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老いらくの恋 ~奔放過ぎる妻~

欲しくてすがりつく聡美 あの日の情事以来時々メールはするものの聡美からは何の返事も来なかった。
余程電話をかけようとも思ったが聡美もそれなりに忙しい身、生活の邪魔だけはしたくなくてそれもやめた。
お互いの意思がはっきりし、安心しきったのか。もう半年以上休みを取って帰ってきてくれることもない日々が続いた。

最初は悔やんだり諦めたりもしたが、それも絵の制作に没頭するうちにいつしか忘れはじめていた。
そんな日の午後、突如康祐の携帯が鳴った。
聡美からだった。驚きとともに心が躍った。

仕事が立て込んで休みが取れなかったが、季節外れの夏休みをくれたから帰る。迎えを頼めないかというものだった。
もちろんOKだった。
バス停で出迎えた。「久しぶりだな、元気そうでよかった」

「ごめんね、あれから職場の後輩が何人か辞めてしまって、新入社員教育に連日駆り出され暇がとれなくて・・・」
「わかってたよ。お疲れ様」
母の弥和が多分話してくれていたとおもうのだが康祐の耳には入らなかった。本当は逢いたくて、声が聴きたくてしょげ返っていたことを敢えて聡美には言わなかった。

迎えを電話で直接頼んできたのは、相変わらず母親が体調不良で精神が不安定になり帰る連絡を入れかねていたからだと聡美はいう。
その言い訳を康祐は素直に受け止めた。
今回休みに合わせて急に帰ってきてくれたのも、夫婦性活の真似事をしたかったからだと思うことにした。

聡美は母に遠慮してか今回はホテルに予約を入れ実家に泊まらなかった。
休みも滞在3日間と土日を含め僅か2日の有休を取っただけでとんぼ返りし、計5日間の休み明けには仕事が終わってからの新人教育が深夜勤帯にかけて行われる計画だと言った。
つまり、このわずか3日間が聡美にとって受胎可能な日だと、これしかチャンスが取れなかったと康祐に暗に告げてくれていた。

仕事が終わってすぐに駆けつけたという聡美はホテルに入るなりシャワーを浴び、備え付けのバスローブを身に着けた。
一見し8ただけで随分変わったなと思った。
職場でお局様と陰口をたたかれ、憔悴していた顔つきもふっくらとし、肌艶もよく婚約したという女の自信に満ち溢れているかに見えた。

「ちょっと見ない間に一段ときれいになったな」
「えっ、それってお世辞? ・・でもうれしい!」
聡美は素直に微笑んでバッグから数枚の写真を取り出して見せてくれた。

自撮りもあったが、多くは友達に頼んで写してもらったという。
「へえ~、こんな部屋に住んでるんだ… んで休みはこんな場所に出かけるんだね」
「休みに出かけたんじゃないよ。お昼の休憩時間に無理に誘い出し、食事に行った先で撮ってもらったの」

ソファーで聡美に寄り添い写真を見ながらシャワーを終えた女の香りを肌身に感じ昂ぶりを覚え始めていた。
だがショートサイズのバスローブからのぞく胸のふくらみや足を組んで座った太腿のあたりまでもが妙に気にかかる。
「こんな角度からみる聡美はなんだか妖艶に見えるね」欲しくてたまらず、つい本音が口を突いて出た。

「ふふっ、お待たせしてる間我慢できなかったんだ。浮気しなかった?」
「…馬鹿なことを言うな」怒鳴りはしたが図星だった。聡美から返事が来ず、深夜に知り合いの女から誘われた夜は正直迷った。忘れかけていた女の良さを聡美が思い起こさせ、艶めいた声で同じオンナという艶めいた何かに誘われるともう、怒張が始まって困った。
「ホントにそうかな…」敏感に感じ取った聡美の目がチラチラと康祐の下半身に注がれる。それを隠そうと康祐は康祐で躍起になって写真の話題に触れようとする。

聡美の右手が康祐の左膝を這い、豊かな胸のふくらみを押し付けるように身体を持たせかけてきた。
その格好でシャツのボタンをひとつ、またひとつと外していく。
「お、おい」

