人妻絵里を壁ドンしスカートの中に潜り込みクンニリングスを施す 後篇

引っ越す前と後とでは同じように生活しようにも慣れるまでは何かと勝手が違ってくる
ちゃんと整理して送ったはずの細々したものが思いがけず行方不明になったりする。
そのたびに家中探し回り、見つからないとなると時には買い出しも必要となる。
絵里さん一家の場合、すべて妻であり母である絵里さんに家族全員が責任を擦り付け血相を変えて叱責したが、何が見つからなくて怒っているのかそれを今回についてだけは夫の慎児さんは頑として言わなかった。
どうあがいても見つからないと知って慎児さんは朝食も摂らず 「見つからなかったらお前のせいだからな」 と捨て台詞を吐いて家を出てしまった。
絵里さんはこの転勤と引越しの話しが決まってからというもの日夜休みなく立ち働いていた。
もう心身ともに限界に達していた。
それでも、夫 慎児さんの出世にかかわることならどんなことをしてでもと一心不乱に探した。 探しつかれ引っ越してきたあの日のことを昼食を摂るのも忘れぼんやりと考えていた。
疲れ切った頭に浮かんできたのは絵里さんのために徹夜してまで片付けてくれた卓也の顔だった。
「何かあったら連絡ください」 と、住所氏名に電話番号も添え書いてあったのを思い出した。
急いで電話しようとして、今はまだ勤務時間であることに気が付いた。 個人のことで会社に迷惑はかけられない。
それ以上に、絵里さんや絵里さん宅の電話を使えばその明細を見た夫が何処に何の用で掛けたか必ず聞いてくる。
今朝ほど一家上げての騒ぎを起こした直後である。
子供はこの両親を嫌ってたまたま春休みでもあったため夫の実家に朝から今夜は帰らないとメモを残して出かけていて、別段夜遅く帰っても誰も自宅で待つ者はいなく適当に何か口に入れ寝るだけ。 そう思うと気が少し楽になった。
卓也は深夜に近くなって疲れ果てて帰ってきた。
帰りがけ、近くのコンビニで弁当を買ってきて何時も通りそれをテレビを観ながら食べ、食べ終わると片付けもそこそこに寝るつもりだったようだ。
卓也はアパートの部屋の鍵を開けようとして後ろに誰かの気配を感じ振り向いて驚いた。
「あっ、 奥様じゃないですか。 どうしたんですか? こんな夜更けに」
幽霊でも出たかと思った。
それほどに、まるで自殺でもしようかという淋しさが彼女の全身を覆っていた。
「ごめんなさい、 その節はお世話になりながらお礼もできず・・・」
「えっ、そのためにこんな時間まで? いやだなー それなら電話いただいてたら・・・」
「いえっ、そうじゃないんです。 それもあるんですが、探し物をしてて・・・」
「まっ、とにかく外での立ち話しもなんですから・・ とりあえず汚い部屋ですがお入りになりませんか?」
「ごめんさない、 ご迷惑じゃなかったら・・」
「迷惑なもんか。 大歓迎です!」
卓也の元気な声とは裏腹に絵里さんの顔に驚きと戸惑いが走った。
「すみません、 人の奥さんに向かって変なこと言って・・ でも、これ本気です。 入っていただけませんか?」
一気にまくしたてた卓也に、初めて絵里さんの緊張し切った頬がかすかに緩んだ。
部屋は狭かった。
独身で、しかも新入社員の身分では1Kが精いっぱいで4畳半の部屋には万年床と小さな座卓が置いてあり、その上に細々したものが並べられ更にその片隅にパソコンが置いてあってそれをテレビ代わりに見ているという。
卓也は絵里さんのために寝具を脇にどけ、押し入れから座布団を出して勧め自身はお茶の用意に台所に立った。
「一体何があったんですか?」
キッチンでお茶を淹れながら奥の部屋の絵里さんの様子を首を伸ばし伺った
