淫乱奥様をモノにするなら告りは禁物

「沙織ちゃんって言ったっけ、誰かと付き合ってんの?」 早速下調べを始める男
「ふふ~ん、当ててごらん」 意味深な返事を返す沙織さん
ここに集まって来た複数の男女は今日開かれているのが婚活でないことぐらいとっくに承知している。 しかし男たちにとってこの後デートを続けてくれるのか知りたいのだ。
彼女が言いたかったのは付き合ってる彼がいようがいまいが要するにこれから始まるパーティーで目的に沿ったデートをしたいのかしたくないのか、が肝心なんです。
お見合い会場となったキャンプ場の管理室、間に合わせに雰囲気だけは整えているものの実は不景気で倒産の憂き目にあい管財人である弁護士が多少でも儲けになるならと思いついて開いた、いわば〇〇マダムを集めての有料アレパーティーなんです。
「あっ、いやその・・・実はバツイチが長く、今度こそ誰か見つけてと・・・」 @恋活・婚活マッチン・・・で今度こそ素敵なお相手をと大枚はたきパーティー参加を申し込んだと言います。 ごくごく普通の家庭を築きたいが為です。
ところがパーティーが開始されしばらくすると沙織さんのように周囲の男性の熱気に押されくぱーしちゃう女性が現れ思考が乱れたんです。
このようなパーティーはどこでも会員制。 然るに長期会員でいてくれればくれるだけ管財人は儲かり彼女たちも懐が潤う・・・筈だったんですが・・・
ここでのお見合いと言うのは複数人といきなり羽目合ってその中から最終的に好みの誰かを選んで長期にわたって付き合う、女性たちにとってそれが問題だったんです。 沙織さんが問うたのも管財人である弁護士た言いたかったのと同じで、硬くならないで気楽に突き合い味見をし、気になるならその後も場所を変えて突き合えば良いと言うものでしたが・・・
もちろん参加者の女性の中にはプレゼントをどれだけ確保するか、長期にわたってどれだけ出資してくれるかに賭けてきている人も少なくありません。
羽目を許可するにはこれらをクリアしなければならず、相当数デートも必要です。 デートしているうちにお相手の女性が沙織さんのように実は既婚と分ったりしますが、最終的には阿吽の呼吸の中で羽目に進み心と体のマッチングによりNTRもあるわけです。
反面、沙織さんのように気が合った段階で羽目に進み、具合が良すぎて離れられなくなれば周囲に対し 「今彼と付き合ってる」 などと紹介することで特別な関係を確認する。 こういったやり方を好む女性も少なからずいたんです。
それと知らずカチンコチンに凝り固まって告らねばと、それだけのために右往左往されては場がしらけ、期待してきた女性は諦めて去っていきます。 というのもそもそも貞操観念と言うものが現代では通用しなくなってるんです。 その日のうちに何本こなそうが翌日には処女であると言うのが常識なんです。
既婚・未婚で言うところの法的概念よりその場その場の空気を読み、それにいかに対処するかで末永く付き合えるか、羽目の許可を長期にわたって得られるかが決まる。 それが今風の女性へのアプローチなんだとか。
「僕と付き合ってくれますか?」 などと野暮な言葉を投げかけるんじゃなく、今日これから何をして過ごすか、パーティーで彼女に何を語り掛け何杯お酒を薦めることが出来るかでお持ち帰りが出来るか同棲・結婚出来るか決まるそうです。
ただし断っておきますが、若い女性ほど、いや、今風の思考の持ち主である女性ほどこういったことを怠れば他の男に逃げてゆくということを肝に命じてお付き合いを。
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