奥歯にモノが挟まったような夫婦関係 ~躰にお金をかける妻~
高卒で勤め始めてからというものひっきりなしに男に言い寄られ、次から次へと関係を持って行った留美も三十路を前にして何故だかパタリと声がかからなくなったんです。
それまでもどちらかというと己をきれいに魅せる為にはお金を掛けて来た留美が、この頃から宵越しのお金は持たないという風に金戦意だらしなくなっていったんです。
会社の寮を出て最初のコーポに住んでいる間はそれでも母の久美の言うことを聞いて少しは貯蓄をしていたものが、池田市のコーポに移ってからは目が届かないことを良いことにその貯めた貯蓄を切り崩してまできれいになることに執念を燃やしていったのです。
最初に住んだコーポでは管理人兼経営者のおばあさんが口うるさく男を部屋に呼び寄せることが出来ませんでしたが、池田市に移ってからしばらく、女の部分の淋しさを埋める為頻繁に男を誘い込むようになっていったのです。
アラサー (アラウンドサーティ around thirty) になってからというもの、それまで幾多の男が付き合いと結婚を申し込んでくれていたのに全て袖にし、しかし同窓にまで負けたような気になって留美の中の結婚願望が急速にい芽生え、それと共に子供が欲しくなり招いてもらえることもあって頻繁に同じ職場を退職していった同窓で友達でもある〇×子宅に出入りしてたんです。
努めている頃は実につまらない職場を 『この程度の会社』 と一笑に付し意気揚々出て行ったものの高卒では更に良い職場どころか正職さえ見つからないありさま。 そのことを元同僚の彼女は誰かれ構わずことあるごとにグチり、ご主人はその彼女を取りなす為苦労をしておられ、いつしか留美は友達だけじゃなくご主人の相談役になってしまい、ついついLINEでやり取りするようになり、外で出逢うようになり・・・
出張名目で会社を休み近くに来てくれた親友のご主人を留美得意の快楽目的で部屋に招き入れるようになって躰の関係に発展していったようなんです。
留美は高校時代から上戸彩似で通っていましたので普通なら留美の方ではなく友達の旦那の方が夢中になるはずなのに、何故か種付けプレスに誘ったのも留美なら幾度か関係を持つに至り親友の旦那の邦画ではなく留美の方がむしろ積極的に後追いを始めたようなんです。
繁華街でもないごく普通の住宅街をそういった出で立ちの女性が潜むように歩いていれば目立つに決まってます。 ご主人、妻の親友とはいえきれいな留美に種付けプレスをやりたく、いつになくソワソワしたんでしょう。 とうとうなぜ留美が今頃この辺りをうろつくか問い詰められ白状し離婚・絶交となったわけですが・・・
親友の旦那は懲りて反省したものの留美は懲りなかったんでしょう。 負けじ魂に拍車がかかったみたいに男漁りが始まっちゃったんです。
その反動がモロに衣服と特に美容の方に傾倒していったようなんです。 例えば美容院。 カットとパーマ、毛染めにそれぞれ別々の店に出入りする女性ってどれぐらい存在するでしょう。
エステも含めると、普通の店員の給料で間に合うはずがありません。 それを補うためにもチ〇ポの数を増やさねばならなかったんです。
SNSを駆使して呼び寄せるなどということまでもやっていたようなんです。
それでいてちゃんとストッパー的存在の和樹さんをキープしとくところなど末恐ろしいと言わざるを得ません。 それが実の母から嫌われる原因でもあったんです。
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。