「それが・・ わたしにも分らないんですが・・うちの人ったら何か大事なものをなくしてしまったような慌てようで・・・」
「それをご主人はおっしゃらないんですか?」
「ごめんんさない、何か言われたかもしれないけど・・・ ぼんやりしてて気づかなくて・・」
「それは大変でしたね。 何かお役にってばいいけど・・ 普段ご主人はどんな・・・」
言いかけて卓也は言葉を飲み込んだ。
それは引っ越しの時に状況を考えれば誰にでもわかることだった。
ただ、わからないことがひとつだけあった。 それはなぜ自分だけが引っ越し作業をさせられたか。 それであった。
卓也は思いついて電話を取った。
かけた相手は同窓入社の女子社員で大学時代からの友達、今部長秘書をしている茜だった。
「おう、 悪いなこんな時間に、 今ちょっといいかい?」
「うん、 珍しいわね。 卓也が電話くれるなんて、さてはわたしを口説くため?」
「あっ うん、 まぁそれもあるが、他にもちょっと・・・」
「わかってる。 どうせ部長のお妾なんて口説く卓也じゃないもんね。 でっ なに?」
「実はつい最近引っ越しに駆り出された件なんだけど・・・」
そこまで言いかけた卓也に茜の明快な回答が返ってきた。
「うん、 実はね。 あれってわたしのアイデアなの」
「えっ、 なんで?」
「うん、 そこで誰かこの電話聴いてない?」
絵里さんが素知らぬ顔をしながらも相手が女の子と知って陰りを秘め聴いていたが卓也は誰もいないと誤魔化した。
「今会社で公金横領の調査が始まってるの。 そう、つまりその対象があの係長。 そして黒幕が上司の女課長」
更にこうも付け加えた。
「会社の売り上げを横流しし、その責任を係長に押し付け身動きできなくするために不倫まで」
「そうか・・、それでわかった。 ありがとう。」
卓也は電話を切って絵里さんを見た。
生活のためとはいえ諦めきった人妻がそこにいた。
「奥様、 いや絵里さん、やっとわかったよ。 その荷物とやらは会社の上司連中が運送屋の車から奪って・・」
会社に持ち帰り、今動かぬ証拠をつかむため調査中だろうと。
だから引っ越しトラックの脇に来ていたにもかかわらず、段ボールを運び上げるのは卓也に任せ目的のモノを見つけると引き上げていったんだと。
「夫は捕まるんですか?」
「それはわかりません。 ですが恐らく主犯の課長と係長は逃避行の真っ最中で会社からの追手はまだ・・」
絵里さんは立ち上がると凝然として外を見た。
これまで何年も我慢し続け、築き上げてきた家庭が崩壊していく姿が闇夜に浮かび上がったような気がしてわけもなく涙が頬を伝った。
毅然と立っていたつもりの足元が揺らいで倒れそうになった絵里さんを卓也がしっかりと受け止めた。
迷惑をかけたから帰りますという絵里さんを必死に抱き留め引き戻していた。
倒れそうになりながらも抵抗する絵里さんに、卓也は土下座して帰るのを引き留めていた。
「もうこれ以上迷惑はかけられません」
「どうして迷惑なんですか? どうして俺の言うことを聞いてくれないんですか?」
引き留めの哀願の言葉が説教に変わっていて卓也はハッとした。
絵里さんの顔に恐怖と焦燥が走ったように見えた。
ええい ままよと。卓也は妄想で眠れない夜を過ごしたそれを、猛然と絵里さん相手に実行に移していた。
卓也から逃れ帰ろうと部屋の隅の壁に寄りかかる絵里さんの足元を伝ってスカートの裾に潜り込み秘部に顔を埋めた。
絵里さんは慌ててスカートを押さえて拒んだが卓也はひるまなかった。
両手で膝を押さえると遮二無二秘部に鼻づらを押しつけ花芯を目指し香りの元を探し出した。