「ふふっ、まだ早すぎるのとでも言うつもりなの?」
駅に迎えに行ったとはいえそこから先は運転中で、ホテルに着いたら肝心の聡美はさっさとシャワー室に消えてしまったからまじまじと彼女を観察できた時間と言えばものの数分。前回の失敗を払拭し汚名挽回するにはいささか心の準備が出来ていなかった。
「康祐さんとは婚約したっていうより遠距離だけど籍を入れたも同然の、いわば夫婦でしょ?」

まさかのことを簡単に言い切ってくれる。うれしいような、それでいて責任感が重くのしかかってくるような気がした。
上着をスルリと頭越しに抜き取られた。
ズボンに手がかかり、押し下げられる。

トランクスの縁から僅かに肉茎が頭をもたげ聡美目掛け顔をのぞかせていた。
前にしゃがみ込んだ聡美は康祐を見上げ、にこっと笑った。
おもむろに銜え込んでくる。

口だけで肉径を頬張り、ゆるやかに顔を振りながらバスローブの紐をほどいて肩から落とした。
するりとおちていくはなから、なだらかな肩がこぼれでる。
上から見ただけでも乳房や乳輪が豊かになっているのがわかる。

聡美は徐々に康祐の両足を押し広げ身体を割り込ませ両手で腰を撫で廻しながら肉径を唇と舌でしごいてくる。
腰がとろけていくような快美感の中で、不意に強い欲望が湧きあがった。
前回帰ってきたときより幾分長くなり、染め色も本来彼女が持つ自然色の濃い黒に近くなった頭髪を掴んで顔を固定し、腰を振って分身をぐいぐいと打ち込んだ。

「ぅうううっ」
辛そうに眉根を寄せながら聡美は懸命にこらえている。
久しぶりに会った新妻になぜこんなことをしているのかわからなくなった。

実家を離れ都会で一人暮らししている間に関係を持った漢達への嫉妬か、それとも自分のものになった聡美という女への安心感か。
猛烈に押し込んでおいて顔を引き剥がす。
肩で息をしながら咳き込む聡美に「ごめん、悪かった」康祐は素直に謝った。

「ううん、いいの。康祐さん、この前は大人しすぎて出せなかったでしょ? 漢の人ってこんなことあるんじゃないかって・・・ひとりっきりになったときちょっと勉強しちゃった。ねえ、ベッドに行かない?」
康祐がベッドのふちに腰を下ろすと聡美が身体を寄せてきた。
何をするのかと見ていると、盛んに胸を押し付け左右の乳房で屹立を挟み込もうとしている。

「お、おいおい」
「会えなかった間の分、今日うから3日間、たっぷり味わってもらうの」
はにかむように言って、聡美は肉棹を深く双乳の谷間に迎え入れた。

左右から乳房を押してギュッ、ギュッと揉み込んでくる。
ぬめるような乳肌がまとわりついてくる。
ソープならいざ知らず、妻とは言え素人にパイズリなどされたのは初めてだった。

己の分身を擦られるのは気分がいいが、これを最初に聡美にさせた漢との情交を思うと怒りが込み上げてくる。近くで暮らせないだけに心配で胸が張り裂けそうになる。欲情してしまい自分を深夜に誘おうとした時のようにその時もその漢を聡美の方から誘ったことだろう。そしてこれを覚えた。その情景や行為を連想し異様に昴まった。
「ふふっ、大きくなってきた。康祐ったら変な妄想してたんでしょ?」
懸命に奉仕してくれる聡美を見つめる目がギラついていたことを悟られたような気がして康祐は慌てて目をそらせた。

「違った?」
からかうように言うと聡美は乳房の間からにょっきりと顔を出した亀頭を舐めてきた。
「うふふっ、先端から甘い液が出てきた」

微笑んで、今度は亀頭冠まで咥え、顔を上下に打ち振る。
「おおおぅぅ、むむ・・・」
たまらなくなって康祐はベッドに両手を突き腰をせりあげた。

下腹部に柔らかくまとわりつく乳肌と、ほどよく温かい口腔の粘膜に包まれ苦悩から至上の愉悦に変わった。
亀頭を舐めながら見上げる聡美の表情が、亀頭が充血しカリ首をもたげ変貌するにつれ、やさしさから妖艶さに変わっていた。
「聡美・・」
「うん」

