに見合う編み込みをし、化粧を施してから店に立たせるんです。
艶子さんからお泊まり問題を聞かされていましたから事後処理を済ませまんまんに汚れは?とか、下着の着替えはどうかとかとにかく気を使いました。
その甲斐あって場末のパン屋さんの筈なのにまるで喫茶店の如く華やかになったんです。
パンなどの一種甘いものに疎いと思われる男性客が来ると久美は、決まって友里ちゃんを呼びつけ客に寄り添うようにして説明させました。
女性の芳香がほのかに漂うソレを男性客につかず離れずさせ半ば強引に嗅がせ購買意欲を募らせたんです。
空腹を満たすため1個だけ買おうと入ってきた客は一抱えも買わされ、お礼を言って店を出ていくんです。
男と女とは実に不思議なもので、別に焚き付けたわけではないんですがこうすることで友里ちゃんもだんだんとその気になってくれるんです。
先にも述べたように友里ちゃんは高校中退とはいえ年齢は既に18を超えてます。
なのに無手勝流でナンパを仕掛ける連中の中には高校生も、それも3年ならいざ知らず1~2年も混じってるんです。
「あっ、こんなとこにパン屋が出来てる」
「ホントだ!寄ってかない?」 路地を挟んでお隣のゲーセンに行こうとしてた学生の一団が友里ちゃんを見て足を止めました。
綺麗な子が、しかも簡単に堕ちてくれそうなバイトが売り子してるとの噂を聞きつけ押しかけたくせに周囲にわざと聞こえるよう素っとん狂な声を張り上げゾロゾロ入ってくるんです。
集団で来て、そのうちのひとりが一番安いパンを1個だけ買って・・・と言おうか随分長い時間をかけ値踏みし?いや させて、その時間を利用してその他大勢が序列順に次々友里ちゃんに 「今日空いてない?」 とか 「住んでるとこ何処?」 とか聞くんです。
耳をそばだてて聴いてると友里ちゃんは近況を散々聞き出された挙句、そろそろ親しくなれたと見るや露骨に
「今空いてない?」 と問い 「今仕事中だから・・・」 と応えると 「何時から休憩?」 とすかさず切り返し 「閉店は〇〇時」 と応えさせると
「今日は何色?」 とあっけらかんとした顔で言い放ち、友里ちゃんこの手のチ〇ポに弱いから生真面目に
「今日はピンク・・・でも・・・どうしてですか?」 などと応えると もう交渉に入り始めるんです。
何故かと言えば、彼らが巣くう学校では一部の女学性はこういったやり方で簡単に堕ちるからでした。
友里ちゃんも相手の男の子を仲間のひとりと思うからか 「溜まっててイタシタイ」 に可哀想だからという気持ちをまじえ応じるようなんです。
「今日は何色?」 にしても彼女からすれば昨夜お泊まりしイタシタから汚したそのまま今朝履き替えないで来てるんじゃないかと疑われることが嫌での発言だったんでしょうが、彼らにしてみれば日々勝負下着に履き替え挑んできてくれる女心と申しましょうか、男と女の勝負事と言う意味において、或いは彼女の今日出来るか出来ないかの体調などなど興味尽きなかったんでしょう。
質 (タチ) が悪いのはパン店にいわゆるナンパ目的で来ており、購入してくれるのはグループに付き従うパシリ独りでその他大勢はいわば種牡馬、胤付け目的で来てるような奴らなんです。
しかもこいつらのやり方の異常さと言いますか誘い出したあと何処でまんまんにありつくか、それが親の出払った自宅であるならまだしも野外が最も多く、次にうわさを聞きつけここに来た理由であるこの店の奥であったり・・・
それをまた、パンを買いに来てくれる周辺の住民 (女性) は自分たちに被害を被らないよう見て見ぬフリする?どころか若い男が絡む胤付けであることに興味を覚え面白がるんです。
第三話のい記事を読んでいただくとお分かりのようにこの商店街の近辺は某高の一部の女生徒の縄張り。 彼女らがウリをやってると噂が絶えない一角で近辺の路地裏は彼女らのモク場兼溜まり場になっていました。
この一角はいつのまにやら世の中で言うところの梲の上がらない連中、或いはおぼこが趣味と言う連中が買いに来る俄かに立ちあっという間に消え去る幻の競り場でした。 そんな場所に爆音を轟かせ一台のシャコタン車が入ってきました。
「なんかウチらに用?」 すごむ女生徒に
「なんやて? 用があるから来てやったんや。 そんでなんぼやお前ら」 ズバリと切り出す
「なんぼや言うて なんぼ持っとんねん」 金あるんやったらウチらまとめて・・・いうか言わないかのうちに万札が1枚舞ったんです。
「へえ~ 御大臣様や」 狂喜する彼女たち。 それもそのはずで、シケた日が続くと2~3千円で数人まとめて買いたたかれるからでした。
梲の上がらない連中にとって親から千円盗みだすのも並大抵の苦労ではありません。
ジベタリアンでパンチラを拝みつつ擦ってもらえれば極上。 それがココの相場でしたが・・・
そうであってもせいぜい万札1枚もあれば たとえ2~3人まとめてでも御の字で買えるので人気があったそう。
面白いのはあぶれることのないよう相互に助け合って (譲る・或いは回す) いたというから驚きですが・・・伊藤博文一枚であってもOKという場合も・・・
通常は交渉が成立すると連れ立って郊外のラブホに消えるんですが、それが男独りに対し女の子は複数であったりし、中には寂れた住宅街の路地裏で彼女らに見張ってもらいつつササッとやってしまう豪のものもいましたから表向きは非難すれど実は他人様の娘である以上興味尽きなく余計見て見ぬ (覗き見してたからこうなるんでしょうが) フリする人たちが増えたと思えるんです。
店の売り上げが順調に伸び始めるとパンを購入するのはそれが生活上必要であり圧倒的に女性が多くなるんですが、そんな女性たちであってもこういった恋愛感情ならぬ手あたり次第まんまんを彷彿とさせるような会話を聞いて止めるどころか面白がると言いますか、その先どうなるんだろうと期待してか覗き目的で来たりするようになるんです。
友里ちゃん 閑散としていた商店街の活気を自分が取り戻したと思うらしくナンパ男の集会所みたいになってるのに良いとこ育ちでこういったことに疎く逆に誇らしげなんです。
先任の艶子さんもきっとそうだったんでしょうが久美も後輩ですから一旦先に上がらせてもらい、閉店後しばらくして様子見に店に舞い戻ってみると、案の定奥の部屋で友里ちゃんが見知らぬ男に・・・を何度か見つけ、その都度けんもほろろに追い出すんですが・・・
しかも彼らは決まって店に対しても有利ちゃんのまんまんにも一見さんで、昼間にちょい様子見に来て場合によっては何がしかを買い、ついでに友里ちゃん相手にこっそり情報を仕入れこの時間友里ちゃんが店じまいで奥の部屋から出てくるのを待って押し戻しコトに及んでいたんです。
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