絵里さんは卓也の愛撫を受けながら必死に壁伝いに移動し窓枠にしがみついて湧き上がる愛しさに耐えていた。
卓也の舌先がパンティーの脇から花芯を捉え潤みを導き出そうと蠢いている。
もうパンティーが脇にどかされ秘部が剥き出しになるのも時間の問題と思われたときになってわなないていた絵里さんの膝が砕け卓也の顔面に向かって絵里さんが崩れ堕ちた。
その夜の卓也は決して絵里さんに挿入しなかった。
何度も何度もクンニリングスを繰り返した。
絵里さんが自分の意志で卓也の顔面を跨ぎ、卓也の股間から怒張し切った亀頭を引き出し口に含むまで責め立てた。
卓也が下にもぐって逸物を反り返らせ魅せ付け、或いは仰臥しつつ開脚で応じてくれている絵里さんへのクンニ。
壁ドンさせたままパンティーを占領するとそれを脇にどけ舌先を這わせ、それに屈し顔面騎乗して来た絵里さんのパンティーを引き裂いて邪魔な布きれをどかし丁寧に女性器全体の形を覚えるべく唇と舌で愛撫しつつワレメに沿って舐めあげ陰唇を開かせようと上下左右に舌を這わせた
陰唇の外側を責めるかと思えば中と、自在に這いずりまわりそれでも開かないと見るや小陰唇を軽く噛んでやった。
開き始めて陰核の勃起が始まると周囲をなぞるように舌を這わせ、時には舌先で弾き、勃起が頂点に達するとそれを吸ってやった。 何度も何度も
尿道口も舌先で責め立て、やがて恥骨が何度もしゃくりあげるのを身体を重ね乳首を吸い太腿をワレメにあてがい怒張を陰核に押し当て押さえ込んでやった。
そうしている間にも腋の汗から発する香りもすべて舐め取った。
残るは蜜壺から滲み出るスキーン腺だけだったが決して指や先走りが始まった亀頭を挿し込まなかった。
卓也もこれまでの絵里さんと同じように耐えに耐えた。
絵里さんの方から要求があって差し迫り耐えかねたときに絵里さんの手により入れさせてみたかった。
「ああっ いいいっ・・・ こんなことあの子にしてたの? ・・・もうしないって誓える? ねっ・・・ お願い」
絵里さんは明け方になり火となって卓也を襲った。
自我を内に秘め我慢に我慢を重ねた。 それが一気に爆発し解放された瞬間だった。 絵里さんの意志で顔面騎乗が始まったのだ。
夫 慎児さんの行方は杳として知れない。 数か月後、横領事件は未解決のまま迷宮入りと決定した。
追手をかけたが既に遅く、両人とも海外に高飛びした後でどこに行ったかとんと不明だった。
事件を知った慎児さんの実家も夜逃げでもしたのか蛻の殻で泊りに行っていた筈の絵里さんの子供たちの行方も分からなかった。
その同じころ、帰宅を急ぐ卓也の顔がコンビニではなく近くのスーパーにあった。
僅かばかりの食材を買い込むと真っすぐ家路に急いでいる。
「お帰りなさい卓ちゃん。ご飯出来てるわよ。」
勢い良く開けた玄関の奥から、明るい絵里さんの声が聞こえた。
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Shyrock様からの投稿を読んでつくづく思います。
官能小説は様々あれどほぼほぼ現実にそう文体であり感心させられます。
流れが良いんですよ。 目をつむっていても情景が浮かんでくるような気がするんです。
知佳のブログの中で「美貌録」だけアクセスが伸びず対策にブロ友をと探し回りましたが現実の世界とはまるでそぐわない文章の羅列、あれを見る限りこのような文を愛読する人たちって余程世の中に対し不平不満を抱いてると思えて仕方がありません。
しかもその手の小説の方が圧倒的に人気を博している当たり書く方としても考えさせられます。 一般小説を読む人と官能小説とでは計り知れないほど隔たりがあるんですね。
探す方面と探す手法を考え直します。