「あっ、いや。なんでもない」
打ち込みたくなって聡美の腋に手を伸ばし、抱え上げるようにしながら後ろを振り向くとベッドの枕元が全面鏡張りになっているのに気付いた。
「ここに上がって…」

腕を引いてベッド上で四つん這いにさせた。
背後から乳房を揉みしだく。
乳白の女体と浅黒い康祐の身体が獣の交尾状態で重なって鏡に映っている。

真っ白な臀部を鷲掴みにし、打ち据えてとば口を割って先走りが始まった切っ先を挿し込もうと構えている姿が隠しようもなく映っている。
「ぁあああ、ダメ、待って。これ恥ずかしい・・」
聡美が目を伏せて腰をくねらせた。夫婦性活を始める最初の儀式、交尾の体形が明るい照明の下映し出され、あからさますぎて神聖と言うより卑猥に思えたのだろう。

「見るんだ。ちゃんと繋がった瞬間を!」
おずおずと視線を上げた聡美だったが耐え切れず、恥ずかしさのあまり顔を伏せた。
いきり立った棹で聡美の潤んだ部分を軽く撫でてやると、やがて意を決したのか顔をあげ視線をとどめて魅入られたように鏡に映ったもうひとりの自分と向き合った。

康祐は右手を臀部から滑らせるように聡美の下半身に移動させ翳りの底をいじった。
乳房を先に亀頭で痛めつけられ、今度はまた下腹部をいたぶられ、聡美は「ああ・・」と艶めかしく喘ぎ腰を揺する。
「いやらしい表情だよ、聡美。そんな顔ができるほどここを使われてたのか?」

「そんなことない、こんなの初めて…だから…」
恥じらいの表情を全身に浮かべ聡美は顔を伏せ・・しかしさらに腰を上に突き出した。
「聡美は思った以上にスケベだな」

図星だったようで、康祐に悟られまいとそれまで誘い続けた動きがこれで止まった。
だが、この言葉が聡美に過去の漢との情交を思い出させたのか下腹部は正直に反応し始め潤みが一気に増していった。
康祐は仇を討ちたかった。どこが一番弄られ感受性が高くなっているのか、尚も棹の先端で翳りをなぞった。

なぞりながら聡美の反応を見、ここぞと思う点に行き当たるとその都度「こうされたのか?」と聞いた
聡美は強くかぶりを振った。「早く!入れてちょうだい。お願いだから・・」
聞かなかったふりをした。康祐はなおも翳りの奥底の漢の正体を見極めようと亀頭先端で探る。その間にも指の腹で乳首を責め、舌を背中の窪に這わせた。ただ唯一、下腹部だけは亀頭をあくまで使った。

亀頭冠が幾度か陰核周囲を弄ぶうちに聡美の身体がガクガクと戦慄を始めた。
「あん、ダメ・・・そこは。お願い止めて!」
みるみるうちに亀頭冠に引っかかるがごとく陰核が尖りクッキリと形作った。もうどう間違ってもそれが膨らみきった陰核に間違いはないようがないほど盛り上がってしまっていた。腹部は波打ち、目の前の臀部はピンクに染まってビクンビクンと震え陰唇は先ほどから盛んに棹を舐る。熟し切った女の苑がいつものように漢の挿入を待ちわびて悶えている。

「こうされながら逝かされてたんだな?」堪えかねた聡美が頷いた。陰核を執拗に亀頭冠で弄ばれ逝かされていた。康祐の下腹部はかつての漢と絡み合ったの妄想で乱れ逝ききった聡美の花弁から溢れ出た液を擦りつけられヌルヌルになってしまっている。

 欲しくてすがりつく聡美を、嵩にかかって極太の逸物の亀頭冠で陰核を責め立て、聡美が逝ききるまで挿入してくれず、終われば終わったで弱みに付け込まれ小遣いを要求され続けたと正直に吐いた。
「ごめんなさい・・・ 怒るよね、こんな女」康祐は先ほどから亀頭の先端を花弁の入り口にピタリと押し付け告白を聞き入った。この機会を逃しはしない。それならなおのこと、過去なのかつい昨日までのことなのかわからないが聡美を辱めた漢からこの際奪い返してやろうと思った。

「康祐さんがこんな格好させるから…」
聡美のふしだらさを非難しながら、それをあえてこんな場所で征服しつつ吐かせる自分に満足していた。
乳房を掴み聡美の上体を引き上げると腰を後ろに引き寄せ、突き出された双臀の隙間に先ほどから添えていた屹立を一気に沈み込ませる。

「うっ、はあぁぁぁ・・」
シーツを引きむしるようにしながら聡美は上体をのけぞらせた。
尻が上向いて奥深く挿し込みを要求してくる。

ふたりとも逝きそうになる、間一髪の線上にいてかろうじて踏みとどまっていた。
射出が近い、その十分すぎるほど腫れあがった怒張を慎重に斜め下から上に突き上げるように挿し込んでは引き抜いた。早すぎる射精は聡美を漢の元に引き戻す結果につながる。なにがなんでも聡美の肝心な部分を探し出しそうなる前に胤を注ぎ込みたかった。
背中をしならせた女の後ろに康祐が映っていた。

繭は白髪が混じり輪郭さえ不明瞭になっている。それ以上に、聡美を好きになった頃の自分はボディービルで鍛え上げた筋肉が自慢だったのに、今は弛み見る影もない。
その老人が適齢期をわずかに過ぎたとはいえモデルの美女の膣を突き上げている。
自信を持て、今日こそ聡美が待ちかねている胤を奥深く送り届けるんだと熱い血潮が腹の底からうねり上がってきていた。

全身をできる限り密着させるべく背中に覆いかぶさり腹部に手を廻し掻き抱き身体を九の字に曲げてストロークのピッチを上げていく。
「あん、あん、あああ・・・」
聡美の洩らす喘ぎが部屋中に響き渡った。その時だった、聡美の膣の奥深くに変化が起こった。先ほどまでなかったコリコリした突起が現れ、それに向かってしきりに肉球が棹を引っ張り込み始めた。

母のいる実家での逢瀬と違い、誰に聞かれることもなく声が出せる。開放感の喜びの中、康祐と繋がり胤を貰い受けに来ていた。
腰を強く聡美の壺に打ち付けるたびに皺袋がどこかにぶつかる気配がした。聡美の律動からそれがどうやら陰核と見当をつけた。
「聡美、さ・と・み・・」
「・・康祐さん、逝きそう・・はやく・・・お願い出して!!」

手を伸ばし掻き抱く乳房の先端の蕾がこれまでになく尖って放出を待ってくれている。
その感触を確かめたとき、陰嚢がギュッと縮み上がり精管を搾り上げたと思う間もなく熱いマグマが駆け上がってくる気配を感じた。
(出してやる。今度こそ聡美の中に飛沫かせ、孕ませてやるんだ)

腰を掴み直し、のけぞりながら反動をつけ一撃を叩き込んだ。
「あっ、ぁあああぁぁぁ、ちょうだい・・」
「受け取れ!聡美」

腰の軋みも忘れてぱんぱんと全力で怒張を叩き込んだ。
「あっ、あっ・・・イクぅ」
「おおおぅ・・」

もはや中途で洩らすわけにはいかないと最深部に亀頭を送り込んだまま子宮頚部をねじりあげたときに濁液がしぶいた。
ツーンとした射精感の中で中折れ前に最後の突き入れを子宮目掛けて行っていた。
蕩けた肉球が痙攣を繰り返しながらしきりに分身を締め付け奥に引っ張り込もうとしてくれていた。

分身の中に残った一滴までも奥に呼び込み外に漏らすまいと裏筋をヌメヌメとなぞってくる。
(これだ、聡美のこれが欲しかったんだ。)
全身にしびれが走り腰が疲れと興奮のため震えている。

昇りつめた聡美が四つん這いを保てなくなり崩れ落ちた。
しゃがんで上向きにしてやると、残滓を称えた目を向けてきた。
目の端に、聡美の花弁から流れ落ちる白濁を見た。

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